こういう言葉で表現するのが適切ではない、
と思っていますけど。
それでも、
今年に入って
北朝鮮が弾道ミサイルを発射試験したのを
日米韓が補足したのが。
今回の捕捉した分で9回目。
直近だと、
4月2日発射していますので、
それ以来、
ざっと2週間半ぶり……正確には17日ぶりになります。
通してみると
だいたい10日から2週間間隔で発射しています。
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これ、
日本の状況に置きかえて
例えるのなら。
2週間間隔で
日本のどこかでロケット発射試験を実施している、
って状況ですよ。
ものすごい
お金の掛け方です。
そのお金、
開発資金はいったいどこから出ていて。
そして、
どうやって回収しているのやら。
単に
国家安全保障の要となる兵器だから、
何を差し置いても
開発資金が用意できる。
と、
メディアの解説だと、
そういう解釈のようなフワッとした説明で、
北朝鮮の動向を語っていたりする場面を
しばしば目にするのですけどね。
兵器開発に
予算を全振りするなんて話は、
現実ではありえません。
やはり、
ロシアのウクライナ侵略戦争に使用される
ミサイルの全部、もしくは一部の部品を
開発、生産して。
たとえば、
局地戦で使用可能な、
ロシアから数百キロ離れた
ウクライナの重要都市に撃ち込むようなミサイル。
それを
短距離弾道ミサイルとして開発、生産して
ロシアに販売して、
直接外貨収入を得られる戦略商品、
いまの北朝鮮の外貨収入源の一つ、
になっているのでしょうね。
そういう
具体的な実利があるから、
だから、
具体的なスケジュールを立てて
短期間で
次々に実現できる、って状況だよねコレ。
北朝鮮から少なくとも1発の弾道ミサイル EEZ外落下とみられる
防衛省によりますと、22日午後3時ごろ、北朝鮮内陸部から少なくとも1発の弾道ミサイルが北東の方向に発射されました。
ミサイルは最高高度がおよそ50キロ、飛行距離がおよそ250キロ以上で、朝鮮半島東岸付近の日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したと推定されています。
この発射による船舶や航空機への被害の情報はないということです。
北朝鮮がことしになって弾道ミサイルを発射したのは、4月2日以来、4回目で、防衛省が情報収集を進めるとともに警戒と監視を続けています。
韓国の専門家からは、北朝鮮が先月発射した「超大型ロケット砲」と呼ぶ短距離弾道ミサイルの飛行距離も今回と同様に300キロ余りのため、同じ種類の弾道ミサイルではないかという見方が出ています。
飛行距離について通信社の連合ニュースは、韓国中部ケリョンデにある陸海空軍の本部も射程に入っていると伝えています。北朝鮮はことしに入って弾道ミサイルのほかにも、戦略巡航ミサイルなどの発射を繰り返し、性能向上を図っています。