kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

またまた大本営発表ではないけれど…… ―― 北朝鮮の核魚雷、ロシア「ポセイドン」と類似

昨日、
北朝鮮が新たに出した大本営発表の内容について。
韓国メディアが
さっそく解説ニュースを出していたので。
関連するニュース記事に
ブックマークをつけました。



今回
北朝鮮
新たに発表した『核無人水中攻撃艇』。
これは
韓国専門家の分析では、
ロシアが米国を狙って開発して2019年に実戦配備したと主張する
原子力核魚雷『ポセイドン』と似た武器だろう、
と推測できるそうな。
これは
見た目が魚雷型をした自律型無人潜水機ですね。
発想自体は
かなり以前から存在していて。
日本もかつては
『回天』なんて魚雷型の特攻兵器を作っています。
魚雷を人間が操縦して敵艦に命中させる、
というコンセプトの
人間が操縦する部分をロボットとセンサーに置き換えて
自走させ。
目標に命中させる、という兵器です。
この
ロシアの『ポセイドン』は全長20メートル程度。
潜水艦に装填されるタイプの魚雷は
全長10メートル以下ですから。
通常の潜水艦の魚雷発射管には装填できない大きさで。
20メートル級となると、
駆逐艦の艦上から発射するタイプの運用が主流です。
それを
ロシアの場合だと、
タイフーン級という
全長150メートル以上もある超大型潜水艦に搭載して運用するのではないか、
と言われています。
で、
このロシアの核魚雷『ポセイドン』は
時速110キロ程度の速度で、最大震度1000メートル……
つまり水深1キロの海中を進んで。
狙った深海で起爆できる、と言われていて。
水深1000メートルになると
通常兵器では破壊しようがない場所なので。
防ぎようがない。
と、
そのように見られています。



まあ、
この性能スペックの数字は
ロシアが発表している内だけ容で。
現状では
それを裏付ける資料が存在しないので、
半分
眉ツバなんですけどね。
それはそれとして、
この
ロシアが発表した核魚雷『ポセイドン』と比べて、
北朝鮮が今回発表した「核無人水中攻撃艇」は、
水深200メートルより浅い、
海面に近い場所を航行していて。
これだと
通常の掃海作業で察知、破壊できます。
兵器として見ると、
なんというか……
兵器の完成度としては、
まだまだ開発し始めたばかり。
海のものとも山のものともつかぬ段階、ですねぇ。
今回の発表は
『開発を始めたぞ』と
アピールするのが目的なのかな。

 

 

japanese.joins.com

北朝鮮の核魚雷、ロシア「ポセイドン」と類似…専門家「過小評価すべきでない」

 北朝鮮が24日に公開した「核無人水中攻撃艇」は軌跡や攻撃目標などをみると、ロシアが米国を狙って開発して2019年に実戦配備したと主張する原子力核魚雷「ポセイドン」と似た武器体系だ。ただ、原子力核魚雷のポセイドンと違い、北朝鮮無人艇はまだバッテリーや燃料を使用すると把握されるというのが、専門家らの分析だ。
 ポセイドンは時速100キロの速度で航行し、最大射程距離が1万キロに達する。大西洋と太平洋から米国に核攻撃を加えることができるということだ。北朝鮮がこれと似た類型の武器開発に成功したとすれば、少なくとも韓国と日本は「無人核魚雷」の打撃対象に含まれる可能性がある。
 専門家らは大陸間弾道ミサイルICBM)と潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を活用した核攻撃の可能性、貯水池などを活用した変則挑発、核兵器の空中爆破など急激に拡大している北朝鮮の核力量に警戒心を高める時だと指摘している。
 北朝鮮大学院大のキム・ドンヨプ教授は「無人水中武器体系は世界的にも多様な形態の開発競争が激しい分野であり、すでに相当部分が現実化しているだけに、北の主張を過小評価してはいけない」と述べた。
 韓国海軍潜水艦「孫元一(ソン・ウォンイル)」初代艦長だったチェ・イル潜水艦研究所長も「今まで北が開発したSLBMなどは潜水艦の武器発射管に合うよう小型化する必要があったが、今回公開したものは発射管で撃つのではなくて核兵器搭載が相対的に容易であるはず」と警戒した。
 こうした中、韓米両国はこの日、在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)体系が2017年の慶尚北道星州(ソンジュ)に配備されて以降、基地の外で初めて発射台展開訓練が実施されたと明らかにした。これは昨年10月に遠隔発射装備が搬入されたことで可能になり、多様なところから発射できることになったという点でTHAAD防御範囲がさらに拡張したと解釈される。