取り上げている記事は昨日のものです。
既に1日近く経過して続報が幾つか入っています。
ニュースでは今日もトップ扱いなのですけども。
あまり詳しい情報が入ってこないのが、なんともキナ臭さを感じてしまう。
そんな事件です。
場所が、外国企業に開放された経済特区、というのがなんとも。
私的にはテロを疑っているのですけども。
中国社会のシステム劣化、という線も十分濃厚で。
今のところ公開されている情報ではなんとも言えませんねぇ。
一部では、法律違反の不法状態で危険物が管理されていた、ゆえの爆発事故、という情報も
流れていますが。
しかし、
『中国』ですから、必ずしも事実が公開される、とは限りませんし。
政府に都合のよいようにねじ曲げて報道するのが当たり前の社会ですからねぇ……
記事では
『巨大な火の玉が空に上がる』との記述があるのですけども。
単なる可燃物ではなくて、明らかに何かしらの化学物質、
一瞬で化合する、もしくはガソリンみたいに気化しやすい燃料、などが大量にあったはずです。
今のところ、「炭化カルシウム」ではないか。それが大量に置いてあったらしく、
これが消火作業のために放水された水と激しい化学反応を起こしたのではないか、と目星がつけられています。
しかも
それが、この季節の炎天下にコンテナに保管されていた、とか。
ちょっと考えられない、というか。信じられない、というか。
倉庫……って冷凍庫、冷蔵庫、とかじゃないんですか?
もしくは不活性化ガスが充填されて密閉された、安定化した状態とか?
『倉庫』でコンテナ保管と書いてある以上、室温保管なんでしょうねぇ。
どういう安全管理の下に置かれていたのか。想像できません。
……と言っても。日本の安全基準で考えてしまうから、そういう発想になるわけで。
今の中国なら、何が起きても不思議じゃない、と思うのですけども。
中国・天津港の倉庫で大爆発、400人以上が死傷 - 産経ニュース
2015.8.13 08:23更新
中国天津市の港湾部で発生した大規模な爆発で上がる激しい炎と煙=13日(共同)
【北京=矢板明夫】中国国営中央テレビ(CCTV)などによると、天津市浜海新区の港湾にある危険物専用の倉庫で、12日午後11時30分(日本時間13日午前0時30分)ごろ、大きな爆発が2度発生し、13日午前までに少なくとも17人の死亡が確認され、400人以上が負傷した。
現地メディアは、死者数について、42人の遺体が病院に収容されたと報道。被害はさらに広がりそうだ。
関係者の話として伝えられるところでは、倉庫の近くに置いてあった「引火や爆発を起こしやすい物質を詰めたコンテナ」から出火し、消防隊による消火活動中に大きな爆発が30秒程度の間に2度起きたという。
2度目の爆発はきわめて大きく、中国メディアは爆発で巨大な火の玉が空に上がる様子を伝えた。周辺2キロの建物の窓ガラスがほとんど割れ、負傷者は次々と周辺の病院に運ばれた。
事態を重く見た習近平国家主席は13日早朝、「救援活動と消火活動に全力を尽くし、人民の生命財産を守れ」と指示。郭声●(=王へんに昆)(かくせいこん)公安相を長とする国務院の対策チームが現地に派遣された。
北京の日本大使館によれば、爆発に邦人が巻き込まれたとの情報はない。浜海新区の経済開発区にはトヨタ自動車などが進出し、在留邦人は約2400人。
中国では、今年4月にもPET樹脂などの原料であるパラキシレンの工場が福建省で爆発する事故が起きていた。