さてさて、
今月1日にでた、
対馬から盗み出された「観世音菩薩坐像」の日本返還判決
について。
日本国内では、
そろそろ関心が薄れてきた、
というか。
メディアが取り上げなくなっていますが。
韓国では
まだまだ
関心が高く、
たいそう盛り上がっています。
まだ、
2日ほどしか経っていませんしね。
日本の方が、
無関心すぎるかなぁ。
と、
私的には感じたり。
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まあ、
それはそれとして。
韓国メディアは
この件について
韓国政府に見解を求めたりして。
それについて、
韓国政府は『ノーコメント』の立場を表明した、
とか。
こういう動きを見ると、
関心が高いのはイイとしても。
政府が関与していない
民事訴訟について、
政府に意見を求める、とか。
やっぱり非常識の国、
韓国だなぁ。
と、
いつもの韓国クオリティーで安心しました。
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その一方で、
韓国政府も少しは学習したようで。
前政権の
狂気の文オジサンとそのお仲間達なら、
この一件を
日韓外交の交渉材料の一つとして利用する、
みたいな。
そういう発言を
臆面も無く
メディアの前で披露したりしたのでしょうけど。
実際、
似たような案件において、
ことある毎に
日本政府を引き合いに出して、
どうこう語っていましたからねぇ。
それが、
日韓関係が
どんどん
こじれていく一因になったりしていたワケですが。
その
狂気の文オジサンとそのお仲間達が推した
後継者を打ち破って
大統領の座に就いた
現政権の面々は、
狂気の文オジサンと同じ轍は踏まず、
ひとまず
トラブルを回避する、という。
常識的な
対応を選択しています。
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この先、
少しは希望が持てそうかなぁ。
どうだろう……
政府が
常識な選択をしても。
国民が非常識の塊なので。
政府の常識的な選択を叩き潰すからねぇ(笑
韓国政府「立場表明は不適切」 対馬の盗難仏像巡る判決に
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は2日、長崎県対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた「観世音菩薩坐像」を巡り、所有権を主張する韓国の浮石寺(忠清南道瑞山市)が像を保管している韓国政府に引き渡しを求めた訴訟の控訴審判決について、「司法府の判断に対して行政府が立場を明らかにするのは適切ではない」と述べた。
1日の控訴審判決で大田高裁は、浮石寺の所有権を認めた一審判決を取り消し、原告の請求を棄却した。
高裁は「1330年に浮石寺が仏像を制作したという事実関係は認めることができ、(日本の)倭寇(わこう)が略奪し違法に持ち出したと見なせる証拠もある」としながらも、「当時の浮石寺が現在の浮石寺と同一の宗教団体ということが立証できず、所有権を認められない」とした。また、「1527年に朝鮮から仏像を譲り受けたという観音寺側の主張も確認は難しいが、1953年から仏像が盗まれる2012年までの60年間、平穏かつ公然と占有してきた事実が認められる」とし、「すでに取得時効(20年)が完成しているため、所有権が認められる」と判断した。
ただ、「民事訴訟は所有権の帰属を判断するだけであり、文化財の返還問題は国連教育科学文化機関(ユネスコ)条約か国際法に基づいて決めなければならない」と指摘した。
政府が今回の判決に対して立場を示さなかったのは、この事案の司法手続きが完了していない点を考慮したものとみられる。
浮石寺側の関係者は判決を不服とし、大法院(最高裁)に上告する考えを示しており、所有権を巡る争いは続く可能性が高い。