着地点を探して、
右往左往しているなぁ……
ってのが、
私的な印象ですねぇ。
円相場1ドル=141円台後半に上昇…約1か月ぶりの円高水準
【ニューヨーク=小林泰裕】6日のニューヨーク外国為替市場で、対ドルの円相場は一時、1ドル=141円台後半に上昇した。8月上旬以来、約1か月ぶりの円高水準となった。
6日に発表された米国の雇用統計で、景気動向を反映する非農業部門の就業者数の伸びが市場予想を下回った。労働市場の過熱感が収まり、インフレ(物価上昇)が沈静化しつつあるとの見方から、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月利下げを開始するとの観測が強まった。
日米の金利差縮小が意識され、運用の魅力が薄れるドルを売って円を買う動きが優勢となった。
円相場は今月2日時点では1ドル=147円台前半で取引されていたが、その後の4営業日で5円以上、円高が進んでいる。
NYダウ終値410ドル安の4万345ドル…米就業者数伸び市場予想を下回る
【ニューヨーク=小林泰裕】6日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比410・34ドル安の4万345・41ドルだった。米国景気の減速懸念からIT関連銘柄を中心に値下がりした。
6日に発表された米国の雇用統計で、景気動向を反映する非農業部門の就業者数の伸びが市場予想を下回った。労働市場が減速し、米国経済が冷え込みつつあるとの見方からネット通販大手アマゾン・ドット・コムや半導体大手インテル、航空機大手ボーイングなどの銘柄が値下がりした。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は436・83ポイント安の1万6690・83だった。半導体大手エヌビディアやグーグル親会社アルファベットなどが売られた。
東証4日続落、終値は265円安の3万6391円 円高進行で輸出株に売り
6日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が4日続落した。終値は前日比265円62銭安の3万6391円47銭。外国為替相場で円高ドル安が進んだことで、収益悪化への懸念から輸出関連株を中心に売り注文が広がった。
東証株価指数(TOPIX)は23・34ポイント安の2597・42。出来高は約16億8400万株。
相場への影響度が大きい半導体関連株の売りも目立ち、平均株価の下げ幅は一時400円を超えた。日本時間6日夜に米雇用統計が発表されるのを前に、投資家がリスク回避姿勢を強めたことも一因だ。
朝方は、前日までの下落で割安感が出た銘柄を買い戻す動きが先行し、上げ幅が200円を超える場面もあった。