昨日あった会見、ニコ生で見てましたよ。
すごかった。
【ＳＴＡＰ細胞】笹井氏、どこか人ごと…「アドバイザー」何度も繰り返す＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース
【ＳＴＡＰキーマン 笹井氏会見詳報】（１）山中氏のライバル謝罪「共著者として心痛の極み」＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース
【ＳＴＡＰキーマン 笹井氏会見詳報】（２）「小保方氏にノート見せろとは…」「参加は最終段階、不正見抜けず」＋（1/5ページ） - MSN産経ニュース
【ＳＴＡＰキーマン 笹井氏会見詳報】（３）「ＳＴＡＰ現象は最も有力な仮説」「ノート、個人差がある」＋（1/4ページ） - MSN産経ニュース
【ＳＴＡＰキーマン 笹井氏会見詳報】（４）功名心否定「手助けしたかっただけ」 小保方氏の不服「心痛んだ」＋（1/5ページ） - MSN産経ニュース
【ＳＴＡＰキーマン 笹井氏会見詳報】（５）完 小保方氏に「弱い部分、おもんぱかることできなかった」＋（1/5ページ） - MSN産経ニュース
ニコニコ動画の中継は１５時から始まって１７時３０分まで続いたのですけど。
それでも時間が足りずに、記者からの質問を受けている途中で中継が終わってしまいました。
そのくらいに、マスコミの追求が厳しかった。
小保方女史の会見を『魔女狩り裁判』だと表現した人がいましたけど。
いえいえ、
『魔女狩り裁判』はこの笹井氏の会見のことですよ。
男と女で、こうも手のひら返したごとくに、ヒドイ対応になるのか、見ていて愕然としましたね。
まあ、小保方女史の会見とは違って、
大物弁護士が同席していなかった……ということも、マスコミが調子づいた理由の一つなんでしょうけどね。
それにしても……笹井センター長をかばうわけではありませんが。
彼の口にする「アドバイザー」という言葉は彼の立場を非常に明確に的確に表している言葉だと思います。
今回の事件を刑事事件に見立てるなら、主犯は小保方女史で、笹井センター長は共犯の立場。問題はどこまでかかわっていたのか。
ということになりますけど。
小保方女史がコツと言い出した事を理研が知らなかったことからすると。
笹井センター長は、ＳＴＡＰ現象の核心について必要な情報が与えられていなかった。あくまで部外者の協力者でしょう。
論文を書くために協力しただけの人物、とも言えるでしょうね。
もちろん論文組ためのために、実験全体からみたらそれなりに深いところまでかかわっているとは思いますけど。
だからその人に、理研の管理責任のすべてをおっ被せるような、そういう見方は。
それは間違いではないか、と思います。
組織の責任は、あくまで組織の責任であって。たまたま上司だった人間が全て負うべきものではないでしょう。
会社が事件を起こしたとして、社長が責任をとって辞任したら会社は無罪になるか……といえば。
それはおかしな話ですよね。
だからといって、笹井センター長が無罪、というわけでもないのですけど。
必要以上に彼を責めるのも、問題をミスリードするだけだと危惧するのですよ。
なんにしても、これでまた少し情報が増えたので。
今回の事件の解決に少しでも進展すればいいな……と思いますよ。
