内容を書くのが、少し先になりそうなので。
残り２つの大罪について、書いておくと、
一つは、原子力事業の運営者、今回の場合、政府と東電ですけど、その情報の隠蔽。
もう一つは、原子力事業を推進してきた、原子力産業界＝通称、原子力村の無責任体質。
です。
とくに、
原子力事業を推進してきた、原子力産業界＝通称、原子力村の無責任体質。
については、
私は、今回の事故で過去の責任云々ではなく、
原子力産業に関わってきた、日本企業、日立、東芝、三菱などが表立って、事故収束のために尽力しなかったことが
問題だと思っています。
かれらは事業者としての責任を放棄したと思っています。
ＧＥの会長が視察に来たり、フランスの企業が汚染水処理に名乗りを上げたり、
そういう表立ったアクションが日本の企業には、ここまでいっさいありません。
中や裏では、東電に協力しているのでしょうが、名前を出さずに協力することは、やはり責任放棄だと思います。
それゆえ、
「フクシマ」で、日本の原子力産業の息は止まってしまったと思います。
今後、世界で原発は産業として、それなりに続いていくとは思いますが、
日本には席が与えられないでしょう。
そして、
政府としても原子力産業については、今後産業としての発展が見込めないので、
そこに投入している資金を他に回すべきだと思います。
