kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

面白くなってきましたw ―― 1ドル=1430ウォン突破KOSPIとコスダックも3~5%暴落

さてさて、
歴史的なウォン安水準が続いている
為替相場でありますが……
というか
今の為替相場を適切に評価するならば、
歴史的なドル一強独歩高、
と言うべきですね。
そんな
ドル高ドンドンの状況下で、
新興国通貨枠に入る韓国・ウォンが売られまくっている、
という。
それで、
月曜日の韓国ソウル外国為替市場で
1ドル=1430ウォンを突破。
1ドル=1433ウォン近辺まで下落したものの、
1433ウォン・ラインは、
なんとか死守。
終値は1ドル=1431ウォンで引けました。



さて、
問題は其の後で、
続く
ヨーロッパ市場、
そして
アメリカ・ニューヨーク市場で
1ドル=1433ウォンの防衛ラインを突破するのかどうか、
バチバチ
売買が行われるのを
私的に期待していたのですが……
そんな事はありませんでしたw
月曜日の
ソウル外国為替市場で
ウォンが
ドルに対して
今年の最安値を付けた後、
売買は低調で
いったんは
1ドル=1420ウォンを超えてウォン高に向かうかと
思いきや、
再び
1ドル=1430ウォン台に戻る、
ふらふらした展開になっています。



この方向感を失った様相を見て、
韓国ウォッチャーの間では
韓国政府、
韓国の中央銀行=韓国銀行が為替介入に入った、
という見方もささやかれていますけど。
私的には、
26日までの急激なウォン安を仕掛けた投機筋が、
いったん
利益確定に動いてウォンを買い戻している
(というか手持ちのドルを売ってウォンを買っている)、
なので
相場が小休止の小康状態に入ったのだろう。
と、
そのように見ています。
というのも、
26日の売買で
韓国政府が1ドル=1433ウォンに強固な防衛ラインを
設定しているのがハッキリと見えたので。
そこを突破するのに、
ウォン売りの実弾を集めている状況。
おそらくは、
週末為替相場の売買終了時に
きっちり
1ドル=1433ウォンを超えて
1ドル=1434ウォンなり1435ウォンなりの終値
記してチャートを作るつもりで。
時間を掛けて
仕込んでいるのだろうと思われます。
というのも、
一昨日と昨日の2日間で
一時、
1ドル=1420ウォンを超えて、
1ドル=1419ウォンを付けたもの。
そこから
さらなるウォン高へ進んでいませんから。
韓国が為替介入を仕掛けているのなら、
1ドル=1419ウォンで介入を終了する、とか、
そのような中途半端な介入はしない筈です……
いや、
プロなら
こんな無意味なやり方はしないよな。
なにより
今週末は
今月末日と重なっていて、
ここで記した数字が
そのまま
チャート上での週足、月足の数字になりますから。
韓国政府が
今のトレンドを変えようとするのなら、
利上げを発表した上で、
30日に大幅なウォン高の数字が残るように
為替介入を仕掛ける、
それで、
チャートのトレンドが変わったように見える数字を作る。
これが実現できたら、
指標パラメータの数字が変わるので、
ロボット売買で
一方的な売り注文が出しづらくなる程度の影響が出ます。
下落速度を削ぐのにコレ以上に有効な手段はありません。
ウォン売投機筋は
そのくらい読んでいるでしょ。



ということで、
私的には
今日、明日は小康状態で。
勝負は
明後日の月末営業最終日だと見ていますw

 

 

japan.hani.co.kr

 

1ドル=1430ウォン突破…KOSPIとコスダックも3~5%暴落=韓国

英国の大規模減税にドル高の勢い続く 
世界の金融市場で再び不安に陥る 
為替当局の介入発言にもウォン安止まらず

 ウォン安ドル高が恐ろしい勢いで進み、一気に1ドル=1430ウォンを突破した。英国の大規模減税政策などでグローバルなドル高傾向がさらに強まった影響だ。世界の金融市場が再び不安に陥り、韓国総合株価指数(KOSPI)とコスダック指数も3.0~5.0%も下落した。
 26日、ソウル外国為替市場でのドルに対するウォン相場は、前取引日より22.0ウォン安の1ドル=1431.3ウォンの終値を記録した。グローバル金融危機当時の2009年3月16日(終値1440.0ウォン)以来の最安値だ。1419.0ウォンでスタートした為替相場は、取引開始直後に1420ウォンを超えた後、下げ幅を拡大し続け、一時は1435.4ウォンまで急落した。世界的なドル高基調が続いた影響だ。23日(現地時間)113台に上昇したドルインデックスは同日も上昇を続け、一時114.4の高値を記録するなど、20年ぶりの最高値を更新した。
 証券市場も大きく揺れた。KOSPIは同日、69.06(3.02%)下がった2220.94の終値を記録した。米連邦準備制度FRB)がジャイアントステップ政策金利0.75%引き上げ)に踏み切った翌日の23日、2300ポイント台が崩れたのに続き、2200ポイント台も危ぶまれている。同日の下落は個人投資家の売り越しが主導した。個人と外国人投資家がそれぞれ2456億ウォン(247億5千万円)分と36億ウォン(約3億6千万円)分を売り越した一方、機関は2800億ウォン(約282憶2千万円)分を買い入れた。コスダック指数も692.37で36.99(5.07%)急落し、2年3カ月ぶりに700台を割り込んだ。国庫債金利は軒並み上昇(債券価格の下落)を示した。国庫債3年物の金利は0.34ポイントも高騰し、年4.548%を記録した。
 同日、ウォン安ドル高がさらに進んだのは、英国の財政浮揚策発表の影響とみられる。23日(現地時間)、英国財務省所得税率を一部引き下げるなど50年ぶりに最大規模と評価される減税政策を発表した。財務省は2027年まで、448億ポンドが減税されるものと推算した。クワジ・クワーテング財務相は「本当に危険なのは(政府が何の行動もせず)成長を窒息させること」だとし、「(今回の発表に加えて)さらに多くのことが残っている」と述べた。 今回の対策で景気が浮揚され、同時に家計のエネルギー支出が節減されるため、インフレが緩和されるとも説明した。
 しかし、市場の評価は違った。英国財務省の発表直後、ポンド相場は1ポンド=1.09ドルを割り込み、37年ぶりの最安値を更新した。英国国債2年物の金利も23日、年4%を超えたのに続き、26日の開場直後、4.53%まで急騰した。減税によって国債発行(供給)が増えるものと予想され、国債の価格が下落したのだ。今回の景気浮揚策が総需要を刺激し、インフレをさらに深刻化する圧力として作用すれば、中央銀行金利をさらに多く引き上げなければならないという懸念も影響を及ぼした。英国国立経済社会調査研究所(NIESR)は、もはや物価を抑えるためには、英国中央銀行政策金利を年5%まで引き上げなければならないと見通した。
 ユーロと円の弱さもドル高の要因として働いた。市場では25日に行われたイタリア総選挙の出口調査で、極右勢力の政権獲得が既成事実化したことを受け、ユーロ安が進んだと分析した。日本銀行黒田東彦総裁が同日「当分金利を引き上げることはない」と発言した以後、ドルに対する円相場も東京外国為替市場で約24年ぶりに取引中1ドル=145円を越えた。
 世界の金融・外国為替市場が不安の渦に巻き込まれたことで、国内の為替当局の相次ぐ口頭介入発言もウォン安の勢いを止めることができなかった。韓国銀行のイ・チャンヨン総裁は同日午前、国会企画財政委員会に出席し、「為替市場での偏り現象が進み、ウォン相場が韓国経済のファンダメンタルズ(基礎体力)と過度に乖離した場合、準備されたコンティンジェンシープラン(非常対策)に従って市場安定化措置を適時に実施する」と述べた。ウォン安はイ総裁の発言以後も進み、午後1時頃には1ドル=1430ウォンを突破した。
 企画財政部のパン・ギソン1次官も午前早く非常経済対応タスクフォース(TF)会議を開き「必要に応じて為替当局が造船会社先物為替を直接買い入れできるよう諸般の準備に万全を期すよう要請した」と再度明らかにした。最近、為替当局は国民年金通貨スワップ協定を結び、各造船会社の先物売りを促す案を打ち出している。為替市場でドル需要は減らし、供給は増やして為替レートを引き下げるという趣旨だ。