午後というか
夕方突然出てきて。
その後
繰り返しメディアで報じられているこのネタ。
今日のトップニュースなのは間違いないので、
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。
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ここ最近、
夏に入ってからは
沖縄、九州のラインで大きな地震は観測されていなかったので。
完全に虚を突かれた、
というか。
ただ
地震が発生しただけなら
いつものごとく『また出たなぁ』で終わる話だったのですが。
今回は、
『南海トラフ臨時情報』などという
物騒極まりない注意報?がすぐさま後追いで発表されて
大事になっています。
というか、
私が見ていた中では、
テレビとかラジオとか
『南海トラフ臨時情報』をどのように捉えたらいいのか分からず
一時メディアもパニック起こしていたよね。
すわ、
『南海トラフ地震ッ!? ヤバすぎっショ!?』って具合で。
いやいやいやいや違います、
緊急性はありません、
いますぐどうこうって話ではありません。
って、
繰り返ししつこく説明を流して。
何をしたいのか、良くわからない話になって。
テレビの画面を見ていて、
なんだかなぁ……と呆れてしまいました
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この辺りの混乱、というか、
言葉足らずの状況、というか。
何を伝えたいのか、
今一つ真意がハッキリと具体的に迫ってこない、
漠然とした、
フワッと韜晦した表現、というのかなぁ。
これは
日本的なお役所仕事の伝統芸なんですかねぇ。
つい先日の
金融市場の相場が乱高下したのも、
日銀総裁の発言が引き金だったし。
アレも
利上げのトータル規模感というか、
どのくらいのペースを想定しているのか、
例えば最終的に2%くらいまで数年かけて段階的に引き上げていきたい、
みたいな。
そういう、
現時点で想定している全体像について話せる部分を
しっかり説明に盛り込んでおけば。
『そんな感じで進むつもりなんだな』
って、
余計なパニックを起こさずに済んだハズなんだけど。
何をしようとしているのか、
具体的なゴールを何も説明しないので。
説明を聞いても
先行きが全く見えないから、
とりあえず、
手持ちのストックは全部処分してリスクを回避しよう、
みたいな
馬鹿な話になるんですよ。
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気象庁は、
情報発信するときのタイトルを、
『緊急安全確保』と『警報』と『注意報』と『情報』の4区分で
このうちの
どれかを必ず使うように区分けして。
日頃
目にする機会が多い、
大雨関連の警報と語義を統一して。
『緊急安全確保』……緊急性がある猶予がない
『警報』 ……緊急性がある猶予がある避難を推奨
『注意報』 ……緊急性がある猶予がある避難は任意
『情報』 ……知っておいてほしい内容、緊急性はない
とか、
タイトルを見聞しただけで
何を伝えたいのか大意が読みとれるような
そういう工夫をして欲しいですね。
というか、
そういう
結論が一目でわかる工夫=名付けが必須でしょ。
日本人って、
述語を最後に置く日本語の構造に慣らされてしまっているので。
こういう
ワンフレーズですべてを伝える、
そういうアナウンスが下手なんだよなぁ。
玉石混交みたいなタイトルの付け方、発表の仕方は
結局どっちなんだよ、って
混乱を引き起こす元凶になるだけアカンってι(´Д`υ)
今回の場合なら
『注意』は使わず『警戒』と表記するとかね。
『注意』を使うのなら『情報』は使わない。
とか、
情報をどういう目的を達成するために発信するのか、
根本の部分を
しっかり検討して明確にしてないんだろうなぁ \(  ̄▽ ̄)/
宮崎県日南市で震度6弱、津波注意報を愛媛・高知・大分・宮崎・鹿児島県に発令
8日午後4時43分頃、日向灘を震源とする地震があり、宮崎県日南市で震度6弱観測した。震源の深さは約30キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7・1と推定される。この地震で気象庁は津波注意報を愛媛県宇和海沿岸、高知県、大分県豊後水道沿岸、宮崎県、鹿児島県東部と種子島・屋久島地方に発令した。
気象庁
各地の主な震度は次の通り。▼震度6弱 宮崎県日南市
▼震度5強 宮崎市、宮崎県都城市、串間市、鹿児島県大崎町
▼震度5弱 宮崎県小林市、三股町、高原町、国富町、高鍋町、新富町、鹿児島市、鹿児島県鹿屋市、垂水市、曽於市、霧島市、姶良市、東串良町、肝付町
南海トラフ臨時情報を発表「巨大地震に注意」…住民は備えを再確認、通常生活を呼びかけ
気象庁は8日午後7時15分頃、南海トラフ地震の想定震源域周辺で、マグニチュード(M)7以上~8未満の地震が起きたと判断し、南海トラフ地震発生の可能性が高まっているとして、地震への備えを呼びかける「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した。住民は備えを再確認した上で、通常の生活を続けるよう呼びかけている。
気象庁は、宮崎県沖で起きたM7・1の地震を受け、「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」を発表し、調査を進めていた。専門家らによる「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」が分析した結果を踏まえ、「臨時情報(巨大地震注意)」に更新した。