kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

大本営発表出ましたネ ―― 北朝鮮 14日に「地対地弾道ミサイル」2発発射と報道

昨日、
北朝鮮日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を
発射した件について。
本日、
北朝鮮の御用メディアである、
というか
北朝鮮には将軍サマが作った官製メディアしか存在しないのですが。
その
大本営広報部とも言えるメディア
朝鮮中央通信
日本海に向けて発射したミサイルについて
詳細を報じました。



北の将軍サマ報道部、
朝鮮中央通信が発表した内容によれば。
今回
発射されたのは
短距離弾道ミサイル『KN23』だそうで。
移動式の発射台(TEL)から
発射したそうな。
トレーラーに起立型の発射台を搭載して
自由に移動し、好きな場所から発射できるようにした物ですね。
それを使って
ミサイルを
南西部の黄海南道・長淵まで運んで。
そこから
日本海に向けて発射。
611.4キロの距離を飛翔して、
北東部の咸鏡北道清津沖の島に命中。
ざっとまとめると、
朝鮮半島の西海岸から
東側に向けてミサイルを発射。
南西から北東へ向けて
半島の上空を斜めに北上する軌跡で横切って、
東海岸の先に設置した標的に命中。
という具合ですね。
これが
大本営発表によると
『教育示範射撃訓練』だそうで。
いわゆる
『教導訓練』ですね。
新開発した兵器とか
新たに導入した戦術とかを、
実際に使って見せて。
それで、
他の部隊、兵士達に
使い方や戦術を教えていく、という。
つまり、
北朝鮮=北の将軍サマは、
短距離弾道ミサイルを使える部隊、兵士をどんどん増やして。
いつでも
どこからでも撃ちまくる事が出来るぞ、
と。
脅しているんですねコレは。



うーむ、
今までは
ミサイルを発射して、
その性能をひけらかすだけ、だったのが。
それでは
アメリカが見向きもしないので。
さらに一歩進めて、
実戦配備をアピールするようになりました。
というのが
専門家の見立てなんですけど。
ただ、
北の将軍サマ大本営広報部、報道部隊である
朝鮮中央通信を使って大々的に発表している所から見て。
対外的なアピールよりも、
北朝鮮内部へ向けて……
つまり、
北朝鮮人民に向けたデモンストレーション、
というか。
大戦果報告、みたいな。
そういう意味合いの方が強いのかなぁ……
って
考えると。
今月行われている
米韓合同軍事演習に対する、
北朝鮮内部の動揺って、
わざわざミサイルを発射して
対抗策をアピールしなければ治まらないほど、
それなりに影響デカイのか。
日韓メディアからは、
そういった解説は全く出てこないのですけど。
事実を解釈していくと、
そういう事になるよね。

 

 

jp.yna.co.kr

北朝鮮 14日に「地対地弾道ミサイル」2発発射と報道

【ソウル聯合ニュース北朝鮮朝鮮中央通信は15日、朝鮮人民軍のミサイル部隊で14日に地対地戦術弾道ミサイル2発を発射する「教育示範射撃訓練」を行ったと報じた。韓国軍は北朝鮮が14日に短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しており、これを指すとみられる。
 同通信が公開した写真によると、短距離弾道ミサイル「KN23」を移動式発射台(TEL)から発射している。
 同通信によると、ミサイルは南西部の黄海南道・長淵から発射され、611.4キロ離れた北東部の咸鏡北道清津沖の島に命中した。
 北朝鮮のミサイル発射は韓米の大規模な合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」に対抗するものとみられる。北朝鮮は同演習の開始前日の12日、潜水艦から巡航ミサイル2発を発射。14日には短距離弾道ミサイル2発を発射した。
 13日に始まった同演習は23日までの11日間、約20の野外機動訓練を実施し、韓米の連合防衛体制を強化する。