てっきり『月』並みに大きく見えるのか、と思ってたり。
とんだ勘違いしてました。
いや、アソコまで大きく見えるとは思ってませんでしたけど。
普段見ている恒星たち……というか、
夜空の星よりは、ずっと大きく見えるのかな。
と思っていたんですけど。
全然違いましたね。
大きさは、
他の恒星に比べると、
一回り大きいくらいで。
ただ、
やたらとハッキリ見えました。
というか、
これ、
『火星が大接近、15年ぶり』って騒ぐ数日前から見えてましたよね。
というより、もっと以前から見えてましたし、
今日もまだ見えるはずです。
けっこうハッキリと。
数日前に、
深夜、自転車を家まで漕いでいたときに、
ふと信号を見上げた向こうに、
飛行機やヘリコプターの尾灯みたいなのが、
ずっと動かず同じ場所に留まっていたので
すごく気になっていたのですけど。
これが火星だったのですね。
肉眼で、
それだけハッキリ見えたのはすごいことなんですけど。
パッと見で人工的な照明並の輝度ですから。
ただ、
なんというか。
思っていたのとちょっと違ったなぁ。
メディアがニュースとして大きく取り上げるから、
変な期待をしすぎてしまいました。
火星と地球の大接近が31日午後、ピークを迎えた。距離は約5759万キロ・メートルで、6000万キロ・メートルを切るのは2003年8月の大接近以来15年ぶりとなる。
火星は31日午後4時50分に地球に最も接近した。夜になって南東から姿を現した。国立天文台によると、明るさはマイナス2・8等で、年初の50倍を超える。9月上旬頃まではマイナス2等を超える明るさが続き、見頃という。
ひときわ大きく輝く火星を見ようと、各地では観望会が開催された。東京ソラマチ(東京都墨田区)で開かれた観測イベントには、500人以上が参加。会場には、4台の天体望遠鏡と10台の双眼鏡が用意され、参加者たちは思い思いに夜空に赤く輝く火星の姿を楽しんだ。墨田区の男児(5)は「赤っぽい点のようで、目で見るよりもはっきり見えた」と話していた。