なんというか男子はどうした……って思ってしまいますよ。
昨日というか一昨日ではなくて、日付変わったので3日前?に続いて、
またも女子が金メダルを獲得しました。
今回のオリンピックから正式競技に採用された、
スピードスケートの『マススタート』競技で。
スケート競技は詳しくないのでなんだかよく分からないのですけど、
ざっくり見た限りでは、陸上競技の中距離走に近いでしょうか。
スピードスケート競技の長距離走はオリンピック競技に採用されていますが、
それは陸上競技の場合とは異なり、各選手が単独走で個々のタイムを競い合う形の競技です。
これに対して、
陸上競技の中距離走というのは、
選手が一斉にスタートして集団で競争し、
道中で互いの位置獲りを駆け引きしながら最後にスパートをかけて着順を競う……という内容になっています。
陸上の格闘技とも言われる、接触の激しい競技です。
今回の平昌オリンピックで採用された『マススタート』という競技は、
まさにコレに近い形式の着順を競うスケート競技です。
……で、途中経過の通過順位でポイントが入るとか。
ちょっと理解不能なルールがあるのですけど。
全部で16週の着順位を競う途中、
4週、8週、12週通過時に、1着、2着、3着までにポイントが入るのですけど。
この通過ポイントを全て1位通過で全部合計しても、各5ポイントしか貰えず
最終時3位の選手が貰える20ポイントには及ばないですよね。
つまり、
表彰台の上に立ちたいのなら、
最終ゴール地点で3位以上にならないと意味がないわけで。
途中で得られる通過ポイントには価値がありません。
これが、
途中通過1位の選手に貰えるポイントが10点とかに設定されていれば、
最終1位60ポイント、2位40位ポイント、3位20ポイント獲得の現行ルールで、
途中通過1位を3回繰り返せば3位入賞が確定し、さらに場合によっては2位すら狙えてしまうので、
(最終3位だけど途中通過全1位通過だった場合、
10+10+10+20=50ポイント獲得になって、
最終2位の選手を獲得ポイントで3位選手が上回ることになる)
途中通過順位にポイント性を持ち込むなら、
せめてこのくらいのギャンブル戦略が組み立てられる制度にするべきではないでしょうか……とか思うのは私だけですかね?
まあ、それはそれとして、
パシュート競技ではいまいち影の薄かった高木菜那選手ですけど。
ここにきて、
大会終了直前にいきなり大金星をあげました。
というか、この競技、日本のメディアはほとんど取り上げてませんでしたよね。
盛り上がっていたのは女子カーリングの方ばかりで。
『まさか……』って、感じです。
ちなみに、
女子カーリングは3位決定戦でイギリス相手に勝利して、
銅メダルを獲得しました。
ちらっとテレビ中継を見ましたけど、
なんというかチリチリする接戦で、
こういう試合が出来るなら、昨日韓国に勝てただろ、と思ってしまうのは。
素人の勝手な思い込みでしょうかね。
日本を沸かせた女子団体追い抜きでの優勝から3日。メダルラッシュのスピードスケート女子が、最後を華々しく締めくくった。五輪金メダリストとなって新種目のマススタートに臨んだ高木菜那が、またしても日本に金メダルをもたらした。
大勢で一斉に16周を滑るスピードスケートでは異色のレース。団体追い抜きと同様に仲間との連係が鍵となるが、1回戦で佐藤綾乃(高崎健康福祉大)が他選手の転倒に巻き込まれて敗退するまさかの展開。決勝は不利な単独での滑走となったが、海外勢がひしめき合うレースを制し、表彰台の中央を射止めた。
ただ速く滑るだけではなく、駆け引きや状況判断、仕掛けるタイミングが重要となる。オランダや韓国の優勝候補にひるまず挑み、初代女王の座に就いた。(共同)
平昌冬季五輪は大会第16日の24日、江陵カーリングセンターでカーリング女子の3位決定戦を行い、日本代表「LS北見」が5−3で英国を破り、史上初となる銅メダルを獲得した。
第6エンドを後攻でスタートした日本は第6、7の両エンドをブランク(無得点)エンドとし、後攻のまま迎えた第8エンドに1点奪い同点。続く第9エンドも、英国のミスショットで日本が1点を獲得し4−3と逆転。第10エンド、英国の最終ストーンに弾かれた日本のストーンがナンバー1となり5−3で日本が勝利した。(五輪速報班)
まあ、他にも、
コインチェックの件とか、
朝鮮総連に銃弾が撃ち込まれた件とか、
色々気になる事件はあるのですけど。
それは、また明日ボチボチ書こうかな、と思います。
というか、
コインチェックはかなりヤバイ気がしているのですけど。