どうも、
日本国内では眉唾物として受け止められているっぽい、この話ですが……
というか、
日本のマスコミは、
眉唾物として何も無かったことにしたいような、
そんな扱いですけど。
韓国の文オジサンが、
ヨーロッパまで行って法王様と面会して、
北朝鮮への訪朝を依頼したのは事実なわけでして。
そこで、
ローマ教会側は、
前提条件付きで条件を満たした上で、
北朝鮮から招待状が届いたら、是非とも行きたい……と答えたのだとか。
この
「まず一定の条件を満たしてから」という
教会側のアナウンスについては、
韓国メディアの中に一切取り上げられず、
韓国メディアでは、
まるで、
教会側が無条件で訪朝に乗り気のように書き立てていて。
これはこれで、
欧米などがローマ教会のお膝元、現地から発信しているニュースとは
異なるわけで。
そういう様子を見て、
すべてを眉唾ものとして片付けてしまうのは簡単なわけですけど。
私などは、
細かい情報を追いかけて行くと、
北朝鮮が、
ローマ教会に働きかけていることは事実なわけで、
これまで進めていた、
アメリカなど大国へ向けた外交交渉から
そこが頓挫したので、
別の方面へシフトし始めた、
その活動を無かったことにしてしまうのも、
それもちょっと違うなぁ。と思うわけですよ。
まあ、
韓国メディアみたいに、
ローマ法王の北朝鮮訪問が既成事実として報じられてしまうのは、
大嘘で、
これは言語道断ですけど。
【バチカン聯合ニュース】ローマ法王フランシスコは18日(現地時間)、「北朝鮮から公式の招待状がくれば無条件に返答するし、行くことができる」と話した。韓国青瓦台(大統領府)が明らかにした。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこの日、バチカン(ローマ法王庁)で法王フランシスコを表敬訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が示した法王を平壌に招待する意向を伝えるとともに、金委員長が招待状を送っても良いかと尋ねた。
これに対し法王は「文大統領が伝えた言葉でも十分だが、公式の招待状を送ってくれればうれしい」と述べたという。
法王はまた「朝鮮半島で平和プロセスを推進中の韓国政府の努力を強く支持する」とし、「止まらずに前に進め。恐れるな」と話した。
[バチカン市国 19日 ロイター] - バチカン(ローマ法王庁)の高官は、フランシスコ法王は北朝鮮訪問の可能性を真剣に検討する意向だが、一定の条件を満たす必要があるとの認識を示した。
韓国の文在寅大統領は前日、法王と会談。聨合通信によると、文氏は金正恩朝鮮労働党委員長からの訪朝要請を伝えた。これに対し法王は「(公式な)招待状が届けば無条件で回答し、訪問することが可能だ」と応じた。