ここ最近、
世間からの注目を集めている
『ビッグモーター』の保険金不正案件で、
新たな展開です。
これまで、
対外的な接触を
一切シャットアウトしていた
現社長が、
本日午後、
急遽記者会見を開いて
辞任を表明しました。
これが
さっそくニュース記事になっていますので
ブックマークを付けました。
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で、
内容をざっくり流し見した
私の感想を述べると。
『悪事を働いたヤツは皆そういうな』
の
テンプレまとめ会見、
みたいな。
それで、
徹底した自己防衛、
逮捕を逃れるために
末端の現場責任者にすべての罪状を押しつけて
トカゲの尻尾切り、
みたいな……
発言を繰り返しています。
なんというか、
この手の
悪事が露見したワンマン社長にありがちなフレーズの見本市、
みたいな内容ですね。
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で、
気になる今後の見通しですけど。
以下、
これまで株式投資してきた合間に
この手の企業不祥事を見てきた経験で
予想を書いてみると。
まずもって、
会社への行政処分、
旧経営陣の逮捕、起訴……
これは
免れないでしょう。
法人は身体を持たないので刑事罰は科せられません。
その代わりが行政処分、
主に罰金と、
企業活動の一定期間停止、
各種公的資格の剥奪、などが考えられます。
さすがに
被害総額100億円以上とか言われ出した
組織ぐるみの犯罪事件を、
『個人の暴走』で済ませたら。
今度は
日本政府のガバナンスが問われてしまいますから。
これが、
被害金額が数億円一桁台だったら、
現場責任者の暴走で済ませたかもしれません……
あー、
それでも
違法行為をしていた工場が全国各地に拡がっていて。
特定地域に集中していない事実があるから、
組織責任を問われるのは
避けられないなぁ。
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ブックマークを付けたニュース記事の中で、
『経営幹部が不正を認識していたか』を争点として
取り上げいますけど。
まあ、
この点は問題ない、
というか。
経営陣の言い分が崩れると思われます。
不正行為を具体的に実行した
現場責任者が複数いて、
その人たちが
『上司(会社)からの指示で行った』
『正規以外の方法を用いてもノルマを上げるように指示された』
『不法、違法行為を止めるように動いた社員を社内で懲罰処分した』
など、
経営陣から
具体的な方法は直接指示されていないが、
それを示唆、教唆するような証言、事実が幾つか積み上がると、
旧経営陣に関して
共同正犯ラインで逮捕、起訴用件が十分満たされる状況になりますから。
警察は
このラインで裁判まで持っていくでしょう。
この点は、
ヤクザとか反社会的勢力、組織の取り締まりで
ノウハウを蓄積しているので。
スムーズに進められるはずです。
【詳しく】ビッグモーター兼重社長 記者会見で辞任表明
中古車販売会社「ビッグモーター」の兼重宏行(かねしげ ひろゆき)社長は、保険金の不正請求問題で25日に初めて記者会見を開きました。
兼重社長は謝罪したうえで、一連の問題の責任をとって26日付けで社長を辞任することを明らかにしました。また、息子の兼重宏一副社長の辞任も発表しました。
後任の社長には、和泉伸二専務取締役が就任するとしています。
会見の詳細をお伝えします。会見のポイント
・兼重宏行社長が7月26日付けで辞任
・後任の社長に和泉伸二専務取締役が就任
・「不正請求問題は板金塗装部門単独。ほかの経営陣は知らず」「板金塗装部門 内部統制はまったく機能していなかった」
兼重社長は「営業部門とサービス部門、板金部門の連携というのはコミュニケーションが一切とれていない、独立した会社が運営しているような運用をとっていた。営業部門と板金部門が、なにか関係あるかというとまったく違うことをやっているわけですから、知りたいとも思っていないでしょうし、そんな情報は必要ない。板金塗装部門に関しては、内部統制はまったく機能していなかった。新社長のもとで、内部統制・ガバナンスをしっかり再構築していく。いまの規模に合うような組織をつくって、お客さんのために頑張ってほしい」と述べました。
また、新社長に就任する和泉伸二専務取締役は「創業者が経営から退いて、まさしくわれわれが全員力を合わせて経営していくことになるわけですけども、そのためには当然、部門の垣根を越えた情報共有と、同じ理念を共有することが一番大切だと思っていますので、早急にそうした組織作りに着手してまいります」と述べました。刑事告発「そこまでする必要もないなと考え直した」
兼重社長は「刑事告発の話をしたが、責任は私にあるということで、そのあたりは厳正に対処させてもらうが、そこまでする必要もないなと考え直した」と述べました。
息子の宏一副社長のパワハラ認識は「ありませんでした」
兼重社長は、息子の兼重宏一副社長がパワーハラスメントを行っていたという認識があるかと問われ、「私はそういう認識はありませんでした」と述べました。
この質問に対して和泉専務取締役は、「今回の不正が発生した板金部門が併設されている拠点には、副社長をはじめ、役員が臨店しているという報告があったと思います。ただ、私は、板金工場を含んだ拠点にはこの5年間、一度も臨店したことがございませんでした。現場で、副社長がパワハラと取られる行為を行っていたというのは、私自身は知りませんでした」と述べました。「私の職務怠慢だと深く反省」
兼重社長は「創業して50年。半世紀やっていて、最初のころは一生懸命やっていたんでしょうけども、板金部門は売り上げ全体からみると2、3%で、ついつい、私が目がいくのは、営業部門だった。本当に職務怠慢。数字しか、利益しか、見てもそれくらいしか見ていなかった。現場でどういうことが行われているのかを、まったく把握しようとしていなかった。これは本当に私の職務怠慢だと深く反省しております」と述べました。
株主関係「問題であれば改善」
ビッグモーターは、創業家の資産などを管理し兼重社長がトップを務めるビッグアセットという会社がすべての株式を保有しています。
この関係の見直しについて兼重社長は、「急にこういう事態になったのでまだそこまでは考えていない。ただ、経営に影響力を与えるような行動をとるつもりはない。新経営陣に思う存分やってもらう。その結果として利益が出れば株主として非常にうれしいことなので、そういう関係がベストでないかといまは思っているが、今後それが問題であれば改善していきたい」と述べました。管理本部部長 不正請求の再調査「第三者 含めた編成も検討」
陣内管理本部部長は、保険金の不正請求の再調査について「現時点では事実調査を進めている。その上で第三者も含めた編成も検討している。全件調査についてはまだ不正の期間も特定できていない。そのためまずは目の前のお客様対応ということで、自主点検という形で調査を進めているが速度、正確性を上げるためにも、第三者を入れた誠実な対応をしたいと検討をしているところだ」と述べました。
また、今の調査の状況について「直近1年間で保険の取り扱いがあったのはおよそ3万台ある。公表している調査済み件数は8427件、直近7月23日時点では8577件で1週間で150台しか進んでいないのが現実だ。速度を上げていくため組織作りが大切で、保険会社との調整を早く行って対処したい」と述べました。不正について「天地神明に誓って『知らなかった』」
兼重社長は、不正について経営陣が本当に把握していなかったのかと改めて問われたのに対し、「天地神明に誓って『知らなかった』と言えます」と述べました。
副社長就任の石橋取締役「案件ごとに対応していく」
副社長に就任する石橋光国取締役は今後の顧客対応について、「等級に関しては保険会社を通じて協議していく。不正な修理は当然認めさせていただきながら、再修理または返金という形になる。単純に請求した金額との差額を返金させてもらっているが、等級に関する差額に関しては把握できていないため、損害保険会社と協議していく。不正事案の内容によっては返金で済むもの、再修理で済むもの、どちらかに分かれる、もしくはどちらも得られるというものも出てくると思うので、案件ごとに対応していく」と述べました。
社長就任の和泉専務「ちょっと甘い認識で除草剤を」
社長に就任する和泉専務取締役は、店舗前の街路樹が枯れる事例があったという指摘に対し、「環境整備点検の一環として全店舗でお客様の入る出入り口、歩道を含めて前後10メートルにわたって雑草やゴミなどがあれば毎朝、取り除いている。その中の一環で街路樹の中に生えている雑草に対して、本来は手で抜けばよいが、ちょっと甘い認識で除草剤をまいてしまって、それが緑地帯の植木や街路樹に影響を与えてしまったことはあると思う。10年くらい前の話だと思うが、今はそういった指導はしていない」と述べ、事実関係を調査する考えを示しました。
辞任後の責任の取り方「潔く、お受けします」
今後、新たな不正が見つかった場合のみずからの責任の取り方について報道陣から問われたのに対し、兼重社長は「辞任しても責任をとれと、責任の取り方もいろいろあると思いますけども、そういう申出があれば、潔く、お受けします」と述べました。
副社長就任の石橋取締役「そもそもの問題が企業風土」
副社長に就任する石橋取締役営業本部部長は、「今回は板金部門の不正ということでやっていたが、そもそもの問題が企業風土なので、他部門に関しても同様の案件がでるのではと考えている。すべての部門の不正に関する想定できる調査を進めていく考えだ」と述べました。
兼重社長「取引先など これからヒアリングをしていく」
兼重社長は「これだけの問題を起こしたので、取引先様など、これからヒアリングをしていく。今回メディアの力に驚き、影響力が半端じゃないとすごく感じた。すごい影響力あるが、売り上げはゼロにはならず、一定の収益は確保できている」と述べました。
新社長就任の和泉専務「販売台数、買取台数はおよそ半減」
新社長に就任する和泉専務は「今回の事案についての報道が先週末くらいから多くなり、販売台数、買取台数に関しては、およそ半減しているのが事実だ」と述べました。
注目
兼重社長 不正について「組織的ということはない」
兼重社長は今回の不正について、「調査報告書にあるように、組織的ということはないと思います。個々の工場長が指示してやったんじゃないかなと。組織的と思われてもしかたないが、決してそんなことはありません」と述べました。
その上で、改めて、報道陣から経営層の関与の有無を問われたのに対して、「全くないです。不合理なノルマを課して、プレッシャーをかけても全くやっていない人間もおるわけですから。それはないです」と否定しました。「刑事罰で罪を償わないといけない」
兼重社長は「ゴルフボールを振り回して事故の範囲を広げて水増し請求した。傷を作ったことは器物損壊罪にあたると報告書にも書いてあった。当然これは犯罪だから、刑事罰で罪を償わないといけない」と述べました。
一方、こうした不正について「今調査を9000台やっているが今のところ1台も事実が見つからない。ただ、調査報告書の聞き取り調査でやったと書いているので事実だと思う。それを一生懸命見つけているので、新経営陣の体制で見つけ次第、厳正に対処してほしい」と述べました。注目
「不合理な目標を現場に求め、プレッシャーかけていた」
兼重社長は「なぜ事件が起きたのかを反省するなかで、内部統制やガバナンスについて、これがいまの会社の規模に全くあっていない。板金部門は内部統制が全くないような状態だ。私の経営手法として、出来るだけスピード感を持ってやろうと出来るだけフラットな組織で意思決定がすぐできるように、担当者の責任者に任せてきたが、報告書もあがってこなかった。目標の設定は正しいことをやっていれば、いい結果が出ていたと思う。それが誰がみても不合理な目標を現場に求め、プレッシャーをかけていた。現場の人間に申し訳ない」と述べました。
「私も損害保険会社も不正は知らなかった」
兼重社長は「損害保険会社の出向者は生産の現場まで入っていない。今回、不正があったのは生産現場で分からないところでやっている。私も損害保険会社も、不正は知らなかった」と述べました。
損害保険会社との関係「不正の温床とは全く関係ない」
兼重社長は損害保険会社との関係について、「不正の温床とは全く関係ない。我々も頑張って売り上げを上げているので、それに見合う仕事を下さい、それだけです」と述べました。
降格人事「社員教育の一環と思ってやっていました」
兼重社長は降格人事が頻発していたことについて、「創業当初から人事に関しては抜擢人事で、この人ならできるだろうという抜擢人事だった。そして仕事をやってもらって、まだ十分な力がない場合はすぐに降格させる。ちょっと一歩さがって、また全体を見てもらって、それで人間は成長する。すぐ敗者復活、その繰り返しで、これは1つの社員教育の一環と思ってやっていました」と述べました。
その上で「今回、頻繁にと言われていますけど、復活した人間も同じぐらいおります。ちょっといきすぎがあったのかもわかりませんけども、悪意を持ってやるということは一切ない」と述べました。「新たな経営陣で、お客様の信頼を得る」
兼重社長は「どうすればお客様の信頼を取り戻せるか、考えていた。新たな経営陣でお客様の信頼を得る、お客様のために一生懸命、事業を継続してやってくれれば、お客様もご理解いただけるのではないかと思っている」と述べました。
「保険会社からの出向者の関与ないと思う」
兼重社長は「保険会社からの出向者はコンプライアンスや板金部門の教育、技術指導やサービス部門の監査、そういった人材として受け入れているので、一部、今回の不正に関与しているのではないかと言われているが、それは一切ないと思う」と述べました。
「今後、経営に関与することは一切ない」
兼重社長は「わたくしも息子の宏一も、今後、経営に関与することは一切ない」と述べました。
「報告書を見て、がく然とした」
兼重社長は「報告書を見て、こんなことまでやるのかとがく然とした。車を傷つけるなどあり得ない。これは一線を越えている。ゴルフボールを靴下に入れて振り回して損傷範囲を広げて水増し請求する。本当に許せません。ゴルフボールで傷つける、ゴルフを愛する人に対する冒とくですよ」と述べました。
「不正請求問題は板金塗装部門単独」
兼重社長は「今回の板金塗装部門の不正請求問題は板金塗装部門単独で、ほかの経営陣は知らなかった。それは事実です」と述べました。
新社長就任の和泉専務「深くおわび申し上げる」
新社長に就任する和泉伸二専務取締役は「この度の不正請求、被害にあわれたお客様におわび申し上げる。過去にも利用してくださった客に対しても、商品やサービスに心配をおかけし、深くおわび申し上げる。これまで弊社は創業者の兼重のリーダーシップのもと、今や業界を代表する企業になった。その反面、あまりにも強すぎるリーダーシップに頼り切っていた面も否めない。社員が正しい仕事を出来るよう、ガバナンスを徹底してまいります」と述べました。
そのうえで「迷惑をおかけした保険会社、取り引き企業すべてのステークホルダーに改革をやり抜くと言うことを約束したい」と涙を流しながら述べました。兼重社長「ざんきに耐えません」
兼重社長は「不適切な保険金請求を行っていたお客様に対しましては損害保険会社様と連携しながらすみやかに返金も含め、対応をすすめてまいります」と述べました。
その上で「このような事態を招いてしまったことをトップに立つものとして重く受け止めており、ざんきに耐えません」と述べました。注目
「7月26日付けで辞任」
兼重社長は「企業風土を一新するためには新社長のもとで経営を行うのが皆さまの信頼を取り戻す近道と判断し7月26日付けで辞任することと致します」と述べました。
後任の社長には和泉伸二 専務取締役が就任するとしています。「深くおわび申し上げる」
兼重社長は「このたび、損害保険に対する保険金請求について、板金部門の不正な請求が明らかになった。信頼を頂いたお客様、損害保険会社、取引先様、ステークホルダーに多大なるご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げる。本当に申し訳ございませんでした」と述べました。
記者会見の注目点
会見には兼重宏行代表取締役社長、和泉伸二専務取締役、石橋光国取締役営業本部部長、陣内司管理本部部長の経営幹部4人が出席し、一連の問題の経緯や今後の対応、それに新たな経営体制について説明するとしています。
会見の注目点は4つです。1.経営幹部が不正を認識していたか
まず経営幹部が一連の不正行為を知らなかったのか、そして不正への関与や経営幹部からの指示がなかったのかという点です。
これについて外部の弁護士でつくる特別調査委員会は、「社長や副社長などの経営幹部は、不適切な行為が行われていたことを全く知らなかったと弁明している」と報告しています。
そして「経営陣がどの程度把握・認識していたかは定かではないが、少なくとも経営陣からの指示等により組織的に敢行されていたとの事実は認められなかった」と結論づけています。
これについて兼重社長がどのような説明を行うのか注目されます。2.経営責任の受け止め
また経営責任について兼重社長からどのような発言があるのかも注目点です。
ビッグモーターは、兼重社長をはじめとするすべての取締役はコーポレートガバナンスの機能不全やいびつな企業風土の醸成に重大な責任を負っているとして、今月18日に兼重社長の報酬全額を1年間返上するなどとした経営陣の処分を発表しました。
これで経営責任をとったと考えるかというNHKの質問に対して、兼重社長は今月20日、「経営責任は組織風土改革をはじめとする再発防止策を通じた社会からの信頼回復を果たすことと考えております」と文書で回答しています。
顧客や取引先から会社の経営陣に対して厳しい指摘が相次ぐ中で、兼重社長から経営責任のとりかたについてどのような言及があるのか注目されます。3.新たな経営体制は
記者会見についてビッグモーターは「新たな経営体制について説明する」としています。 ビッグモーターは再発防止策として、コーポレートガバナンスを改善するため社外取締役を迎え入れる方針を明らかにしています。
いまの経営陣の処遇も含め、どのような経営体制を構築するのかがポイントとなります。
4.不正の全容と顧客や取引先への対応また保険金の不正請求問題をめぐってはその規模や不正行為の全容がまだ明らかになっておらず、会社が今後、どのように問題を調査しようとしているのか、そしてこれまで把握している事実関係についてどう説明するのかも注目点です。
兼重社長は今月20日、NHKの取材に対して「不適切行為が認定された保険金請求については、速やかにお客様にご連絡させていただき、再修理及び返金を行ってまいります」と文書でコメントしていますが、顧客や取引先に対し会社が具体的にどのような対応をとるのかも焦点になります。
兼重宏行社長とはおよそ50年前に「ビッグモーター」を創業した兼重宏行社長は一代で業界最大手の中古車販売会社を築き上げました。
店舗数や売り上げの拡大を重視した経営で急速に事業を拡大させ、店舗数500店舗、売り上げ1兆円を掲げ全国に続々と新店舗をオープンさせてきました。
会社のホームページ上でも「私たちは、車を必要とされる多くのお客様の期待に『強烈な努力』で応え、これからも前進して参ります」などと記しています。
また、関係者によりますと、会社が社員に配布した経営計画書には「会社と社長の思想を受け入れない人は辞めてください」とか、「幹部には目標達成に必要な部下の生殺与奪権を与える」などという内容の記述があります。
第三者委員会がまとめた調査報告書では、企業体質について「経営陣にそのまま従い、そんたくするいびつな企業風土があった」と指摘されていて、兼重社長が一連の問題にどのように関与していたかが大きな焦点となっています。