世間では、
北朝鮮が発表した『グアム狙いのミサイル試射』について、
アメリカの相当に物騒な返答をしたため、
侃々諤々かなり騒がしいことになっていますけど。
これについては、
メディアは『ミサイルを撃つ』とか『撃たない』とか、
北朝鮮の意図を論じて、
予想大会でバカバカしい騒ぎを繰り広げていますけど。
本当に詮ないことで。
『ミサイルで撃たれる』ことを前提にして備えをかため、
何も起きなかったら、
その先を論じる、ってのが道理でしょうよ。
ミサイル被害で死んでしまったら、予想も何もありませんからね。
というわけで、
やたらと騒がしいメディアの放言よりも
私的に気になるニュースはこっちの方です。
ということで、
韓国メディアの朝鮮日報の記事にブックマーク貼りました。
いちおう、
このニュースについては日本国内のメディアも取り上げています。
NHKなどでは、
いまだに韓国系アメリカ人などが北朝鮮国内に拘束されていることを一緒に報じています。
でもまあ、
現地メディアの方が少しは詳しいだろう、ということで。
韓国メディアの記事にブックマークを付けたのですけども。
……内容に大差はなかったですね。
日本でも、
韓国でも、
通りいっぺんの概要を報じて、それで終わっています。
それ以上、とくに深い解説はありません。
でもねぇ、
解放された時期が時期ですし、
表で派手な口ゲンカをしながら、
その裏でコソコソと他人には言えない大事な交渉している、ってことは良くある話ですよ。
捕虜交換、ってのも。
裏でのメッセージ交換のための手段としては、謀略で良く使われる手段ですし。
トランプ大統領は、ただいま夏期休業中らしいですけども。
『夏休み』と言いつつ、
アメリカ国民の目を逃れて軍事作戦の詳細な検討に入っていた、ってのもありそうな話で。
この後、何が起きても驚きませんねぇ。
とはいえ、
私の頭の上にミサイルが降ってきたら、驚くどころじゃないのですけどね。
北朝鮮 韓国系カナダ人牧師を保釈=「人道的見地」-Chosun online 朝鮮日報
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、敵対行為をしたとして無期労働教化刑(無期懲役に相当)を言い渡され、服役中の韓国系カナダ人牧師イム・ヒョンス氏について、中央裁判所の9日付の決定により、病気のため、人道主義的な見地から保釈されたと報じた。
イム氏は2015年1月に北朝鮮当局に拘束され、同年12月に国家転覆陰謀罪で無期労働教化刑を言い渡された。拘束されてから31カ月後に解放されたことになる。
朝鮮中央通信は今月8日、カナダの国家安保首相補佐官がトルドー首相の特使として平壌を訪問したと明らかにしていた。具体的な目的などについては言及せず、イム氏の解放を交渉するために訪朝したとの見方が出ていた。
イム氏は北朝鮮で栄養失調や高血圧、関節炎、胃病などを患い、健康状態が芳しくない状態だったとされていた。北朝鮮に拘束され、昏睡(こんすい)状態で解放された米国人大学生オットー・ワームビア氏の死亡を受け、イム氏の健康状態を懸念する声が高まっていた。
イム氏は1997年から100回以上北朝鮮を訪問し、児童施設や高齢者療養施設などを支援してきた。15年当時も政治問題とは関係ない人道支援目的で訪朝したとされる。
東国大北朝鮮学科の金榕荽(キム・ヨンヒョン)教授はイム氏が保釈されたことについて、「米国など国際社会と強硬一辺倒の対決構図を見せたが、一服する次元で人道主義のカードを出したものとみられる」との見解を示した。