kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

北朝鮮とか韓国とか ―― 南北会談、北朝鮮ペース

まあ、なんというか。
南北会談が実現しました。朝鮮半島で。
一日本人としては、『だからどうした』って話なんですけど。

北朝鮮問題はすでに『解』が出てしまっているのですがね。
なので、
何を話そうが、
『解』に辿り着かない以上は、
今のまま緊張をはらんだ毎日がだらだらと続くだけです。
ちなみに『解』というのは、


北朝鮮は独裁をやめて、
 普通選挙を実施し国連による選挙監視団を受け入れて、
 民主国家として再生する。
 おそらくこれが、核保有が認められる最低条件。

●核保有を諦め、独裁制を維持する。


このどちらかでしかないでしょう。
独裁国家核兵器保有する ―― この『解』はありえません。
北朝鮮がどれだけ核戦争の恐怖を煽ろうが、
この『譲れない一線』の『大義』が揺らぐことはなく、
どれだけの犠牲を払っても、
この『大義』によって核保有を望む北朝鮮はすり潰されます。
北朝鮮の国民が死のうが
韓国民が死のうが、
日本国民が死のうが
アメリカ国民が死のうが、
すべて、北朝鮮の独裁者の責任です。
ここがブレると、
第二次世界大戦後の世界を治めている『根底』そのものがブレてしまうので。
上に書いた以外の解は存在シマセン。
その上で、
北朝鮮が着地点をいったいどこに設けているのか、
それが問題です。
現状で、
北朝鮮アメリカとの対立に限定しようとして、
あらゆるアナウンスを出してますけど。
この世界を治めている枠組みを支持している先進国の間では、
北朝鮮は人類社会の敵』との認識が広がりつつあります。
で、
この流れの中で、
日本と韓国はどうするのか?


韓国が自分を高く売ることができるのは、まさに今この瞬間しかないのですよ。
北朝鮮問題の緊張が最高潮に高まっている現状で、その北朝鮮との関係を後ろ盾できる、
いまだからこそ韓国が独自外交を展開できているわけです。
この後、北朝鮮問題が解決したり、緊張が緩和されてしまうと、韓国の存在意義などあっと言う間に霧散します。
日本としては、それまで亀みたいに隠れてジッとして居ればいいんです。
それだけです。
問題なのは嵐が去った後の展開です。



 【ソウル=鈴木壮太郎】韓国で文在寅ムン・ジェイン)政権が発足して初めて開かれた韓国と北朝鮮の南北協議は終始、北朝鮮ペースで進んだ。韓国は平昌冬季五輪への北朝鮮の参加という悲願へ成果を上げた一方、北朝鮮への非核化要求では強い反発に遭った。9日発表された共同報道文には「南北関係のすべての問題はわが民族が当事者として解決する」と、米韓同盟にくさびを打つような一文も盛られた。
 約2年ぶりとなる会談は、和やかなムードで始まった。
 「大きく期待している我が民族に、新年初の贈り物として価値ある結果を差し上げるのはどうでしょう」。会談冒頭、北朝鮮側の首席代表、李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長はこう切り出した。対韓強硬派の軍人出身ながら終始柔和な表情をみせ、韓国側首席代表の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相も笑顔で「良い贈り物ができるよう努力しましょう」と応じた。
 「選手団を送る用意がある」。北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)委員長は1日の新年の辞で、平昌五輪への参加の意思を示した。北朝鮮に五輪参加を呼びかけながら無視され続けた文在寅大統領への「贈り物」だ。北朝鮮はさらに、文氏がトランプ米大統領との間で定例の米韓合同軍事演習を平昌五輪後に延期する「お返し」を用意するのを見届け、文氏が提案した南北協議の実施を受け入れた。
だが10時間を超える会談を経て発表された共同報道文は、北朝鮮の主張が強く反映された印象が否めない。国際社会が注目した北朝鮮への非核化要求については、ほぼゼロ回答で終わった。
 融和ムードを演出した北朝鮮だが、首席代表の李氏は最後の全体会合でこわもてぶりを見せた。「非核化問題を議論していると韓国が報道しているがとんでもない話だ。我々の戦略武器は米国を狙ったものだ。誤った声が伝わると、よい成果を上げる妨げになる」と強烈な不満を表明。会談終了後、非核化の議論について尋ねた記者団には「ない」と言い切った。