お隣の韓国で地震が起きたそうです。
マグニチュード5くらいだそうで。
それでも観測史上歴代2番目の大地震なんだとか……
韓国、ってあまり地震が起きないんですね。
地殻プレートでいうなら、
日本列島が防波堤みたいになっているので、
地理的に、
エネルギーが溜まらないのでしょうけど。
それより、
私的にはイラン、イラクの国境付近で発生した地震の方が気がかりです。
およそ3日前、もう発生してから4日は経つのでしょうか。
日を追う毎に発表される犠牲者の数が増えています。
現地は、まだまだ瓦礫の山で収集がつかず、
今、公表されている犠牲者数も暫定的なもので、
最終的にいったいどれほどの数になるのか。
今のところ、
日本人の犠牲者は公表されていませんが、
実際のところ、
これから名前が挙がってくるかも知れません。
それはそれとして、
日本からは、特別救助隊とか派遣されているのでしょうか。
ニュースでこまめにチェックにしているのですけど、
これまでそういう発表は見てないのですよね。
この地震、被災地の場所が場所だけに、
おいそれと人を送り込めないのだろう、とは思いますけど。
いちおう14日に、安部首相が被災地に向けてメッセージを送ってますし、
その中で、
救援物資を送る準備はある、と明言しています。
早いところ送ってあげてほしいものです。
韓国の方は、
大した被害もなさそうですし、放置しててよろしいんじゃないでしょうか。
多分、それが大方の日本国民の民意に添うと思いますし。
しかし、
何というか……地震でビルが倒壊、というのは、
日本人の感覚からすると、なかなか大変だなぁ、というか。
そんな大事になってるのか、と思ってしまいます。
いや、
つい先年の熊本地震でも、
建物の1階が潰れて圧壊した。とかいう被害はけっこう見られたのですが、
それで、
従来の耐震建築の脆弱性とかも、指摘されて
またぞろ、耐震建築の見直しも始まったりしているのですが。
海外の地震被害での写真に見られるような、
今回の地震でもたびたび見かけますけど、
ビルが半分に割れて、片方が崩れ落ちてしまったような、
ああいう壊れ方、というのは、
いったいどういう原因で起きるのでしょうかね?
日本だとあまりお目にかかったことがないのですよねぇ……
……高速道路などの橋梁の根元部分が圧壊してコンクリートが剥げ落ち、鉄筋がむき出しになってたり、
ビルの外壁が、ひび割れたり、剥がれ落ちたりするのは、
日本でもたまに見かけるのですけどね。
海外の耐震建築と、
日本国内の基準だと、かなり大きな違いがあるのでしょうか。
それならそれで、
どこかで詳しく教えてくれないかなぁ。
【ソウル=名村隆寛】韓国気象庁によると、15日午後2時29分ごろ(日本時間同)、韓国南東部の慶尚北道浦項(ポハン)付近でマグニチュード(M)5.4の地震があった。震源は浦項市北区の北9キロで、深さは9キロ。浦項市によると、41人が重軽傷を負った。また、同49分にM3.6、午後3時にはM2.9、午後4時49分にはM4.6の余震がそれぞれ起きるなど、多数の余震が観測された。
韓国では昨年9月に、今回の地震の震源に比較的近い慶尚北道慶州(キョンジュ)でM5.8の地震が起きている。今回の地震は韓国観測史上では昨年に続き2番目の規模だった。
地震による揺れは、慶尚北道や釜山(プサン)などだけでなく、ソウルでも観測された。震源地に近い浦項市一帯では、建物の壁やタイルが崩れたり、ヒビが入ったほか、ガラスが粉々に割れるなどの被害があった。また、教会の十字架が路上に落下したり、スーパーの棚に置かれた商品が落下し、散乱するなどの被害があった。原発での事故は報告されていない。
イランとイラクの国境付近の山岳地帯で発生した地震では、死者が530人を超え、山間部の被災地では支援物資の供給が追いついておらず、被災した人たちの間では不満の声があがっています。
イランとイラクの国境付近の山岳地帯で、12日夜起きたマグニチュード7.3の地震で、イランの国営放送は14日、530人が死亡したと伝え、イラク政府も7人が死亡したと発表し死者は合わせて537人に上っています。
地震の被害はイラン側の山間部に集中していてこのうち特に被害が激しかった西部ケルマンシャー州のサレポレザハブでは、地震の発生から丸2日となる14日も、救援部隊が救助犬などを使いがれきの下に生存者がいないか、懸命の捜索を行っていました。
一方、街の広場や公園には、家を失った人たちがテントを設置し屋外での避難生活を余儀なくされています。イラン政府は、テントや食料、防寒具を重点的に支給する方針ですが、被災地は山間部のため物資の供給が追いつかず被災者からは不満の声があがっています。
2つのテントで30人以上の親戚と一緒に避難生活を送っているという男性は「毛布は支給されたが、夜は寒くて眠れない。子どもたちも同じことを言っている」と話し、さらなる支援を訴えていました。
山間部の被災地ではこの時期、夜間の気温が氷点下になることもあるということで本格的な冬を迎える前にイラン政府は被災者の支援に全力を挙げることにしています。
被災地で不安や不満の声
被災地では家を失った人たちが公園などで避難生活を送っていますが、支援物資が足りていないということで不安や不満の声が聞かれました。
避難生活を送る50代の男性は「家族にけがなどはありませんでしたが、自宅は大きく壊れ、危険で住むことはできません。テントや水、食料が必要です」と話していました。
また、自宅が全壊したという別の50代の男性は「毛布は支給されましたがそれでも夜は足が冷えて眠れない。子どもたちも同じことを言っています」と話しさらなる支援を求めていました。
一方、60代の男性は「持っている衣類で寒さをしのぐしかありません。暖房器具もなく、何もありません」と話し、冬の訪れとともに、寒さが本格化することに不安そうな様子でした。