さてさて、
日本国内の主要メディアでは
一昨日発生した
長野県での連続殺人事件の続報が
いまだに大きく取り上げられていまして。
日本の主要メディアが
これだけ大きく取り上げ続けている話題は、
韓国メディアでも
後追いで大きく取り上げる……ってのが
これまで
幾度となく繰り返されてきた
黄金パターン。
だったのに、
今回は
そうなりませんでした。
なぜかというと、
韓国でも
日本で発生した連続殺人事件に匹敵するような
重大事件が
昨日
起きていたからです。
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というわけで、
昨日
韓国で発生した重大事件、
それに関連するニュース記事にブックマークを付けました。
いったい何が起きたのか、
というと。
韓国の空港に着陸直前で降下していた
航空機の搭乗ドアを
乗客の一人がハッチ開放のレバーを操作して開放。
機内の空気が
一気に外へ排出されて、
乗客の一部が呼吸困難となり、緊急搬送されたそうな。
幸いにも
機外に放出された人はおらず、
航空機は無事に着陸できたそうな。
それで、
韓国メディアは
昨日から
この話題一色……というか。
ちょうど、
日本国内の主要メディアが
長野県で発生した連続殺人事件関連の話題を
何でもイイから取り上げて。
その合間に
他のニュースを取り上げる……
というスタイルで
情報発信しているのと同じように、
韓国メディアは
昨日起きた
航空機事故の話題を片っ端から取り上げて、
その合間に
それ以外のニュースを発信する、
みたいな。
そんな状況になっています。
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しかも
この旅客機飛行中ハッチ開放事件、
当初、
第一報では着陸直前と報道されていたのですけど。
その後、
詳細な情報が発表されて、
上空250メートルの位置で降下中に
ハッチが開放されたそうで。
250メートル上空ですと、
だいたい10メートルごとに気圧が0.1%低下するので、
機内と機外との気圧差は、機外が2~3%弱いくらい、
と
大きな気圧差は発生せず。
なので
機内から機外への
急激な大気の排出は起きませんでした。
それでも、
機内の空気が
緩やかに放出したため
乗客の一部が呼吸困難になってしまった、
と。
航空機運航中において
これほどの重大事故で、
それだけの被害で済んだのは不幸中の幸いですねぇ。
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そして、
この事件を引き起こした犯人は
昨日、
当該航空機が着陸後すぐに特定されて逮捕済み。
昨日から
今日にかけて捜査中。
事件の動機など
犯人に事情聴取が行われているのですが、
今のところ、
犯人は
ハッチを開けるレバーを操作した事実は認めているものの。
その動機については、
まともに答えていないそうで。
どうして、
こんな暴挙を実行したのか、明らかになっていません。
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というわけで、
韓国メディアは
当分
この話題が中心になって動きそうです。
韓国・アシアナ旅客機 着陸直前にドア開く=乗客が開けたか
【ソウル聯合ニュース】韓国・アシアナ航空の旅客機のドアが着陸直前に開き、そのまま飛行する事故が26日、発生した。
航空業界関係者によると、この旅客機は同日午前11時50分ごろ済州空港を出発し、午後0時45分に大邱空港に着陸する直前に突然ドアが開き、そのまま滑走路に降りた。
当時の状況を撮影した映像を見ると、飛行中の旅客機に風が吹き込み、乗客の髪の毛などが激しくなびいている。
乗客・乗員194人にけがはなかったが、一部の乗客が過呼吸の症状で病院に運ばれた。意識を失った人はいないという。
搭乗客の中には、27日に蔚山で開催される全国少年体育大会に参加する小中学生も多数含まれていた。
アシアナ航空の関係者は「非常口付近の座席に座った乗客が『自分が非常口のレバーに触れた』と話しており、警察が調べている」として、正確ないきさつを確認中だと説明した。
韓国・アシアナ旅客機 上空でドア開く=恐怖におびえながら乗客着陸
【ソウル、大邱聯合ニュース】韓国で26日、韓国航空大手・アシアナ航空の旅客機がドアを開けたまま飛行し、着陸する事故が発生した。墜落した乗客はいなかったが、乗客・乗員194人 航空業界の関係者らによると、同日午前11時50分ごろ済州空港を出発したアシアナ航空機のドアが、大邱空港着陸直前の午後0時45分に突然開いた。同機はドアを開けたまま飛行し、大邱空港の滑走路に降りた。
事故は30代の男の乗客が急にドアを開けようとしたことが原因とされる。
ドアが開いたことで客室内に風が吹き込み、恐怖におびえる乗客もいたという。ある乗客は「飛行機が車輪を降ろす前の着陸直前に突然ドアが開き、乗務員らが急いで座るように叫んだ」と当時の状況を伝えた。「気圧のせいで耳が詰まり、子どもたちが泣き叫ぶなど騒然とした」とも語った。
乗客の中には、27日に蔚山で開催される全国少年体育大会に参加する済州島の小中学生の選手団も含まれていた。ある選手の母親は「子どもたちは震えながら泣いていた」と伝えた。
大邱警察庁はドアを開けようとした男を着陸直後に逮捕し、取り調べている。のうち乗客9人が呼吸困難の症状で着陸直後に病院に運ばれた。
アシアナ航空機の扉を開けた30代の男逮捕…飲酒ないが「正常な対話できない」
韓国の大邱(テグ)警察庁が26日、着陸直前の飛行機の中で出入口の扉を開けた疑い(航空法違反)で30代の男Aを逮捕し、取り調べている。Aはこの日、大邱空港に着陸する前のアシアナ航空機の扉を強制的に開けた容疑を受けている。
Aは着陸直後に警察に身柄を引き渡された。Aの犯行で旅客機に乗っていた194人の乗客のうち12人が呼吸困難などの症状を訴え、9人が病院に搬送された。
済州(チェジュ)で一人で搭乗したAは着陸直後、警察に緊急逮捕された。逮捕当時、酒は飲んでいない状態だった。
Aは犯行の動機などについて口を開いていない。
警察は「Aは正常な対話が難しい状況」とし「犯行の動機などを調べた後に処罰する方針」と述べた。
航空業界によると、この日午前11時49分に済州空港を出発したアシアナ航空OZ8124便の旅客機で、12時45分ごろ大邱空港に着陸する直前に扉が突然開いた。この旅客機は扉が開いた状態で滑走路に着陸したという。幸い、機内から落ちた乗客はいなかった。
当時、航空機は地上から250メートルほど上空にあり、着陸直前だった。航空機内には数人の客室乗務員がいたが、着陸直前状況だったため男を制止できなかった。当時の状況が入った映像を見ると、機内に激しく風が入り、乗客の髪の毛やヘッドレストカバーがひどくなびいている。
ある乗客は聯合ニュースに「飛行機が着陸する直前に扉が突然開いた」とし「乗務員が大きな声で着席するよう叫びながら制止していた」と状況を伝えた。続いて「扉が開いた後、気圧のために耳が聞こえなくなり、子どもが泣き叫ぶなど混乱状態になった」と話した。