いやぁ、
私的見通しが外れました。というか大ハズレw
FRB……アメリカ中央銀行にあたる連邦準備制度理事会が
アメリカの金融政策を協議する連邦公開市場委員会FOMCでの、
主要政策金利の引き下げ幅を、
0.50%と発表。
さらに
年内もう一回0.50%程度の引き下げを見込んでいて、
今年中に合わせて1.00%程度引き下げるつもりだそうな。
うわぁ、
年内見通しまで出てきましたヨ。
都合、
あわせて1.00%程度の政策金利引き下げですヨ。
さらに
来年、再来年までの見通しもメディアにリークしてきましたヨ。
ほぼほぼ
フルオープンw
手の内全部さらしてきました。
と見せかけて
一気に仕掛けてきましたねw
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とまぁ、
先週からここまで
私が予想していた内容が
ほぼ全てにおいて外れましたw
が、
これには理由がありまして、
私的には
ドル円為替相場のトレンドに注視していまして。
これが
1ドル=140円を突破して、
1ドル=139円を抜けて、
さらに
1ドル=138円台も付けたのに、
その後
1ドル=141円台まで戻ってきたのを見て。
この為替の動きなら、
金利差縮小に大きな動きはないのだろう。と、
そのように予想していました。
FRBが
アメリカの政策金利を0.50%引き下げる、とか
年内さらに引き下げを見込んでいる、とか。
そうなれば
日米間の金利差が大きく縮小する方向へ動くのですから。
当然、
その動きはドル円為替相場にも反映されて。
現状よりも
一段と円高ドル安トレンドが進むはず。
一時的にオーバーシュートして、
1ドル=137円台まで突っ込む勢いでの円高ドル安になるだろう、と。
そこから
1ドル=140円前後くらいで落ち着くかなぁ。とか
予想していたのですが、
そこまでの動きは出ず、
1ドル=140円から142円の間で
フラフラしている
ドル円為替相場のレンジを見て。
FRBは大きく踏み込まないだろう、というのが
私的予想の根拠だったんですよ。
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これがねぇ、
全部裏目に出た、というか。
今回は
どういう訳か
金利の動きと為替の動きが連動していないんですよ。
連邦公開市場委員会FOMCでの、
主要政策金利の引き下げ0.50%発表の後、
円が買われてドルが売られ円高へ進む、かと思いきや。
実際には
円が売られてドルが買われる、
円安ドル高へと市場が動いていて。
1ドル=142円台を付けています。
ドル円為替相場が
なんかよく分からない動きをしている。
いやコレ、
マジで意味が分かりません。
どういう理屈で
このタイミングで円が売られてドルが買われているの?
というか、
数日前、
もっと具体的に言えば、
今月11日に
ドル円為替相場が、
1ドル=140円を一気に突破する勢いで円が売られドルが買われる流れが
出た後から。
相場の動きがオカシイというか不自然なんですよネ。
1ドル=140円を突破して円高ドル安への動きが出るたびに、
大規模なドル買い円売りが入って、
1ドル=142円台へ戻す、という。
この動きの繰り返し……
誰かが、
円を売ってドルを買い戻している?
でも、
この規模の巨額マネーを動かせるのって、
日銀とかチャイナマネーくらいしか思い当たらないし。
ここで、
日銀とかチャイナが
1ドル=140円に拘って維持する理由が思いつかないし。
ドル全面高、という情勢を加味しても。
ドル円レンジが
1ドル=140円~142円台に収まる理屈がマジ分からん……
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って
この与太書きを書いているのが
早朝午前6時前。
この後、
東京市場が開いたら流れが変わるのかなぁ……
FRB、0.5%の大幅利下げ 年内さらに0.5%利下げ想定
[ワシントン 18日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は17─18日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き下げた。利下げは4年半ぶり。年内にさらに0.50%ポイントの追加利下げを実施する見通しも示した。
声明は「インフレが持続的に目標の2%に向かっているという確信を深めており、雇用とインフレの目標達成に対するリスクはほぼ均衡していると判断している」とした。
インフレは「依然として幾分高止まり」しているものの、「インフレの進展とリスクのバランスを考慮」し、今回の利下げを決定したと説明。その上で、物価安定と最大雇用という「二大責務の双方」に注意を払いつつ、「目標達成を妨げるリスクが生じれば、金融政策スタンスを適切に調整する用意がある」と言明した。
今回は全会一致ではなく、11対1で決定。ボウマン理事が0.25%ポイント利下げを主張し、反対票を投じた。
同時に公表したFRB当局者による見通では、年内にさらに0.50%ポイント、2025年に計1%ポイント、26年には計0.5%ポイントの追加利下げを見込んだ。
26年末時点の政策金利は2.9%で中立金利に達すると予想され、前回見通しの2.8%から上昇した。今回のFOMCは11月の米大統領選前の最後の会合となる。
NYダウ、103ドル安の4万1503ドル…FRB利下げ発表直後は一時370ドル超
18日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比103・08ドル安の4万1503・10ドルだった。米連邦準備制度理事会(FRB)の4年半ぶりの利下げを受け、利益確定の売りが優勢となった。
FRBが18日、0・5%の利下げを決めた。景気の下支えにつながるとして、FRBの発表後にダウ平均株価は一時370ドル超値上がりし、4万2000ドル近くまで上昇した。
その後は高値への警戒感や米国景気の先行きへの懸念から一転して下落した。ダウ平均株価は16日に終値として最高値を更新するなど過去最高値圏にあるため、利益確定の売りが広がりやすかった。半導体大手インテルやクレジットカード大手アメリカン・エキスプレスなどの銘柄が値下がりした。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は54・76ポイント安の1万7573・30だった。(ニューヨーク支局 小林泰裕)