昨日、
この与太書きでも取り上げた
ロシアの領空侵犯の件。
日本政府が、
事件当時の詳細な状況を発表しました。
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自衛隊の報告によると、
ロシア哨戒機による日本領空の侵犯は
昨日9月23日の午後1時過ぎから始まって。
合計3回。
ロシア領の樺太(サハリン)と宗谷岬の間を抜ける
宗谷海峡の日本海側上空を
ロシア哨戒機が単独でグルグルと何度も執拗に周回していて。
自衛隊機の無線通信による警告を無視。
それで
視覚的に有効なフレアを使用した、との事。
私的に今回の日本政府の発表した内容で驚いたのは、
領空侵犯してきたロシア哨戒機に対して、
航空自衛隊が
フレアを使用して警告した場面を撮影した動画を
公開した点です。
(というか、
(公開されたフレアを発射している動画は、
(今回のスクランブル時の映像ですよね?
(まったく関係ない訓練時の映像ではないよね?
これまで
こういう『スクランブル』場面の報告は写真のみで、
動画撮影した映像などが公開されたのは
私が知る限り
今回が初めてです。
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スクランブル要件でなければ、
何年か前に
韓国海軍艦艇から
自衛隊の哨戒機がレーダー照射を受けた場面での
哨戒機内の記録映像、
日韓間の外交問題に発展した案件のヤツ
とか。
あと、
自衛隊ではなくて、
海上保安庁の巡視艇が
尖閣諸島沖で中国漁船に体当たりされた瞬間の記録映像、
日中間の外交問題に発展した案件のヤツ
とか。
それらの映像は
いまだに
私の記憶に
強烈な印象が残っています。
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で、
今回の映像を見て感じたのは。
私の記憶に残っている中では
これまで
日本政府が映像を公開した場合って、
その後、
外交上の大問題に発展している案件なんですよねぇ。
その前例に倣えば、
今回
記録映像を公開した、
この
ロシア哨戒機の日本領空侵犯事件。
これから
外交上の大問題になるかも?
ロシア軍機に初のフレア警告、無線通告では不十分と判断か…防衛省「警告の意図を明確に」
北海道・礼文島付近の空域で23日、1機の露軍哨戒機「IL38」が3回も領空に入る軍事的挑発ともいえる動きを見せた。同日夜に臨時の記者会見を開いた木原防衛相は、露軍の動向を厳重に監視する考えを示した。
露軍機による領空侵犯は、2019年6月に沖縄県・南大東島と東京・八丈島の付近で発生して以来となる。旧ソ連やロシア機(推定を含む)による領空侵犯は過去に43件起きているが、フレアを使って警告するのは初めてだ。
木原氏はその理由について「(無線による)通告あるいは警告をした後の相手の動き、状況に応じたもの」と説明した。防衛省幹部は、フレアの使用について「警告の意図を明確に伝えるための強度の高い措置」と明かす。
露軍機による危険な行動はなかったものの、空自は領空侵犯を繰り返す露軍機に対応するためには、無線などによる通告では不十分と判断したとみられる。
防衛省によると、22、23日には露軍と中国軍の駆逐艦など艦艇計9隻が礼文島付近の宗谷海峡を東に進んでいる。露軍は近年、中国軍との連携を深めており、今回の領空侵犯は、艦艇部隊と連携した動きの可能性がある。同省で警戒監視を続けるとともに、露側の意図などについて分析を急いでいる。