kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

後始末ってことなのかな ― 希望の党・若狭勝氏、政界引退を表明

正直、
『なんだったのかなぁ』というのが、
外から見ていただけの一国民の感想です。
私の個人的な感想ですけど、
選挙に落ちて納得いかない点があるのは分かりますけど、
それでも、小池代表を責めるのは間違いですよ。
小池代表を責めるなら、都民ファースト会を抜けた音喜多議員みたいに、
小池代表の元から離れるべきでした。
……まあ、
音喜多議員の行動についても節操がないなぁ、とは思いますけど。
なんというか、
音喜多議員についても、
この若狭元議員についても、
自らの意志で小池代表の下に走ったのですから、
その神輿を批判しても、
自らの選択が大間違いだった見る目のなさを暴露するだけです。
それでは、
先がありません。
そもそも、
小池代表については、
あれは『ボス』として仰いではいけないタイプですよ。
回りを使い潰して自らの功績を稼ぐエリートの典型。
部下として使う分には、それなりにケアをしておけば有能ですが、
『ボス』に収めてしまうと、
組織が食い潰されてしまいます。とか私の目には映るのですけどね。
若狭元議員も
それを承知の上で、お互いに利用し合う関係のつもりで
その下に就いたのではないですか。

今回の選挙については前にも書きましたけど、
野党側は圧倒的に準備が不足していた。
それは、この『希望の党』についても同じで、
党とは名ばかりの急ごしらえで、擁立する候補者もいない。事務所も建てただけで組織も揃ってない。
それでも、
マスコミが『小池人気』を持ち上げるから、
勝てるような気になっただけで、
フタを開けたらそうでもなかった。
投票日には台風が日本列島を直撃して、
人気投票程度の動機で選挙に行く人がガッツリ減ってしまった。
というのも一因かもしれません。
史上最低の前回からは少しだけマシ、という、2番目に低い投票率だったらしいですから。
地盤・看板がしっかりしている候補が勝った。
地盤がなかった『希望の党』は当然のように負けた。
そういうことじゃないですかね。


こう書いたら変かもしれませんけど、
この人も、小池代表も『小選挙区の幻影』に踊らされすぎじゃないですかね。
たしかに、
博打は熱くなってハマッているときが一番面白いのでしょうけど。
『勝てそう』に見えるのは見かけだけで、
冷静に確率で計算すれば実際はほとんど勝てません。
失うモノの方が圧倒的に多い。
それが博打です。
『風が吹けばひっくり返る』というのは
無いものを当てにする『バカ』ですよ。
そろそろ
目を覚ます人が増えてもいいと思うのですけねぇ……
ただ、
こういう人達を何度も見ていると、
日本が『太平洋戦争』に突っ込んでいった理由もなんとなく分かるような気がします。
なんというか、
日本人の中には
現実を無視して『無いものを当てにする』エリートがそれだけ多い、ってことですから。
そういう国民性なのかもしれませんね。




 衆院選希望の党公認で立候補し落選した若狭勝・前衆院議員(60)は26日のBSフジ番組で「政治活動はいったんここで退く。引退でもいい」と述べ、政界を引退する意向を表明した。若狭氏は小池百合子代表(東京都知事)の側近として知られる。
 若狭氏は「希望の党を後方支援していくことは間違いないが、(選挙での)リベンジはない」と述べ、今後は国政選挙に出馬しないことを明言した。
 理由のひとつとして若狭氏は、自身の年齢を挙げ、「衆院選が来年あるならまだしも、少なくとも3年はない。衆院選では年齢を頭に入れ、若い人や女性の擁立を進めてきた。自分は例外というのはよくない」と説明した。

追記:
音喜多都議会議員について、ちょっと触れたので足しておきますと、
マスコミは選挙後ほとんどとりあげていないですけど、
小池騒動の失速については、
音喜多都議会議員の造反会見の影響が大きかったと思います。
あれで小池旋風に『トドメを刺された』ってところでしょうか。
彼女は自民党にかわる『ニューリーダー』を求められていたのに、
『全然違いますよ』みたいなことをハッキリ言われてしまったから、
マスコミも無闇に「ヨイショ」しづらくなって、『風』が一気にやんでしまいましたよね。
単に
『排除』『さらさら』だけの言葉の話なら、
その後『保守政治家として筋を通した』説明を繰り返していけば、
まだ挽回できたはずです。
でも、
音喜多都議会議員の造反会見が出て、
『排除』『さらさら』の言葉がリアルな実感を持ってしまった。
これで、
自民党に代わるニューリーダとしては不適格、という実態が露わになって、
どうにもならなくなってしまいましたね。
その意味では、
今回の結果は、
小池代表が、ちゃんと足元固めてこなかった自業自得で、
若狭元議員はとばっちりを受けた部分もありますけど、そういう『ボス』の無能を見極めできなかったのは、
やはり下についた人も自業自得なのでしょう。
小池代表は、
個人としては有能だけど、
『ボス』としては無能だった。と評価されるべきで人で、
なんでそんな人を『ボス』に選んでしまったのか、
自らの人を見る目の無さが、すべての原因でしょうね。