先週29日に
韓国・ソウル梨泰院で起きた転倒事故。
事故当時の状況、
どうして
たくさんの人が圧死してしまったのかを
解説しているニュース記事としては。
私が見てきた中で
いまのところ
これが
一番わかりやすかったので。
ブックマークを付けてみました。
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前の与太書きと一つにまとめると
長くなって
分かりづらいので。
こちらは
別に分けてます。
今回ブックマークを付けたのは
日本メディアのニュース記事になります。
韓国メディアのニュースだと
現地の地名とかランドマークになる建物名を使って説明している物が多くて。
私のような
韓国の地理に疎く、
現地地図が頭の中に入っていない人間には、
位置関係が
理解しにくい物が多いのでツライです。
人が倒れても群集前進 コロナ解除で10万人超集結、通行規制なく ソウル雑踏事故
【ソウル=時吉達也】韓国・ソウルを代表する繁華街の一つ、梨泰院(イテウォン)を包んだハロウィンの熱狂が、悲鳴に一変した。前方で参加者が倒れた後も群集が前進を続け、150人以上が圧死した29日深夜の雑踏事故。新型コロナウイルスの流行に伴う外出規制が3年ぶりに解除され10万人以上が押し寄せた現場で、行政当局が通行規制などを十分に想定していなかった実態も浮かび上がっている。
狭い路地でドミノ状態に
惨事が発生したのは、繁華街と地下鉄駅入り口を結ぶ、ホテル脇の路地。幅3・2メートルと狭く、傾斜10%の下り坂が40メートル続く。同日午後10時ごろ、駅前を歩いていた女子学生のチョン・ガウンさん(18)は、通行人で埋めつくされた路地の先頭で、4、5人が転倒するのを目撃した。「ゾンビなどにふんした人々が路地で身動きできず、うめき声をあげていた」。チョンさんは恐怖を感じ梨泰院を離れたが、直後から被害は急拡大していった。
聯合ニュースなどによると、前方で人が倒れた後も人波は前に進み続け、「5~6層に積み重なっていった」(目撃者)。救急隊員が到着し、心肺停止状態の女性らの救助活動にあたる間、事態を把握していない坂の上側では、先に進もうとする動きが続いた。
「ドミノのように倒された。下で(人々が)倒れたことを知らないのか、(後ろから)ずっと押していた」。現場を逃れた参加者はSNS(交流サイト)への書き込みで「みんながおえつを漏らしていて、私もついに死ぬのかと思った」と振り返った。
警察関係者は「路面に酒などがまかれ、滑りやすい状態になっていた」と話す。現場には救急車両140台以上が駆け付けたが、群衆の混乱が広がる中で病院への搬送作業は難航。イベント参加者が救急隊員に並び、意識を失った友人らの心臓マッサージを行う姿もあった。
前日にも転倒事故の情報
梨泰院は在韓米軍基地に近かったため、外国人が多く訪れる繁華街として発展した。世界的な人気ドラマ「梨泰院クラス」でも主人公がハロウィンシーズンに今回の事故現場付近を歩く場面が登場し、特にこの時期には国内外から観光客が集まる。コロナ対策で午後10時に店舗営業が終了となった昨年も参加者の密集が問題視されたが、規制が解除された今回は、はるかに多くの参加者が各地から訪れた。
イベント初日の28日にも、人波に押されて参加者が転倒する事故の目撃情報がネット上に掲載されたが、行政当局による通行規制の強化などは議論されなかったという。約200人態勢で現場周辺に配置された警察官は、主に麻薬の使用や性犯罪の監視・捜査を担当。地元自治体が事前に公表した安全対策でも、コロナ関連が中心で交通規制に関する記載はなかった。
事故想定が軽視された背景について、韓国の専門家は「行政の災害対策が高齢者中心に策定されており、若者文化に対する関心が不十分だった」などと指摘している。