今日の気になる記事は――オリンピックの陰で進んでいる、消費税増税法案の成否について。
自民党の造反を報じる産経新聞の記事です。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120807/plc12080703270005-n1.htm
いったんは、法案の成立に協力を約束しておきながら、
衆議院の解散をごねて、協力を破棄するって――自民党のエゴ丸出しの言い分をたしなめているような主張が書かれています。
「おぉ、たまにはマトモなことを書くのだなぁ」と思っていたら、主張の結びは、法案を成立させたら衆議院を解散しろって、
自民党と同じこと言ってますよ。
いやもう、やっぱり自民党べったりの偏向記事でした。
国民の側からしたら、衆議院を解散するなら、消費税増税の信を問う、法案成立前でなければ意味ありません。
消費税率引き上げ法案が成立してしまったら、解散したって、もはや国民に取っては選択するべき時期を逸しているので、
選挙をする意味がありません。
むしろ徒に時間と金を浪費するだけで、政治の混乱を助長するだけ、政治家にとっては都合がいいかもしれませんが、
国民にとってはマイナス面しかありません。
自民党をたしなめるなら、そこまで踏み込んで書いてほしいものですねぇ……まぁ、マスゴミ筆頭格の産経新聞には無理ですかねぇ。
