反日デモに対する経団連の対応

ここのところ何をしているのか姿が見えなかった経団連ですけど。

こんなことをしてました。

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経団連の米倉会長は２７日、訪問先の北京で中国共産党の要人と会談し、その後、記者団に対して、「日本と中国の両者にとって、受け入れられる解決策を示すべきだ」と述べ、会談の内容を踏まえ、関係改善に向けた糸口を見いだすよう、日本政府に働きかけたいという認識を示しました。
経団連の米倉会長は２７日、訪問先の北京で日本側の７つの友好団体の代表らとともに、中国共産党の序列４位で全国政治協商会議の賈慶林主席らと会談しました。
会談後、米倉会長は記者団に対し、賈主席からは、日中の経済や文化などの関係を再構築したいという意向が伝えられたことを明らかにしました。
そのうえで米倉会長は、「関係の悪化は、日中双方にとって影響が大きい。日本と中国の両者にとって受け入れられる解決策を示すべきだ」と述べ、帰国後、会談の内容を日本政府に伝え、関係改善に向けた糸口を見いだすよう政府に働きかけたいという認識を示しました。------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

この会談について、別の記事。

【日中国交正常化４０年】「友好」の終焉（上）「小さなトゲ」大きな溝に＋（1/4ページ） - MSN産経ニュース

さて、米倉会長の述べた「日本と中国の両者にとって受け入れられる解決策を示すべきだ」ですが。
日本と中国の両者が受け入れられる落としどころを見つける、ってのは、しごくもっともな正論なのですけどね。
そんなものがあるのか、すごく疑問なのですけど。
中国としては、尖閣諸島の国有化に反対しているわけで。じゃあ、東京都が買えば納得するのか。といえば、それも納得しないでしょう。
そもそも、までさかのぼれば。石原都知事が購入を表明したときから、反対しているわけで。

私としては、石原都知事にどうするべきか聞いてみるのが一番いいのではないか、と思います。
当然、こうなるのことは予想されていたはずですし。そのときの対策も考えての上での大々的な発表だったのでしょう。
まさか、ノープランってことはないよなぁ。
追記：
誤解の無いように書いておくと。私は今回の事件のすべての責任が石原都知事ある、などとは思っていません。
責任の一端はあるでしょうが、それは他にもたくさんいる責任ある人の１人程度だと思います。
ただ、ここで彼のプランを聞いてみたい、と書いたのは。
石原都知事は新党を起こして国政に打って出て、日本政府の中枢に就くことを望んでおられるようなので。
それなら、アメリカや中国に高性能のアンテナを張っていないと困るなぁ、と思ったからです。
彼に、日本全体の政治を担うだけの能力があるのか。
今回の事件の展望は、その試金石だと思うのですよ。
追記２：
と書いてみましたけど。実は８月中に「尖閣問題ついて先行きノープラン」と記者に語っていたのですね。