先月、
正月明け早々に
韓国が発生したビル外壁崩落事故。
いまだ、
事故発生したビル建設に従事していた建設作業員数人が、
行方不明のまま。
捜索が続いています。
当初
行方不明となっていた6人のうち、
1人の死亡が確認。
そして、
新たに
2人ほどについて
先月末頃に身柄を確認。
そのうちの一人について
遺体を回収したと報じられていたので。
関連するニュース記事にブックマークを付けました。
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さすがにこの件。
事件発生から1ヶ月近く経過して。
さらに、
その間進展がほとんどなく。
韓国メディアでの、
というか、
韓国民の興味関心も薄れてきたのか。
最近では
事故調査の続報とか関連するニュースの数が
めっきり少なくなってました。
行方不明者が見つかって、
久しぶりにメディアで大きく取り上げられた、って具合です。
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しかし、
今回遺体を回収できた作業員の身柄を
捜索隊が発見したのは27日。
そこから
回収できたのが31日ですから。
回収するのに
ほぼ丸々4日、
5日近くかかっています。
救助体制としては
落第点を付けるしか無い状態です。
というか、
現場はもう
救助ではなくて遺体回収を主眼にしているのでしょうね。
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今回ブックマークを付けたニュース記事でも
少し解説されていますが。
先月下旬頃から
事故現場の崩壊というか倒壊の状況が、
かなり克明に報じられ始めていて。
事故原因となった
38階の外壁崩落現場から、
22階まで。
天井をぶち抜いた半壊に近い状況で。
崩落時に出たガレキがフロアに山積みで
埋れてしまっている状況。
こういう場合、
上から順繰りガレキを撤去して崩していくしかないのですが。
上に昇るための足場が倒壊している状態なので。
作業を進めるのにも問題山積みで、
なかなか進展しない、という。
そんな事態になっています。
<韓国光州マンション外壁崩落>28階から遺体回収…27階で見つかった50代の救助は難航
韓国光州(クァンジュ)で発生した新築アパート外壁崩落事故の現場28階で見つかった行方不明者の遺体が回収された。救助隊員は27階で見つかった行方不明者に対する救助作業も進めているが、事故の余波で崩壊した残骸物のせいで作業が難航している。
韓国中央事故収拾本部は31日午後7時10分に緊急記者会見を開いて「この日午後6時25分ごろ、28階で生き埋めになっていた行方不明者Aさん(60代)の救助を完了した」と明らかにした。
Aさんが救助された当時、生存反応はなかったことが分かった。Aさんは27日午前11時50分ごろ、救助隊員が28階2号室のリビング側で捜索・残骸物除去作業を進めている際に発見された。消防当局はAさんの指紋などを採取して身元を確認した。
救助隊員が捜索中の建物は23階から38階までが崩壊した状態だ。崩壊が止まった22階の上には救助隊員が接近することさえ難しい。
今回のAさんの遺体回収も、救助作業の途中で厚さ70センチの大型構造物に阻まれ難航した。この救助作業を邪魔していた大型構造物は外壁に設置された柱が崩壊事故の余波で内側に崩れたものと推定される。中央事故収拾本部関係者は「救助された行方不明者の位置に接近するまで危険要因が多かった」としながら「31日午前まで組積部分の危険要因を除去し、コンクリートと鉄筋を除去する作業を併行した」と説明した。
中央事故収拾本部は25日に27階で2人目として見つかったBさん(50代)に対する救助作業を進めているが、下層部の地盤が弱いため作業が難航している。救助隊員が28階上層部を突き破って入り、救助作業を進めている。
遺族は最後の行方不明者が建物から救助されてから葬儀手続きに入ることにした。その後、合同焼香所も用意される予定だ。事故被害者代表のアンさんは「崩落被害者の家族は名節も考えることなく行方不明者が帰ってくることだけを切実に祈っている」とし「危険な現場で一生懸命捜索をしている消防隊員を信頼して落ち着いて待っている」と話した。