もう一つ、気になっているニュース。
それは隣国、中国の株式市場の暴落です。
まあ、
今年の上がり方が、まさに『暴騰』というべき異常なペースだったので。
「こりゃ、行くな」と見ていた人は多いと思いますが……
記事では、
下目の目処がつかない、というような事を書いていますけども。
いやぁ……そんなのは嘘っぱちで、みんな意識しているはずです。
それはズバリ、
相場が上昇を始める、起点になった位置、つまり上海総合指数、ポイントで２０００です。
そこが『底』の目安でしょう……シャレじゃないですよ。
ただ、この数字は、高値のピークだった５０００の半値以下ですから。
ここまで下がると、
まず間違いなく下降トレンドまっしぐらで、
今後、反発の上昇は望めても右肩下がり、となるのを認めないとならないので、
ハッキリと意識したくない、のですかねぇ。
ちなみに、日経平均も暴落気味ですけども。
私は、
ここまでが過熱気味だったので。調整兼ねて適正に戻ってきているんだろうなぁ。というイメージです。
ちなみに私がイメージしている適正ポジションは、１７５００円前後ですね。
かつての第１次安倍政権の頃、
いわゆるリーマンショックの引き金になったサブプライムローンを使った金融商品が、
ジリジリ焦げ付き始めたくらいの時期、
ある意味、アメリカ金融バブルの最終局面に入るちょっと前くらい、
この辺の時期の日経平均が、
だいたい１７５００円前後だったんですねぇ。
とすると、
この数字はだいたい上値の限界に近いイメージなのですが、
今の日本は金融緩和でお金をジャブジャブばらまいている状況ですから。
上値は、ここから、
さらに５〜１０％くらい、上ブレしているだろう（円がインフレしてるだろう）って、
ザックリした感覚で、
日経平均１９０００円前後が上値の頭かなぁ。という捉え方です。
なので、
日経平均については、あまり心配していません。
そりゃあ、嬉しくない状況ですけども。
相場ってこんなものだろう。
という感じです。
上海株指数３千割れ、前日比７％超安 ８カ月ぶり安値水準 失望売り加速 - 産経ニュース
2015.8.25 17:44更新
２５日、上海株式市場は大幅続落し終値は３０００の大台を割り込んだ＝上海（ロイター）
２５日の上海株式市場は大幅続落し、代表的な指数である総合指数が前日比７・６３％安の２９６４・９７で取引を終えた。終値が３０００の大台を割り込んだのは、昨年１２月２４日以来で、約８カ月ぶりの安値水準となった。中国経済の先行き懸念や、日本の株価下落を背景に売りが広がった。市場関係者によると、政府系金融機関による買い入れがあったとみられるが、中国当局が金融緩和など本格的な景気対策に動かないことへの失望感から売りが加速した。同指数は取引時間中に一時、前日終値比で８％超下落した。
市場関係者は「３０００は証券当局者も意識していたはずの数字だ。その水準を割り込んだことで、投資家心理がさらに悪化する恐れがある。下値のめどがつかなくなっている」と語った。（共同）
