なんか揺れてるなぁ、と思ったんですよ。
寝起きで。
で、ニュース確認してみたら。
大阪が大変なことになっていました。
それで神奈川の方まで揺れる、とか。どんだけですか。
うん、
震度6ですか。
それでマグニチュード6強とか。
地震の規模は大したことないのですけど。
震源地が比較的浅い場所だったとかで。
それなりに揺れた、とか。
水道管が至るところで破裂して、
断水して。
停電して。
電車も、新幹線も止まっているとか。
大変ですなぁ。
ただ、
テレビのニュースだと繰り返し報じているのが、この話題ばかり。
ということで、
ブックマーク貼ってみたり。
私的には、
物凄く残酷なことを書きますけど、
この倒壊状況で犠牲者が一人だったのは『ラッキー』としか言い様がない。と思います。
40メートルに渡って高さ2M弱のコンクリートの壁が崩落してきたわけですから。
しかも通学途中の小学生の上にですよ。
10人単位で犠牲者が出ててもおかしくない事例です。
それが、
目立って犠牲になったのが一人だけ、なのは。
運が良いとしか言い様がないです。
数字だけみればね。
18日朝、大阪府北部を震源とするマグニチュード6.1の地震があり、大阪・高槻市などで震度6弱の揺れを観測したほか、近畿地方の広い範囲で震度5強や5弱の揺れを観測しました。
大阪府北部ではその後も余震とみられる地震が相次いでいて、気象庁は今後、1週間程度、最大で震度6弱程度の揺れを伴う地震に十分注意するよう呼びかけています。
18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする地震があり、大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱の揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。気象庁の観測によりますと、震源地は大阪府北部、震源の深さは13キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定されています。
大阪府北部ではその後も余震とみられる地震が相次ぎ、午後2時半までに震度1以上の揺れを観測する地震が15回起きていて、震度2が5回、震度1が10回となっています。
今回の地震ではブロック塀が道路側に倒れ、9歳の女の子が死亡しました。
これについて、地震によるブロック塀の被害に詳しい専門家は今回倒れた小学校のプールの周りにあるブロック塀は、高さが非常に高く、補強用の壁もつけられていないと見られることなどから、「法令で定められた作り方で設置されていなかった可能性がある」と指摘しています。
昭和53年の宮城県沖地震を教訓に、地震によるブロック塀の被害の調査などを長年行ってきた東北工業大学の最知正芳教授は「ブロック塀の倒壊による被害は、宮城県沖地震など過去の地震が示すとおり、地震で当然起こりうる都市型の災害で、危険性を指摘してきたが、再び、こうした被害が出てしまったのは大変痛ましく、非常に残念だ」と話していました。
そのうえで、今回の地震で倒壊した小学校のプールの周辺のブロック塀について、「映像で見るかぎりは、塀の高さが非常に高いうえ、倒壊を防ぐために基礎と塀を固定する『控壁』も設置されていないように見える。建築基準法の施行令で定められた作り方で設置されていなかった可能性がある」と指摘しています。
さらに、「ブロック塀は倒壊すると、重さが数トンに達して非常に危険なうえ、今回の地震は通勤や通学の時間と重なったため、タイミングも非常に悪く、大きな被害につながったのではないか」と話していました。
また、最知教授によりますと、ブロック塀より数は少ないものの、石を積み上げた「石塀」も内部に鉄筋などが無いケースが多く、地震の揺れに非常に弱く、倒壊の危険性が高いということです。
最知教授は「現在は倒壊していないブロック塀なども、今回の地震の大きな揺れですでにダメージを受けていて、今後の地震で新たに倒壊する可能性があるので、ブロック塀に近づかないようにしてほしい。また、ブロック塀を点検し、ひびが入っているなど、危険なものは撤去することも必要だ」と呼びかけていました。
高槻市教育委員会によりますと、地震で崩れた寿栄小学校のプールの外壁に面した道路は幅の狭い通学路で、児童の安全を守るため壁沿いに「グリーンベルト」と呼ばれる通路が設置されていたということです。
子どもたちはこの通路を通るように指導されていて、通学時に大勢の児童が通るポイントだったということです。
プールの外壁について、これまで学校や地元の住民から危険性の指摘や改修の要望はなかったということです。
教育委員会は壁が作られたいきさつや、ほかにも危険な場所がないか詳しく調べることにしています。
高槻市などによりますと、この壁は高さ1メートル90センチのプールの基礎部分の上に、ブロックが8段、1メートル60センチの高さまで積まれていて、壁全体の高さは合わせて3メートル50センチあったということです。
昭和49年に小学校が建設された際は、プールの周りには基礎部分の上にフェンスだけが設けられていました。
その後、プールを周囲から隠す理由で、ブロックの部分が積まれたと見られるものの、具体的な経緯は調査中だとしています。
また、ブロック塀の安全性については3年に一度の定期点検を行っていたとしていますが、必要な太さや長さの鉄筋が入っていたかどうかは現時点ではわからないとしています。
地震で倒れたあとの映像では、現場の壁はプールの基礎部分の上に積まれたブロック塀が折れているように見えます。