一昨日の
社長辞任記者会見開催以降、
炎上しっぱなしで
いっこうに沈静していく気配が皆無な
中古車販売大手『ビッグモーター』社の保険金不正請求事件。
これに関連して、
ビッグモーター社とズブズブの関係にあった
損害保険会社
『損害保険ジャパン』について、
そのヤバい悪行を示唆するような
ニュースを
国内の主要メディアが
堰を切ったように取り上げ始めました。
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ということで、
目に留まったニュースの幾つかに
ブックマークを付けてみたのですが……
これは
アレだねぇ……もうダメぽ(苦笑
おふざけ抜きのマジ話で、
解体合併コースじゃないかね。
本当に真面目に検討して、
当局に虚偽の報告を出した、って
ニュースも出ちゃったし。
ビッグモーターの悪事に荷担した
『共犯』としての処分は免れないですね。
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『バカやりました』って大失敗した結果と。
『嘘を吐いて騙した』って状況は、
まったく次元が異なりますから。
嘘を吐いて騙した場合、
そこには
相手を騙そうとする『悪意』が明確に認められ。
即犯罪です。
そう、
これをやったら
『過失』ではなくて
『犯罪』になるんです。
今回の場合なら、
政府の中では、
損害保険ジャパンは
会社ぐるみでの組織的犯罪の実行犯、
反社会的勢力という認識になります。
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こうなってしまうと、
責任者に責任を取らせて一定期間の資格停止
などという
患部を切り取って現状維持のまま、みたいな
軽い処分ではお話になりません。
現経営陣は総退陣、
外部から
経営者を招聘して社内改革。
改善計画が策定、承認されるまで各種資格停止。
利用者保護のため、
必要に応じて
保険加盟者を同業他社へ移管。
などなど、
最悪、
解体に近い処分まで行く可能性があります。
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いやぁ、
まさか1週間かそこらで、
ここまで真っ黒煤まみれな状況になるとかねぇ。
ちょっと
予想出来んワ。
マジで。
どうしたらイイんだコレ、って
政府の中の人も
頭抱えるレベルだよ(苦笑
損保ジャパン、当局に虚偽報告か 不正指示「確認できず」 ビッグモーター水増し請求
中古車販売大手ビッグモーター(東京)による自動車保険の不正請求問題で、損害保険ジャパンが工場長による不正の指示があったと告発した従業員の証言が改竄(かいざん)されたことを把握しながら、金融庁に「不正の指示は確認できなかった」と報告していたことが27日、分かった。虚偽報告の疑いがあり、損保ジャパンの外部弁護士が調査を進めている。
損保ジャパンがビッグモーターに対し、事故車両の修理に伴う査定手続きを一部省く優遇措置を取っていたことも判明した。保険金額を決める上でのチェックが甘く、水増し請求を助長した恐れがある。
ビッグモーター従業員「上司から不正指示」回答、会社側結論は指示なし…損保ジャパンも回答把握か
国土交通省は26日、中古車販売大手ビッグモーターによる自動車保険の保険金不正請求問題を受け、和泉伸二新社長ら幹部へのヒアリングを行った。国交省は聴取結果を精査し、道路運送車両法に違反する疑いが強まれば、整備工場に立ち入り検査する方針だ。また昨年の社内調査で、上司から不正の指示があったと従業員が回答していたにもかかわらず、最終的に指示がなかったと結論付けていたこともわかった。
「上司指示」 損保ジャパン把握か
ヒアリングは国交省内で2時間にわたり実施され、同社の外部調査委員会がまとめた報告書に記載された不正事案について、事実関係を確認した。同社からは引責辞任した創業者の兼重宏行氏に代わって26日付で社長に就任した和泉氏や、石橋光国副社長ら計5人が出席した。冒頭、和泉氏は「このたびはお騒がせしており、誠に申し訳ございません」と改めて陳謝した。
報告書によると、同社は自動車の修理依頼を受けた際、車体に故意に傷をつけるなどして損害保険会社に修理代を水増し請求したとされる。道路運送車両法は、依頼を受けていない整備による料金請求を禁じている。違反が確認されれば、整備工場に民間車検場の指定取り消しや事業停止などの処分を下すことができる。
同社は107か所で民間車検場の指定を受けている。今年に入り計3か所で速度計点検の未実施などの法令違反が確認され、最も重い「指定取り消し」などの処分を受けた。
和泉氏は聴取後、報道陣に、修理した車両の安全性に関わる新たな事案は現時点では確認されていないとした一方、「他店舗で同じ事案が起きている可能性はあるため、必要があれば第三者の調査委員会を発足させて確認する」と述べた。
一方、同社が昨年実施した社内調査で、従業員が「工場長から不正の指示があった」と回答したのに、最終的に「指示はなかった」と結論付けたことが判明した。関係者によると、損害保険ジャパンと、同社からの出向者も回答を把握していたとみられる。
昨年1月頃、保険金の不正請求に関する内部告発があり、損害保険会社からの要請を受けて社内調査を行った。ビッグモーターは昨年6月、損保各社に「指示はなかった」と説明し、従業員の経験不足や人為的ミスによる過失が原因だと報告した。
損保ジャパンなど3社は問題発覚後、自動車保険の契約者に、ビッグモーターを修理工場として紹介することを一時停止した。同社からの報告後、損保ジャパンだけは紹介を再開した。
この報告について和泉氏は、「報告書自体を確認できていない。これから調査する」と述べるにとどめた。
損保ジャパンは26日、社外の弁護士による調査委員会を設置したと発表した。
ビッグモーター創業者の長男、損保ジャパンの前身企業に在籍…両社の関係焦点に
中古車販売大手ビッグモーターが自動車保険の保険金を不正請求していた問題で、創業者長男の前副社長が過去に、損害保険ジャパンの前身企業に在籍していたことがわかった。損保ジャパンはビッグモーターに出向者を出しており、両社の関係が焦点となる。
兼重宏行前社長の長男、宏一前副社長は、2011年4月から12年6月まで、損保ジャパンの前身企業の一つ、日本興亜損害保険に在籍し、経理などを担当していた。宏一氏はその後、ビッグモーターに入社した。
特別調査委員会がまとめた報告書は20年頃から、宏一氏の判断で、板金や塗装を担当する工場長への降格処分が頻繁に行われ、いびつな企業風土の醸成につながったと指摘している。宏行、宏一両氏は7月26日付で辞任した。
損保ジャパンは11年から板金や営業、品質管理部門に計37人を出向させていた。出向者は、他の大手2社に比べて突出して多く、ビッグモーターの第2位株主だったこともある。25日には、外部の弁護士で作る調査委員会の設置を発表している。
各社は、保険金不正請求の疑いが浮上して昨年6月、契約者にビッグモーターを修理工場として紹介することを一時停止した。損保ジャパンはその後、いち早く紹介を再開していた。