いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
469人でした。
そのうちわけは
市中感染者が452人、
海外からの流入組が17人。
さらに
市中感染者のうち
首都圏で確認されたのが323人。
首都圏が市中感染全体に占める割合は
71%でした。
この数字、
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比ほぼ1倍(先週470人
市中感染で前週比1倍(先週452人
首都圏で前週比0.91倍(先週354人
という結果です。
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いやぁ、
凄いですねぇ。
感染者報告数が、
1週間前の数字とほぼ同じ、という結果。
海外からの流入組が1人減っただけで。
市中感染者はまったくピッタリ同じの同数ですよ(笑
こんな偶然、
なかなか見られません。
私はこれまで、
1年間近く
韓国の感染状況報告を見てきましたけど。
ここまで数字が揃ったのは
初めて見ました(苦笑
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告の中には
ちょくちょく、
『数字を弄ってるっぽいナァ』と思える
報告が並ぶときがあるのを
見てきましたけど。
今回みたいに、
市中感染者報告数が同一、
海外からの流入組が1人違い、
ってのは
さすがにありませんでした。
今回は、
本当に凄いですねぇ。
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ただ、
内訳を見ると
様相は大きく違ってきています。
前週の、
感染者報告のうち
首都圏が占める割合が78%、と。
首都圏に集中していたのに対して。
今回は、
首都圏が占める割合が71%、と。
じゃっかん
ポイントが下がっています。
ざっと1割くらい。
この数字、
昨日も似たような結果出ていました。
なので、
首都圏で感染抑止が多少改善されているのと
同時に。
地方では感染者が増えている。
地方での感染拡大が進みつつある。
と。
そんな風に見えます。
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まあ、
今回だけなら、
なんとも評価しがたい結果、ってだけで済むのですけど。
今週は
似たような傾向が続いてますから。
こうなると、
地方でのメガクラスター発生リスクに
要注意、要警戒、ですねぇ。
韓国は、
これまでに
そういう展開を2度、3度、やらかしてきましたから。
この先が、
注目ですね。
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は17日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から469人増え、累計9万6849人になったと発表した。市中感染が452人、海外からの入国者の感染が17人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(363人)から106人増加し、14日以来3日ぶりに400人を上回った。
週末に検査件数が減少した影響が薄れて再び感染者数が増加した。首都圏で連日300人台の感染者が出ているのに加え、首都圏以外の地域でも小規模な集まりやサウナ、職場などに関連する感染が続いており、拡大を止めるのは容易ではない状況だ。
政府は感染者の発生が集中している首都圏での拡大を抑えるため、今月末までの2週間を「首都圏特別防疫対策期間」とし、多くの人が集まる施設や外国人労働者に対する防疫対策をさらに強化することを決めた。
この日新たに確認された市中感染者452人を地域別にみると、ソウル市が120人、京畿道が182人、仁川市が21人で、首都圏が323人を占めた。
首都圏以外の地域では慶尚南道が45人、全羅北道が21人、大邱市が14人、忠清北道が12人、釜山市と江原道がそれぞれ10人、忠清南道6人、慶尚北道4人、蔚山市3人、世宗市2人、大田市と済州道がそれぞれ1人だった。
このところ家族や知人との集まり、職場、サウナなど日常の場での感染が広がっている。慶尚南道晋州市のサウナに関係する感染者は累計189人に増え、同道巨済市では遊興施設(クラブなど)と公衆浴場に絡み計46人の感染が判明した。
このほか教会、職場、病院、体操教室などでも新たなクラスター(感染者集団)の発生が確認された。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは17人だった。このうち9人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの8人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から8人増えて計1686人となった。韓国国内の平均致死率は1.74%。重篤・重症患者は前日から3人減り、100人となっている。
16日の検査件数は4万5433件で、前日より4296件多かった。