昨日、
北朝鮮が発射した弾道ミサイルに関して。
本日、
北の将軍サマが御用メディアを使い、
大本営発表を出しました。
ということで
関連するニュース記事にブックマークを付けました。
・
・
・
いやぁ、
さっそく出してきましたね。
北朝鮮にとっては
『切り札』とも言える弾道ミサイル行使ですから。
必ず
大々的にアピールしてくるだろう、
と思っていましたけど。
今回は
発射シーンの動画付きです。
なんでも、
今回発射したのは、
新型『火星18』大陸間弾道ミサイルだそうで、
これまでの
液体燃料を使用していた『火星17』とは異なり、
固体燃料を使用しているのだとか。
これは
公開されたミサイル発射動画の中に映っている
上昇時の噴射炎を見ると、
煙が裾広がりの三角形になっている、
これが
固体燃料の特徴だそうで。
液体燃料を使った場合は、
噴射炎が直線状に伸びて左右には拡がっていかないのだとか。
公開された動画に映っているミサイルは、噴射炎が拡がっているから
固形燃料式で間違いないだろう、
というのが
おもだった専門家の見解でした。
・
・
・
ついに来ましたねぇ。
今年2月に行われた軍事パレードで
お披露目を済ませていた『火星18』大陸間弾道ミサイル。
そのときは、
トレーラーに載せられて飾ってあるだけでしたけど。
今回、
ついに実動しましたね。
ただ、
飛翔距離的には
外見から予想される能力よりも短かったそうで。
おそらく、
まだ開発途上なのだろう、
今回は
ひとまず予定通り飛翔するかどうか
基本的な試験だったのではないか、
という分析が出ています。
ただ、
この飛翔距離については、
これから
どんどん伸ばしてくるそうで。
北海道を飛び越えて
アメリカまで届く性能を確実に獲得するだろう、
と見られています。
問題は
それがいつになるのか……ですが。
今のところ、
不明です。
情報が出たばかりで。
判断材料が何もないに等しい状況ですからねぇ。
こればかりは
仕方が無い。
・
・
・
そして、
日本人にとって非常に困るのは、
従来の液体燃料式とは異なり、
事前準備の兆候を把握するのが難しいので。
発射予測がしづらく、
そのため、
今回のJアラートのように
発射後に警報を出して対応するしかない、という
後手後手の対応を強いられる状況が増えるだろう、
と。
これ、
事前に入手できる情報が
これまでに比べて格段に減少するので。
予測できる範囲が狭まり、
ほとんど
発射後の飛翔軌跡を見て短時間で判別するしかない、
という。
なので、
この先は
今回みたいな
北海道に
突然
空襲警報が発令されたような
ドタバタが増える事になりますねぇ。
マジで
勘弁して欲しいなぁ……
いよいよ
北朝鮮の暴挙が
日本人の日常生活を破壊するレベルになりました。
日本人はその現実をどう受け止めて対応するのか、
真剣に考え答えを出さなければなりません。
固体燃料式の新型ICBM「火星18」 13日に発射=北メディア
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」の発射実験を13日に実施したと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が発射を視察した。
周辺国の安全に影響を及ぼさなかったとした上で、分離されたミサイルの1段目は東部・咸鏡南道の虎島半島沖10キロの海上、2段目は北東部・咸鏡北道の東335キロの海上にそれぞれ落下したと説明した。
金正恩氏は「火星18の開発は戦略的抑止力の構成を大きく再編させた」とし、「核反撃体制の効用を急進展させ、攻勢的な軍事戦略の実用性を変革させた」と評価した。液体燃料式より発射準備にかかる時間が大幅に短縮できる固体燃料式ICBMの特性を踏まえた発言とみられる。
また「敵たちにさらに明白な安全保障危機を体感させ、つまらない思考と妄動を断念するまで新たな致命的かつ攻勢的な対応を加える」と警告した。
韓国軍合同参謀本部は13日、北朝鮮が同日朝に平壌付近から朝鮮半島東の東海に向けて中距離級以上の新型弾道ミサイル1発を発射したと発表していた。
北朝鮮が発射実験「火星18型」 韓国国防省“開発は中間段階”
2023年4月14日 19時19分北朝鮮が13日に発射実験を行ったとする、固体燃料式の新型ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星18型」について、韓国国防省は、開発は中間段階だとの分析を示しました。一方で専門家からは、北朝鮮が今後、発射実験を繰り返しながら、アメリカ全土への攻撃能力を誇示するとの見方が出ています。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の立ち会いのもと、13日、固体燃料式の新型ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星18型」の初めての発射実験を行ったとし、映像を14日、公開しました。
固体燃料式は従来の液体燃料式よりも迅速に発射できるとされていて、北朝鮮は「戦争抑止力の使命を遂行する戦略兵器の主力手段」だとし、性能や信頼性が確認されたと強調しました。
これについて韓国国防省は14日、「開発は中間段階で、完成に至るにはさらなる時間が必要な水準だ」との分析を示しました。
一方、韓国の通信社、連合ニュースは「奇襲発射が可能な固体燃料式のICBMによって、北のミサイルを探知し先制打撃することが難しくなるのではないか懸念が出ている」と伝えています。
また韓国などの専門家からは、北朝鮮が今後、「火星18型」の発射実験を繰り返しながら、性能を向上させ、アメリカ全土への攻撃能力を誇示するとの見方が出ています。
韓国 専門家 “通常ではない飛行は落下予測難しい”
北朝鮮による固体燃料式のICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験の発表について、韓国軍出身で、北朝鮮のミサイル技術に詳しい、韓国のシンクタンク「国防安保フォーラム」のシン・ジョンウ(辛宗祐)事務局長に話を聞きました。Q.
北朝鮮の発表した弾道ミサイルを見てどういった特徴がわかるのか?
A.
ロシアの「トーポリM」というICBMと見た目はほぼ同じだ。内部のガスの圧力でミサイルを押し出して、発射管を射出後に点火させるコールド・ランチという方法。
固体燃料式のICBMの場合は、発射の衝撃が液体燃料式のものより大きく、そのまま発射してしまうと移動式発射台が倒れたり揺れたりするかもしれないためだ。Q.
北朝鮮の発表文からは、どんなことが言えるのか?
A.
普通、ミサイルは通常角度であれば通常角度で、高角度なら高角度で発射する。しかし、最初にまず通常角度で発射して、2段目の切り離しと3段目の切り離しで高角度にしたとしている。普通はそんなことはしないが、初めての発射実験だったので、まずは通常角度で性能を確認した。その後、予想外に飛んで誤って北海道に落ちるようなことがないように、高角度にしたのではないか。Q.
日本ではJアラートで訂正情報の発表があった。飛行の特徴に関係があるのか?
A.
詳しくは分からないが、1段目は通常角度で発射したとあるので、その予測軌道から北海道周辺を対象に一時的にJアラートが出たのではないか。そのような通常ではない飛行のしかたをされると、レーダーによる落下予測は難しいと思う。Q.
北朝鮮は失敗の可能性も念頭に置いていた?
A.
当然だろう。今回、これまでによく発射していたピョンヤンの空港ではなくて、中心部から離れた場所だった。4月15日は、北で最も政治的に重要な行事であるキム・イルソン(金日成)主席の生誕記念日だ。それを前に、首都で万一、失敗した場合には、住民の多くが知るところとなり、政権の威信に傷がつくおそれがあるので郊外から発射したのだろう。それだけ失敗の可能性もあると予想していたと考えられる。Q.
今後はどのような動きが考えられるのか?
A.
今回はきちんとエンジンが出力できるのかを確認したのだと思う。これからはアメリカ本土全域を攻撃できる能力を示すために発射実験を続けるだろう。次回以降は、今回のように通常角度と高角度を織り交ぜて発射するのではなく、高角発射をして最大能力を試そうとするだろう。