令和の米騒動、
まだ、
続いているみたいですね。
今回の騒動ですけど、
明らかに人為的な物で。
私的には、
日本政府の無責任発言が引き起こした大チョンボ、
だと解しています。
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というのも、
今の米騒動に繋がる、
大手販売店、ショッピングセンターのコメ売り場から、
コメ袋が姿を消して売り切れが続くようになったのが。
先月、
九州日向灘を震源とした地震が発生した直後に、
政府が
南海トラフ地震臨時情報を出して。
地震に備えて食料と飲用水の備蓄を進めた、
この翌日からです。
これはもう、
販売店の売り場を見ていれば明らかでして。
地震の特別情報が出た翌日に、
販売店の売り場から
ミネラルウォーターが買い占められて。
それと併せて、
コメ売り場の米も買い占められました。
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まあ、
それ以前から
お米の入荷数が減っていて。
端境期に入って、
去年の古米の残りも少なくなってきていたし。
新米が出るのは
まだ1ヶ月ほど先だし。
この時期、
流通在庫が減るのはいつものことだけど。
今年は、
さらに
燃料費などの高騰から
お米の販売価格もジリジリと高騰していて。
消費者としては、
いよいよ
お米も価格上昇が避けられなくなったかぁ、
と。
この先の
今年の新米価格がどれだけ高騰するのか予想して
身構えていました。
これからお米の価格が上がるのは間違いないな、
と。
状況の変化から
そういう印象が強くなっていた時に。
政府が何の考えもナシに
南海トラフ地震臨時情報とか出して、
無計画な食料の備蓄を推奨したから、
もう大変w
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私的には、
南海トラフ地震臨時情報で食料の備蓄を推奨した後、
併せて、
精米は
非常食に適さない、と解説を出しておけば。
今回の米騒動は
ここまで酷い結果にならなかった、と思います。
実際問題、
非常食としての精米は、
食すために『洗う』『炊く』工程が必須で。
常温で保存した生米のままだと、
虫とか虫の排泄物がついた米を食べることになるので不衛生で、
病気の原因になります。
また、
生米は
実が固くて小さいため噛み砕きにくく消化しづらいので、
生米のまま食しても十分な栄養が摂取できません。
安全確実に食すには
米を洗うために大量の浄水を必要として。
その後、
強火力で茹でて蒸さなければなりません。
非常時に
これだけの手間暇と水と燃料を用意できるのか、と考えると。
お米を食べるためだけに
飲料水とカセットコンロなどを準備しておく必要があって。
非効率なんですよね。
この辺りの説明を
カウンター的に後追いで即座に発表しておけば。
ここまで
酷い事態にはならなかったと思います (・_・;)
情報を出しっぱなしで
フォローが足りないんですよ (>д<)
「台風10号の新米への影響ない」坂本農水相が見解、コメ品薄の早晩解消を強調も、割高感
坂本哲志農林水産相は3日の記者会見で、各地で被害を及ぼした台風10号による令和6年産米の生産や流通への影響について、「大規模な水田への被害は報告されておらず、6年産米の生産に大きな影響が生じるような事態は想定されていない」との見解を示した。一部で続いているコメの品薄については、「昨日、私が(近所の)スーパーの店員に聞くと、水曜日(4日)には(新米が)入る予定と言っていた」と説明。「そういうことを考えると、早晩、コメ不足状態は解消すると思っている」と述べた。
ただし、品薄状態が続いていることから、6年産米の価格は「平年よりも多少の割高感はあると思っている」と見通した。
また、大阪府の吉村洋文知事が2日、店頭に並び始めた新米価格が急騰しているとして、政府に備蓄米を放出するように再要望したことに対し、坂本氏は改めて備蓄米の放出に否定的な考えを示した。
坂本氏は、「国が行う備蓄は2年連続の不作など米穀の生産量の大幅な減少により、年間を通じてコメの供給に不足が見込まれる場合に備えて行っている」と強調。今回の品薄については、新米が本格的に出回る端境期の8月に地震や台風の影響で買いだめが発生したことによる〝短期的な品薄状態〟であると改めて主張した。