先に掲載したインタビューの続きです。
この記事で面白いところは、
日本の左派勢力の現状では、安倍政権には勝てないだろう、と見ているところです。
といっても、
たいそうな分析ではなくて、親父の居酒屋談義程度の内容なのですが。
肌感覚で、
日本国内左派の敗北を認めざる得なくなった、というところでしょうか。
安倍首相を、『極右』『軍国主義者』としてレッテル貼りするのは、
韓国は今日も平壌運転というところでしょう。
あと、
靖国参拝での問題点に、A級戦犯の合祀をあげている点です。
去年、
韓国が安倍首相の靖国参拝の直後に出した、抗議声明では、
靖国神社を軍国主義の産物として、存在そのものを否定していたですけどね。
このインタビュー記事で書かれているロジックは、中国の抗議声明に近いでしょうか。
年があけて、
なにかしらの、意思統一があったのかもしれません。
Chosun Online | 朝鮮日報 元駐日韓国大使「靖国参拝は安倍首相が持って生まれた限界」
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インタビュー:権哲賢元駐日韓国大使に聞く[2/4]
−第1次安倍内閣時代(2006−07年)には参拝しなかった。
「はっきり理解しておくべきことは、かつて安倍首相が靖国神社を参拝しなかったのは、韓国や中国が原因ではないということだ。米国に対する恐れや経済問題が原因だった。小泉首相の場合、米国が何度注意しても参拝を続けた。小泉首相が退いて安倍首相が登場した時、米国連邦議会下院で慰安婦決議が採択された。日本は非常に驚いた。安倍首相に警告を与えたわけだ」
「第2次大戦の戦犯を合祀(ごうし)している靖国神社を参拝するということは、すなわち米国が主導した東京裁判を否定するということ。米国としても実に不愉快なことだ。だから安倍首相になっても、靖国神社には行かなかった。2007年に退陣した時、安倍首相は『痛恨』という単語を使った。『首相在任中、最も痛恨なのは、靖国神社を参拝できなかったこと』と言った」
■「米国は反発しにくいと判断して挑発」
−現在は状況が変わったということか。
「米国としては、中国をけん制するため日本に依存せざるを得ない状況になった。軍事予算が減り、日本が代わりに役割を果たすことを望んでいる。日本の再軍備を容認し、集団的自衛権を認めるようになった。日本が領土紛争を起こし、侵略戦争を否定しても、米国はどうすることもできない状況になった。日本はそのことをよく理解している。靖国神社を参拝しても米国はこれ以上反発しにくいだろうという判断を下し、挑発に出たわけだ」
−安倍首相が生まれながらに持つ限界、という見方もある。
「安倍首相は『痛恨』という単語をなぜ使ったか。安倍首相の母方の祖父は、A級戦犯の岸信介元首相だ。岸元首相は、東京裁判(東京国際軍事裁判)で処刑されて当然だったが、冷戦構造の登場に伴い米国の北東アジア戦略が変わったことで、処刑を免れた。処刑は免れたが、A級戦犯容疑者ということは変わらない。安倍首相にとっては『侵略戦争ではない』『慰安婦ではない』と否定してこそ、祖父は戦犯ではないということになる。靖国神社を参拝するのも、そういう理由からだ。安倍首相の靖国神社参拝の背後には、日本寄りな米国の態度に加え、安倍首相が持って生まれた限界もある」
−日本の野党や市民団体も糾弾に乗り出した。
「限界がある。アベノミクスが失敗したら、安倍首相の外交政策もかなり難航するだろう。しかしアベノミクスは予想外に成功の方向へと向かっている。安倍首相の軍国主義的右傾化政策を、国民が認めている。国民世論は安倍首相の側にある」
李東勲(イ・ドンフン)プレミアムニュース部記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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