さて、
今回取り上げるのは、
とある界隈で
ちょっとした注目を浴びている
この話題です。
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日本競馬界で引退した競走馬の余生って。
有名顕彰馬でも
牧場に引き取って貰って余生を過ごせるのは、
本当に限られたごく一握りで。
種付けとかの仕事がなくなれば、
運が良ければ
乗馬クラブとか観光用とかに
引き取られる枠もありますけど。
大抵は、
廃棄処分になります。
そういう馬たちを救おうと、
毎年行われているのが
今回のニュース記事で取り上げられている
『引退馬協会』の募金活動です。
これは、
今で言う
クラウドファンディングみたいなものでして。
引退馬の余生保護、支援活動のため寄付を募り。
集まった金額に応じて
競走馬を保護、支援するという。
この募金活動を、
毎年、
引退した競走馬『ナイスネイチャ』の誕生日にあわせて
開催しているのですけど。
その金額が、
ここ2~3年、
『ウマ娘』効果で
とんでもない金額になっている、
という。
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とまあ、
ニュースの内容は
そういう話なのですが。
私的には、
ソッチの話はどうでも良くてw
気になったのは、
今回新たに公開された
『ナイスネイチャ』の頭の大きさがデカいなぁ。
とか。
首が太いなぁ。
とか。
これは逆説的な印象で、
実際は
馬体の筋肉がすっかりそげ落ちてしまって。
それで
頭部の頭蓋骨の大きさは変わらないので、
昔に比べて
頭が大きく見えてしまっているんですよねぇ。
それから、
その大きな頭の重さを支えるために、
首も
ある程度の太さ、筋肉が付いていて。
身体に比べて太く見えてしまっている、
という。
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私は、
今から30年近く前の現役競走馬だった頃の
ナイスネイチャの姿が記憶に残っていますから。
あのころ
『オッサンの星』みたいな
スターにはなれないけど。
2番手、3番手でも前を向いて挑戦する戦う男みたいな、
メディアが
そんな風に持ち上げていましたけど。
馬券を買う立場から見たら、
大きなレースで
掲示板から外れない、という一時期がありまして。
出てくれると
アリガタイ馬でしたw
そのときの
前脚も後脚も筋肉隆々な姿から。
すっかり
おじいちゃんなってしまって。
それはもう、
30年も経てば
生物としては当然の結果でして。
仕方がないのですけど。
やっぱり
寂しいですねぇ……
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もう
あの時代の競走馬は、
みんな居なくなってしまって。
ウィニングチケットも
ついこの前、
今年の2月に死んでしまったし。
グラスワンダーが
まだしぶとく生きているくらいかなぁ。
長生きしてくれ。
ナイスネイチャ 引退馬支援の寄付金は超G1級!“善戦ホース”がウマ娘で人気再燃
1990年代に活躍した競馬界きっての個性派ナイスネイチャをシンボルとする金が4日までに5670万円を超え、過去最高額を更新した。その規模は2017年の第1回から実に300倍。急速に支援の輪が広がった背景には、競走馬を擬人化した育成ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の人気があった。(前田 拓磨)
集まった寄付金は4日午後4時時点で5674万円を突破。15日の締め切りを前に、昨年の5412万7293円を上回り過去最高となった。支援を募ったNPO法人「引退馬協会」の沼田恭子代表は「うれしい驚き。同時に責任を感じています」と感謝を口にした。
同馬は90年にデビューし、96年の引退まで41戦7勝。重賞を4勝したが、それ以上に91~93年の有馬記念で3年連続3着になった「ブロンズコレクター」としてファンの記憶に残る一頭となった。01年の種牡馬引退後は「引退馬協会」の“広報部長”として協会の活動に貢献。協会は引退馬支援の輪を広げようと、17年にナイスネイチャの誕生日(4月16日)に合わせて募金活動「ナイスネイチャ バースデードネーション」を開始。以降、毎年行ってきた。
初回は目標50万円に対し19万8500円。潮目が変わったのが21年だ。ナイスネイチャが「ウマ娘」に登場。庶民的で善戦止まりという、いじらしいキャラクターが新規ファンを掘り起こし人気が再燃。現役時代を知らない人たちに募金の輪が広がり21年は前年の20倍増となる3582万9730円が集まった。昨年、今年とさらに寄付金は増加した。
G1では勝ちきれない善戦ぶりが愛されたナイスネイチャの引退後の思わぬ活躍。現役時代に主戦を務めた松永昌博調教師は本紙の取材に「なかなか勝てなかったけど凄いね。ありがたいこと」と驚いた。
引退馬の約6割に当たる約3700頭の行方が毎年分からなくなるとされる。種牡馬になってもシンジケート(共同所有)が解散されると、行き場を失うケースも少なくない。近年JRAは引退馬支援に力を入れており、ウマ娘効果で「引退馬」への関心は急速に高まっている。
沼田代表によると、寄付金はほかの引退馬の支援に使われており、直近2年分で30頭に上る馬が救われた。中には天皇賞春秋連覇のメイショウサムソン、ダービー馬ディープスカイなど複数のG1馬も含まれている。「多くの人が興味を持って参加するという意味では社会現象的なものがある。馬が生きる最後までを考えることが当たり前になっていけば」と沼田代表。今年は地方重賞を勝った引退馬にも救いの手を伸ばす予定。G1を一度も勝つことができなかったナイスネイチャが引退馬支援のトップランナーとして走り続ける。▽ウマ娘 Cygamesが展開する、アニメやゲームなどのコンテンツ。18年にアニメ版が放送され、21年にはゲーム版のサービスが始まった。同時期に放送されたアニメ2期もヒットし、ブームに火が付いた。同年の流行語大賞ノミネート30語に選出された。ゲーム版は1800万ダウンロードを達成。米調査会社の発表によると、23年3月で世界累計収益が約2650億円を突破した。
《生まれ故郷でのんびり》現在35歳で人間に換算すると100歳を超えるナイスネイチャは、生まれ故郷でもある北海道浦河町の渡辺牧場でけい養されている。場長の渡辺健太さんによると、特に健康に問題はなく「縁側のおじいちゃん」のように穏やかな日々を送っている。薄かった両前足の蹄には特殊装蹄が施され、足元も万全。穏やかな余生を満喫している。