突然入ってきて、
度肝を抜かれましたね。
と同時に、
速報のニュース内容を聞いて、
それが意味不明すぎて耳を疑いました。
『ポケベルがハッキングされて爆発した』
って。
今の時代にポケベル使っているのか?
とか。
ハッキングされて爆発するポケベルって、
どういう仕組みなんだ?
とか。
イスラエルが改造して爆発物を仕掛けた?
とか。
いやいやいやいや、
続報が出て
詳細な状況説明というか、
攻撃を受けたヒズボラ側からの報告が追加されたんですけど。
ますます意味不明になりました。
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以下、
私の勝手な推理妄想。
今回の事件で爆発したポケベルですけど、
これは
被害を受けたヒズボラ側が
とある会社に注文して納入させていた、
いわばヒズボラ専用の『特注品』ともいえる物だったそうで。
だとしたら、
ひょっとすると、
元々のヒズボラが発注していた仕様が
特定コード受信でポケベルが爆発する仕組みになっていたのかもしれません。
というのも、
自爆テロとかに使われる手口で、
プラスチック爆弾を起爆するのに、
携帯電話とかの小型携帯通信機器に
特定電話番号からのコード送信で爆発する仕組みを埋め込んで。
爆弾を起爆させる起爆装置として使う、というのが
テロリストの常套手段として普及していまして。
仮に、
今回爆発したポケベルが、
そのような起爆装置としても利用できるタイプの携帯通信機器、
だった場合。
本来は使用者ごとに
ある程度独自に設定できるはずの起爆コードの仕組みを、
イスラエルの情報部にデータ解析されて。
共通コードで一斉爆発するようにポケベルのファームウェアを書き換えられ。
共通コード送信で一斉爆発しました。
って流れ。
この場合、
イスラエル情報部が介入するのは
ヒズボラが発注したポケベルの仕様書と現物サンプルを入手して、
内部構造、プログラムを解析して。
改造ファームウェアを送信して書き換えるプログラムの作成だけで済みます。
介入工程がスマートで発見されにくい。
と捉えると、
無理がなくて非常に理解しやすい状況になります。
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ロイター通信などの外信が発表している、
イスラエルが
ヒズボラに納品されるポケベルを改造して爆発物を仕掛けた、
という解説よりは。
上記にまとめた
私的な解釈の方が現実的だと思うのですが……
一言でまとめると
『テロリスト御用達自爆仕様のポケベルを乗っ取られました』とは
公に
説明出来ないよなぁ \( ̄▽ ̄ )/
そんな説明を世間に出したらヒズボラ側からの反発は必至。
火の粉が飛び火して
今回の事件の犯人扱いされ命を狙われかねません。
だから、
誰も真実を口にしない……
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とまあ、
何の裏付けもない
私の妄想をまとめてみました。
信じるのか信じないかは貴方次第です |ω・)
ヒズボラの通信機器爆発、死者9人・負傷者2800人…爆発物埋め込みメッセージ送って爆発か
【エルサレム=水野哲也】レバノンの首都ベイルート近郊などでイスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーらの通信機器が17日、一斉に爆発した。レバノン保健当局によると、少女を含む9人が死亡、約2800人が負傷した。ヒズボラは声明でイスラエルの攻撃だと主張し、「必ず罰を受ける」と報復を示唆した。両者の本格的な衝突に発展する懸念が高まっている。
ヒズボラの拠点があるシリアでも爆発があり、負傷者が出ている模様だ。
爆発したのはポケットベルのような小型通信機器。AP通信によると、ヒズボラはイスラエルによる携帯電話の通信傍受を防ぐため、この機器を最近導入し、メンバーらが携帯していた。午後3時30分頃に機器の温度が上がり、次々と爆発したという。
ロイター通信によると、機器は今年初めにレバノンに輸入される前に、イスラエルが少量の爆発物を埋め込んだとされる。メッセージが送られ、機器が爆発したという。
在レバノン・イラン大使館は駐レバノン大使が爆発で軽傷を負ったとX(旧ツイッター)で明らかにした。レバノン政府は「レバノンの主権に対する重大な侵害だ」とイスラエルを非難した。イランのアッバス・アラグチ外相もレバノンのアブドラ・ハビブ外相との電話会談で「イスラエルのテロだ」と批判した。17日にXへの投稿で明らかにした。
爆発を巡りイスラエル側は公式に言及していないが、首相府は17日、ヒズボラの攻撃を受け避難した北部住民の帰還を新たな戦闘の目標にすると発表した。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は「住民帰還に必要なことは何でもやる」と述べた。
昨年10月にパレスチナ自治区ガザでイスラム主義組織ハマスとイスラエルの戦闘が始まって以降、ハマスとの連帯を掲げるヒズボラはイスラエル北部を攻撃し、イスラエルとの応酬が激しくなっている。イスラエル軍は7月にヒズボラの軍事司令官を殺害し、ヒズボラは報復を宣言していた。
米国務省のマシュー・ミラー報道官は17日の記者会見で、今回の爆発に関し「米国は関与せず、事前に把握していなかった」と述べた。イランの支援を受けるヒズボラとの戦闘が拡大すれば、中東で本格的な紛争に発展しかねず、バイデン米政権はイスラエルに自制を求めている。
ヒズボラの報復が焦点、レバノンの通信機器一斉爆発 ガザ戦闘の飛び火に懸念
【テルアビブ=佐藤貴生】レバノンで17日に起きた通信機器の一斉爆発にはイスラエルが関与した疑いが強く、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラが報復を宣言した。パレスチナ自治区ガザの戦闘がイスラエル・レバノン間の本格的な軍事衝突へと発展しかねない事態で、ヒズボラがどう報復するかが中東情勢を左右する。
欧米メディアの報道では、爆発でヒズボラの戦闘員数百人が負傷したもよう。レバノン治安当局の高官は、ヒズボラが注文した通信機器5千個にイスラエルの対外特務機関モサドが爆発物を埋め込んだとし、時間をかけて準備された作戦との見方を示した。
英BBC放送(電子版)は流通過程で物品に異物を混入させる「サプライチェーン攻撃」が行われたとし、これほど手間をかけた作戦は珍しいと分析した。米政府は爆発への関与を否定し、外交的に解決すべきだと述べ、緊張激化に懸念を表明した。
ヒズボラは8月下旬、320発超のロケット弾でイスラエルを攻撃した。7月末にイスラエルがヒズボラ幹部を殺害したことへの報復だとしたが、標的は軍事関連施設に限定していた。
今回、レバノンで起きた爆発では多数の市民に被害が出ており、ヒズボラが民間人の犠牲も辞さない大規模報復に踏み切れば、イスラエルとの衝突が本格化する恐れが強い。
一方で、ヒズボラはレバノン軍にも劣らない戦闘能力を持つ民兵組織で、傘下には有力政党もある。国内への影響力は大きく、イスラエルの反撃で被害が出るようなら批判の矢面に立たされかねない。こうした事情から反撃を回避するため限定的な報復にとどめるとの見方も出ている。
イランの動きも無視できない。今回の爆発ではレバノンに駐在するイラン大使も軽傷を負い、イランのアラグチ外相は「イスラエルのテロ」だと非難した。
イランは7月末、国内でイスラム原理主義組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が殺害され、イスラエルが関与したと断定した。イスラエルの親イラン勢力への攻撃が限度を超えたと判断すれば、ヒズボラなどと連携して対イスラエル攻撃に傾くことも想定される。