アメリカFRB議長の
9月利下げ確定発言後の市場動向が。
日本とアメリカで、
金融市場が大きく動いたのですが。
先週末のアメリカ・ニューヨーク市場は上げ幅500ドルに迫る暴騰。
一方、
週明けの日本・東京市場は一時下げ幅500円を超える暴落。
とまあ、
明暗くっきり出た結果になりました。
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この真逆の
市場動向をどのように評価するのか。
そこが
これからの市場を見極める重要なポイントなんですけど……ねぇ (・_・;)
現状、
情報が少なすぎて。
なんとも言えませんねぇ。うーむ。
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方向感がハッキリしないんですよねぇ。
アメリカ市場が
騰がったり下がったりフラフラ続きで、
FRBが利下げを発表しました→ 金融引き締め終了→ アメリカから新興国へ
金が流れていきます。
って
従来パターンに、
あっさりアテはまるのか。
アメリカは
金融政策をセオリー通りに進めようとしている姿勢が見て取れるんですけど。
日本が、ねぇ……
為替の変動に振り回されて。
どこへ向かおうとしているのが今一つハッキリしない、
というか。
為替変動に
場当たり対応を繰り返す、
行き当たりばったり泥縄政策みたいな印象が強くて。
物凄く
方向感がつかみにくいぃ。。。
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いやまぁ、
仕手筋に読まれないように
ワザと判りにくくしているフシが見えますけど。
それで、
市場参加者をパニックに追い込んでドン引きさせしまったら、
本末転倒だよね。
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今週通して見れば、
わかるのかなぁ……
日米中央銀行トップ発言受け 米は株価上昇 週明けの東京市場は
金融市場が不安定になる中、先週末は日米の中央銀行トップがそれぞれ公の場で発言し、このうちFRBのパウエル議長は9月に利下げに踏み切る考えを示しました。アメリカでは株価が上昇しましたが、週明けの東京市場で不安定な動きが収束に向かうのかが焦点です。
8月に入って東京市場では、株価や円相場が乱高下するなど不安定な値動きが続いています。
日銀の追加の利上げやアメリカの景気減速の懸念が広がったことがきっかけでしたが、先週末は日米の中央銀行トップがそれぞれ公の場で発言し、景気や金融政策の見通しでどのような見解を示すのかに注目が集まりました。
このうち、日銀の植田総裁は23日の国会の閉会中審査で、金融市場は引き続き不安定だとしたうえで、経済や物価の状況を見極めてさらなる利上げを検討する考えを示しました。
一方、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は23日、西部のジャクソンホールで行った講演で「金融政策を調整する時が来た」と述べ、9月の会合で利下げに踏み切る考えを示しました。
金融市場は、インフレとの闘いが終わりに近づきつつあることを示唆したパウエル議長の発言に反応し、23日のニューヨークの株式市場は利下げが企業業績などにプラスに働くという見方から株価が上昇しました。
ただ、外国為替市場では今後の利下げを見込んでドルが売られた結果、円相場は1ドル=144円台前半まで円高が進み、市場関係者からは「東京株式市場では、アメリカの株高というプラス材料と円高の進行という懸念材料がきっ抗する展開になりそうだ」という見方が出ています。
週明けの東京市場は、日米の中央銀行トップの発言を受けて不安定な動きが収束に向かうのかが焦点となります。
株価 一時500円以上値下がり 円高進行受け 輸出関連に売り注文
週明けの26日の東京株式市場は、円高の進行に伴い自動車など輸出関連の銘柄に売り注文が出て、日経平均株価は一時500円以上、値下がりしました。
▼日経平均株価、午前の終値は先週末の終値より419円59銭安い、3万7944円68銭
▼東証株価指数、トピックスは30.39、下がって、2654.33
▼午前の出来高は6億5477万株でした。
市場関係者は「先週末、パウエル議長が講演で来月利下げに踏み切る考えを示したことで外国為替市場では円高が進んでいる。このため、企業業績の先行きへの警戒感が出て自動車や電機など輸出関連の銘柄が値下がりし、株価を押し下げている」と話しています。
日経平均株価、26日の終値は先週末より254円5銭安い、3万8110円22銭
▼東証株価指数=トピックスは23.31下がって、2661.41
▼1日の出来高は13億1431万株でした。
市場関係者は「パウエル議長が利下げ姿勢を明確にしたことで円高が進んだことを受けて、輸出関連を中心に企業業績の先行きへの警戒感が広がった。また、ヒズボラがイスラエルに大規模な攻撃を行ったことで、中東情勢のさらなる不安定化が意識されたことも株価の重荷となった」と話しています。
円相場 一時143円台まで値上がり FRB議長の利下げ発言受け
26日の東京外国為替市場は、先週末、FRBのパウエル議長が来月利下げに踏み切る考えを示したことから、円高ドル安が進み、円相場は一時1ドル=143円台まで値上がりしています。
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は先週末、西部のジャクソンホールで行った講演で、来月の会合で利下げに踏み切る考えを示しました。
これを受けて、先週末のニューヨーク市場では日米の金利差の縮小が意識され、円相場は講演前と比べて2円余り、円高が進み1ドル=144円台まで値上がりしました。
26日の東京市場もこの流れを引き継ぎ、円相場は一時1ドル=143円台半ばまで値上がりしています。
また東京株式市場では、円高の進行に伴う企業業績の先行きへの警戒感から自動車や電機など輸出関連の銘柄に売り注文が集まり、日経平均株価は午前の取り引きで一時、500円以上、値下がりました。
市場関係者は「FRBの利下げ姿勢が明確になったことで、アメリカの景気や企業業績にプラスに働くという見方がある一方、円高の進行が重荷となって、株価は値下がりしている。また、ヒズボラがイスラエルに大規模攻撃を行ったことで、金融市場では中東情勢のさらなる不安定化が意識され、先行きへの関心が高まっている」と話しています。