長崎、佐世保の例の女子校生殺害事件。
当初、加害者の女子校生の印象は『大人しく勉強の出来る目立たない子』って話だったのですけど。
捜査が進むにつれて出てくる情報は……全然違いますね。
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まだまだあるのですけど。
幾つか拾ってみただけでも、犯人の少女は常軌を逸した行動をとっていた事が見て取れます。
学校にひとり、いるかいないか……ってレベルの問題児ですね。
小学校時代には、給食に漂白剤を混ぜて同級生に食べさせようとしてますし。
教師は内申書に必ず注意書きをつけて申し送りを必要とするレベルです。
学年の担当教師が常に監視を必要とする問題児ですよね。
問題は、
高校に入った時点で、入学先にその情報が共有されていたのかどうか……
とくに、父親を金属バットで襲撃した時点で、かなり危険な実力行使にでているわけで。
次は、この力が他者に向くことは、過去の行動と照らしてみても、十分予測出来たはずです。
なので、
ここでカウンセラーの助力を頼むなり。
なんらかの対策を講じるべきだったのですが。
この父親が取ったのは、
適当な口実をつけて、少女を『留学』させて家から追い出して、留学までの時間は家とは別のマンションに独り暮らしさせて隔離してますし。
我が身の安全を図ることばかり一生懸命で無責任に少女を放り出したのでした。
……人間として、最低ですね。
自分で対処できないなら、警察の生活安全課なり、少年課なりに、事情を話して。
適切な対処を教えてもらえば良かったのに。
それすらしてないで。さっさと再婚して、父親だけの生活を再建して、少女の教育は放棄してます。
今回の事件の被害者は、加害者の少女の父親が続けてきた無責任な教育の犠牲者、と言ってもいいのではないか。と思えます。
全国模試で上位に入ったり。スポーツの大会で賞状をもらったり。そんな事よりももっと大事なことをきちんと教育するのが親の役目だろ。
そのために身体を張れるのは親しかいないだろ。それができないなら、子供なんて作るなよ……って思います。
……ひょっとしたらカウセリング、受けていたのかも。と思ったりもしたけど。それなら、真っ先に情報が出て、即精神鑑定発動のはずだから。
やっぱり何もしていなかったんだろうな。
