一昨日、昨日、と、
2日続けて韓国ネタを取り上げてきて。
今日も、
そのネタに関連するニュースが
日本国内の主要メディアで取り上げられていましたので。
関連するニュース記事に
ブックマークを付けてみました。
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内容というか
ここまでの流れをざっと整理すると、
韓国に在住している北朝鮮からの脱出組、
脱北者団体が主導して進めている
北朝鮮への政治宣伝ビラ撒き工作、
気球に情報ビラを大量に吊下て北朝鮮領内に向けて放流する政治活動に
ブチ切れた?北の将軍サマが
コレらへの対抗措置として、
破棄物を気球にブラ下げて韓国全土に向けて放流する、という
破壊?活動を大々的に展開。
韓国各地に気球にブラ下げられたゴミ袋が大量に漂着する、という
前代未聞の一大事となり。
これに今度は
韓国政府がブチ切れて。
2018年に中止していた
軍事境界線周辺に設置した巨大拡声器による宣伝放送を再開する、
と発表しました。
それで
6月9日に放送実施。
とまあ、
ここまでが昨日までに公表されていた事実です。
そして、
今日新たに、
韓国政府が6月9日に実施した拡声器による宣伝放送の放送直前、
というか、
6月9日当日の午前0時半、
ですから
韓国政府が
拡声器による宣伝放送実施を発表する前になりますね。
その時刻に、
北朝鮮兵士が軍事境界線を越えて韓国側へ侵入し、
韓国軍が警告発砲、
北朝鮮兵士を追い返した。
という、
北朝鮮兵士による一時侵犯が発生していた事実を
韓国軍が公表しました。
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韓国軍の公式発表によると、
今回の北朝鮮兵士による軍事境界線越境は
単なる作業中のミス……
山野を移動中に道に迷って韓国側に出てしまった、
と見ているそうで。
とくに、
問題となるような行動は見られなかった、と評価していて。
問題発生から
事実の公表まで2日の時間を置いたことについては、
韓国メディアなどが、
現在の
南北関係の緊張状況がさらに悪化するの避けるため。
と解釈していますね。
おそらく、
北朝鮮側の動向を見定めて分析するのに2日間の時間を
必要としたのだと思われます。
この軍事境界線越境が、
北の将軍サマ企図による
ゴミ風船放流に次ぐさらなる対抗措置の一環ならば、
将軍サマの大本営から
韓国の対応に対して何かしらの声明がでるはずですし。
破壊工作、浸透工作の失敗なら、
軍事境界線周辺に配置された北朝鮮兵士に何かしらの動きが出てくるだろう、
と。
それらを期待して
2日間
北朝鮮を観察してみたけれど。
特段、
これまでと異なる動きは無いので。
今回の侵犯は
作業中に起きた偶発的な事故だと結論付けたのでしょうね。
それで、
今日の発表に至りました、と。
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ただ、
時系列でみると、
今回発表された北朝鮮兵士による軍事境界線越境は、
韓国政府が
宣伝放送再開を決定、公表するよりも半日前に起きていた出来事なんですよねぇ。
なので、
韓国政府が宣伝放送再開を決意する根拠になった可能性がありますね。
越境が
偶発的は事故だったとしても。
事故が起きてしまう程、
北朝鮮兵士が韓国側に近い場所で何かしらの作業をしていた、と推察できますので。
そういう北朝鮮兵士の活動を牽制する目的も含めて、
韓国政府は
6月9日に
宣伝放送再開を決定した、とも考えられます。
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は11日、北朝鮮軍が9日午後0時半ごろ軍事境界線を一時侵犯したと明らかにした。
軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)内で作業中だった北朝鮮軍の一部が軍事境界線を一時侵犯したが、韓国軍と警告放送と警告射撃を受け、北朝鮮側に戻ったという。
合同参謀本部関係者は「10人以上が短時間の間に、50メートル以内で軍事境界線を越えてきた。警告射撃をすると、直ちに北側に戻った」と話した。つるはしなどの装備で作業中だった北朝鮮軍が道に迷い軍事境界線を侵犯したとみられるという。
9日は韓国軍が北朝鮮の「汚物風船」への対抗措置として、南北軍事境界線付近で拡声器を使った対北朝鮮宣伝放送を行っている。軍事境界線を侵犯したことを2日後に公表したのは、緊張がさらに高まることを避ける狙いがあったとみられる。
北朝鮮兵10人以上が軍事境界線を一時侵犯、韓国軍が警告射撃…道に迷ったか
【ソウル=依田和彩】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮軍の兵士が9日午後0時半頃、南北の軍事境界線を一時、侵犯した。同本部が11日に発表した。韓国軍が警告放送と警告射撃を行った後、北朝鮮側に戻った。境界線付近で作業中の兵士が道に迷ったとみられる。
韓国軍関係者によると、侵入したのは10人以上だった。軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)で、つるはしなどの道具を持って作業していた。
南北間では最近、北朝鮮がゴミをぶら下げた風船を韓国側に飛ばしているのに対し、韓国側が南北軍事境界線付近で拡声機による宣伝放送を行うなど、対抗措置の応酬が続いている。