以前にあった、川崎の少年リンチ殺人事件でもそうだったのですけども。
最初に遺体で発見された状況が凄惨すぎたので、
どうしても「大事件」みたいな印象が先行しがちですが……
ただ、情報が次々に明らかになるにつれて、
当初のイメージを捨てて、
もう少し落ち着いてもよいのではないかなぁ。と。
思ったりします。
ざっくり私感を乱暴な言葉で書いてしまえば、
未成年が家出して、
夜明け前の盛り場を男女で彷徨いている、とか。
……まあ、
それなりの確率で事件に巻き込まれますわな。
今回みたいな凄惨な殺され方さえしなければ、
けっこうその辺にゴロゴロしているものすごくありふれた内容です。
その状況もどうか、とも思えますけども。
子供だって親のロボットじゃないですから。
中には、社会のレールから簡単に外れてしまう子もいるわけで。
そういう子の何割かは、行動の選択に失敗して、とてつもないリスクとか、悲惨な体験することになったりします。
大人だって、危険を避けているつもりで避けきれないわけですし。
子供だって、同じ事です。
で、何が書きたいのか、といいますと。
日本社会がおかしくなった、とか。そういうことは何もなくて。よくある出来事です。と書きたいわけです。
私事ですけども、
私も、弟を夏休みに水難事故で亡くしています。
友達と旅行中に
友達と河へ泳ぎに入って、弟だけ溺れて死んでしまったのですけども。
誰も、
最初から溺れるつもりで河泳ぎをするヤツはいないんですよね。
でも、本人の予想とはまったく異なる現実になる事は、しょっちゅう起きて。
ときには、人間の命を簡単に奪うような事故、事件へ繋がるわけですけども。
それは、
何か特殊なことか、というと。
別に特別なことは何もなくて。むしろ、私たちが死なずに生きている事の方が特別な現実、だって。
死なないように知恵を働かせて生きている、
そういうのが、
世の中の真実なんじゃないかな。と私などは常々思っているわけです。
【高槻少女殺害】遺体は１３歳の中１女子生徒と確認 12日から行方不明（1/2ページ） - 産経WEST
2015.8.18 10:42更新
【高槻少女殺害】
遺体は１３歳の中１女子生徒と確認 12日から行方不明
寝屋川市駅と遺体発見現場
大阪府高槻市の物流会社駐車場で粘着テープで縛られた少女とみられる遺体が見つかった事件で、大阪府警高槻署捜査本部は１８日、遺体は今月１２日夜から行方不明となっていた同府寝屋川市立中学１年の平田奈津美さん（１３）と確認した。平田さんと一緒にいたとみられる同級生の男子生徒（１２）も行方不明になっており、捜査本部が所在を捜すとともに、事件に巻き込まれた可能性があるとみて調べている。
捜査本部によると、遺体は同高槻市の物流会社駐車場で１３日夜に発見された。顔に粘着テープが何重にも巻かれ、窒息死した可能性がある。顔や身長、服装が失踪時の平田さんとよく似ていたことから、府警が身元確認を進めていた。
捜査関係者によると、平田さんの同級生の男子生徒は１２日午後９時ごろ、「平田さんと遊ぶ」と家族に言って外出。１３日午前１時ごろに平田さんの母親が帰宅した際、平田さんの姿がないことに気づいた。
１４日夜、２人の母親が同署に行方不明者届を提出。その後の捜査で１５日正午ごろ、男子生徒の自転車が京阪本線寝屋川市駅で見つかったほか、２人が寝屋川市内で一緒に行動している姿も目撃されていたことも判明した。
２人は京都方面に向かったとの情報もあったが、その後の詳しい足取りは明らかになっていない。２人の携帯電話はともに電源が入っていないという。
一方、捜査関係者によると、２人は友人関係でトラブルを抱えていたとの情報もあり、関連を慎重に調べる。
