この件、
裁判の審理について
これまで何度か進んでいるのですが、
韓国メディアではたびたび取り上げられていて。
その一方、
日本メディアでは
ほとんど取り上げられずに来ました。
まあねぇ、
日本側の被害者である観音寺が
これまでは
裁判そのものを認めず
出席を拒否してきたから。
そういう
被害者の判断も影響して
取り上げてこなかったのかもしれませんが。
日本の
主要マスコミで
こまめに取り上げていたのは
産経新聞くらいですね。
他のマスコミは、
全無視、一切取り上げない……って事はありませんが、
事態が大きく動いた時だけ取り上げる、
という具合で。
そういう意味で
今回の件は
事態が大きく動いた、と。
日本のマスコミにとっても、
そういう
認識なのでしょう。
なので、
私も記録メモ代わりに
ブックマークを付けてみました。
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ちなみに、
この件、
今回は
日本側の被害者である観音寺が
日本国内メディアの取材に答えた内容を、
日本のマスメディアが
ニュースとして発表して。
韓国メディアは
それを見て
ニュースとして取り上げる、という。
韓国側が、
日本マスメディアの後追いでニュースする形になっています。
この辺の
日韓両国メディアの取り上げ方も、
この先、
日本側の被害者が裁判に参加したら
大きく
変わっていきそうですね……
対馬で盗まれた仏像、「倭寇に略奪」と所有権主張の韓国内訴訟に被害者の寺が出廷へ
2012年に長崎県対馬市の観音寺から盗まれた仏像「 観世音菩薩坐像かんぜおんぼさつざぞう 」を保管する韓国政府に対し、同国の 浮石プソク 寺が所有権などを求めた韓国内の訴訟で、観音寺側が韓国政府の参考人として出廷する意向を伝えた書類を今月、日本の外務省に送ったことが分かった。
観音寺によると、外交ルートを通じて韓国政府から観音寺に裁判参加を促す書面が昨年12月に届いていた。前住職の田中節孝さん(75)は23日、本紙の取材に対し、「出廷日は分からないが、盗んだものは返してほしいと主張する」と語った。
仏像は長崎県指定の有形文化財で、韓国人窃盗団に12年10月に盗まれた。浮石寺は「仏像は14世紀に 倭寇わこう によって略奪された」と所有権を主張し、韓国政府を相手取って訴訟を起こし、審理が続いている。
日本・対馬の観音寺、韓国裁判所の仏像所有権裁判に参加意向伝える
韓国の窃盗犯により韓国に持ち込まれた高麗時代の仏像に対する所有権裁判に日本で仏像を所有していた寺が参加するものとみられる。
日本メディアが23日に伝えたところによると、長崎県対馬市の観音寺は大田(テジョン)高裁で係争中の関連訴訟に利害関係者として参加する意向を伝える文書を送り、前日大田高裁に届いた。
観音寺が韓国側に返還するよう主張する仏像は高さ50.5センチメートル、重さ38.6キログラムの高麗時代の金銅観音菩薩座像だ。
この仏像は2012年に韓国人窃盗団が観音寺から盗み出して韓国に密搬入した。翌年窃盗団が検挙された後に韓国捜査当局が押収したこの仏像内部から1330年ごろ忠清南道瑞山(チュンチョンナムド・ソサン)の浮石寺(プソクサ)僧侶と俗人が仏像を奉安したという記録が見つかった。浮石寺はこれを根拠に14世紀に西海岸に出没した倭寇が略奪したものとし、2016年4月に韓国政府を相手取り引き渡しを要求する訴訟を提起した。
大田地裁は1審で、正常でない方法で仏像が対馬に持ち込まれたとし、倭寇の略奪事実を認め浮石寺に引き渡すよう判決を出した。しかし検察側の控訴により仏像は浮石寺に引き渡されないまま2審裁判が進められている。