kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

今の日中関係に思ったこと

最近は、日本を巡る外交が火花を散らしていて……中国戦線とか。
色々と書きたいことがあるのですけど。
ただ、時局が流動的すぎて見極めがつかないので、もう少し落ち着いてから書こうかな。と思っています。
一つ強く感じていることは、どうも北東アジアの政治状況が、
かつて日本が中国大陸へと進出していった、
明治から大正にかけての状況に似てきた……という点です。
朝鮮半島と中国で政権が腐敗し、政治的に混乱した状況で、欧米各国がそれに乗じて利権を切り取り始め、
日本もそれに遅れるな……ということで進出していくのですが。そのきっかけが日清戦争で、日本はこれに勝利して、中国をl治めていた清王朝の崩壊が決定的なものとなったのでした。
といっても、すぐに倒れたわけではなく、民衆の蜂起と
各地の藩鎮が独立勢力として台頭を経て、国家が分裂、内乱状態へと進むわけです。
その前には、政治的に行き詰まった朝鮮半島の支配層が、国の統治を放棄したりしているわけで、日本がこれを併合したりしたわけなのですけど。


最近の韓国や、中国の政治的混乱というか逼迫した状況を見るにつけ、私の中で当時の状況とダブる印象が非常に強くなってきています。
それで、強い危機感があるのですのよね。
日本は、また中国の利権を求めて、大陸に進出する……という過ちを犯すのではないか。
日本の国力では、中国大陸での利権を……おそらく今なら経済市場ということになるのでしょうけど。その確保を維持することは無理です。
あの広大な国土に十分なネットワークをはるための国力が、圧倒的に不足しすぎています。
これから、中国の混乱に乗じて、
欧米各国、ロシアが、市場への進出を強めて、利益を吸い上げていくのでしょうけど、
日本はさっさと手を引いて、
欧米とロシアが中国市場の利権に血眼になっている間に、
彼らが手を伸ばす余裕を無くした、アフリカや南アジアへの進出を進めるべきです。


おそらく中国は政治的混乱を経て、分裂し、
分裂した勢力の中から、一定の利権を見返りとして日本の支援を求める勢力が出てくるのでしょう。
しかし、日本は中立的立場をつらぬき、
中国とはできるだけ関わりを持たず、それ以外の国との交流を深めることに邁進するべきだと思います。
他国の内戦に首を突っ込んでも、泥沼にはまって抜けられなくなるだけです。
昭和の日本はそれで失敗しました。
その事実こそが、先の大戦によって得た貴重な教訓だと思うのですよ。
同じ過ちを繰り返さないように、中国とはきっぱりと決別するべきだと思うのです。