今の声優業界って、
レジェンドと呼ばれる長老格の人たちが、
業界の会長とか事務所の社長として
業界を引っ張っていて。
その一回りほど下に、
ベテラン格の芸達者な人たちが活躍していて。
さらに、
そのベテラン格から一回りほど下に
中堅クラスの売れっ子たちが
活躍していて。
さらにさらに
その一回りほど下に、
若手新人たちが毎年のように出てきて。
ちょうどまぁ、
こんなピラミッド?構造になっているんですけど。
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昭和時代から活躍している
長老格が
長年第一線で頑張り続けている間に、
その下の、
昭和の終わりから平成時代に活躍している
次世代の長老格となるべきベテラン声優たちが次々と早逝?してしまう、
という。
いや、
還暦を超えた人たちを早逝と言っていいモノかどうか、
一般的には疑問符が付くところですが。
業界人的な感覚で言うと、
『早すぎますよ』って思わざるえません。
これから、
次の長老格として
業界を引っ張っていって欲しかったのに。
という、
これは外から眺めていただけの野次馬の勝手な思いですけど。
本当に残念です。
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謹んで
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
「攻殻機動隊」の草薙素子役、声優の田中敦子さん死去 61歳 息子の光さんが報告
アニメ「攻殻機動隊」シリーズの草薙素子役などで知られる声優の田中敦子(たなか・あつこ)さんが20日、病気のため死去したことが分かった。61歳。息子で声優の光(ひかる)さんが同日、X(旧ツイッター)で明らかにした。約1年に及ぶ闘病生活を送っていたという。
田中さんは草薙役のほか、「葬送のフリーレン」のフランメ役、「呪術廻戦」の花御役などを演じ、吹き替えではニコール・キッドマンさん、ジェニファー・ロペスさんらを担当した。
光さんがXに載せた文章は以下の通り。◇
いつもお世話になっている皆様へ
令和6年8月20日、私の実母であります声優 田中敦子が永眠いたしました。
田中敦子を愛してくださったファンの皆様、生前お世話になりました業界関係者の皆様、本人に代わりまして深謝いたします。
このような形で親子関係をお伝えすることとなりまして、非常に残念でなりません。
本人の意向により具体的な病名は伏せさせていただきますが、約1年に及ぶ闘病生活も含め、真面目で凜々しく、ちょっぴりお茶目な、田中敦子らしい人生だったように思います。
こんなに自慢の母を持つことができ、本当に幸せです。
最後になりますが、田中敦子が真摯に携わってきた作品を、田中敦子が愛情を注いできたキャラクターを、田中敦子という声優をどうか忘れないでください。尊敬する女優/声優であり、愛するお母さんへ愛を込めて。