kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

他山の石 ―― ダム事故で韓国大使「ラオス政府は人災の可能性も念頭に」

そんな風にするべきニュースです。
日本が直接関わっていませんし、
日本国内は猛暑と台風でてんやわんやの大騒ぎなので。
ほとんどとりあげられずに、
速報的にサラッと流されて終わってしまいましたけど。
当事者の
ラオス政府と韓国の間では、これからみたいですね。
実際、
原因は今の所ハッキリしてませんし。
設計通りの性能を発揮していたのかどうか、それすらも怪しくなってきますから。
韓国政府は、
あれこれ支援金をつけて場当たり的にこの事件を乗り切ろうとしていますが。
被害者のラオス政府は、
是々非々で臨む様に見えます。
国民に犠牲者が出ているので、
早々に軽々しい結論を出せないのでしょう。
私的に
問題に見える部分は、
ダムが限界を迎えて決壊する兆候を
建設現場の人間はそれらしい情報を得て、
全員無事避難を済ませて犠牲者を出さなかったのに、
現地のラオス政府や自治体には一切その情報を伝えず、
現地住人に犠牲を強いた点ですね。
この点は明らかに人災です。




【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は30日、記者団に対し、ラオス南東部のアッタプー県で建設中の水力発電用ダムが決壊した事故に関連し、緊急の人道的支援にとどまらず復旧の初期段階や再建段階での支援も行うかどうかを検討する方針を明らかにした。
 アッタプー県では韓国(SK建設、韓国西部発電)、タイ、ラオス合弁会社が建設中だった水力発電用ダムが23日夜に決壊し、数十人が死亡、多数の行方不明者が出ている。
 同当局者は、韓国企業の責任の有無が今後の判断に影響を与えるかとの質問に対し、「どの国でもこのような状況が発生すれば緊急支援が行われ、必要な場合は初期の復旧・再建支援を行う。(2010年の)ハイチ地震のときも再建支援を行った」と説明した。
 韓国政府は、ダム決壊で被災した住民の医療支援のため、医療スタッフなど20人からなる緊急救援隊を現地に派遣した。また、50万ドル(約5500万円)と50万ドル相当の救援物資を送る方針も決めた。


 韓国のSK建設が参画してラオス南東部で建設中の水力発電用ダムが決壊した事故をめぐり、ラオス政府は自然災害の可能性に重きを置いているものの、人災の可能性も念頭に置いていることが分かった。申聖淳(シン・ソンスン)駐ラオス大使が29日に明らかにした。
 この日、ラオス政府の当局者らと面会した申大使は「ラオス政府は自然災害との見方を強めているが、施工に問題がなかったかなどにも関心を示している」として「(ラオス政府は)どんなに降雨量が多くても、(ダムの)設計がそれに耐えられるようになっているべきではないかと考えている」と述べた。また「ラオス政府は当初、施工を担当しているSK建設、タイの企業、設計を承認したベルギーのトラクタベル社に自主的調査を要請していたが、外部の専門家を参加させるようだ」とも話した。
 これに関連し、ラオスのカンマニー・インシラス・エネルギー鉱業相は26日、現地メディアとのインタビューで、手抜き工事の可能性を指摘している。同相は「規格を満たしていない工事と予想を超える規模の豪雨が原因とみられる」として、補助ダムに亀裂入って水が漏れたことが決壊につながったとの見方を示した。
 ラオスのシーパンドン副首相は事故原因の調査について「SK建設と話し合っているが、(ダムの)建設にどのような技術が用いられたのか確認する予定」として、エネルギー鉱業省の専門家に詳細を確認させる方針を示した。
 申大使はこの日、シーパンドン副首相との面会で、韓国政府が軍の輸送機3機を動員して救護用品と医療陣からなる緊急救護隊を派遣したことを伝え、政府レベルで積極的に支援する意向を示した。
 申大使はまた、ラオス中・北部で実施している農村開発支援事業について、今回災害が発生した南東部地域に拡大する時期を、当初予定の2020年より前倒しする方向で韓国政府と積極的に話し合う意向も示した。これに対しシーパンドン副首相は、積極的な韓国政府の支援に感謝の意を表明した。


シン・ミングァン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版