kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

続報が出たけれど…… ―― 北朝鮮 弾道ミサイル少なくとも1発発射 EEZ外に落下か

昨日
北朝鮮が発射した
弾道ミサイルとおぼしき飛翔体に関する
続報が出ていたので。
関連するニュース記事の幾つかに
ブックマークを付けてみました。



この与太書きを書いているのは午前9時過ぎですが、
この時点で
先日の
ミサイル発射に関する
北朝鮮大本営発表はありません。
今年に入ってからは
ミサイルを発射しても
北朝鮮からの大本営発表ナシという
特殊な状況が続いています。
さらに、
今回発射されたミサイルは
朝鮮半島の西側、というか
西海岸に近い位置から発射されて。
半島の上空を通過して
東海岸の先、
日本のメディアは日本のEEZ外という表現を用いていますが、
北朝鮮の領海?
もしくはロシアの領海?
と思われる海域に落下しています。
そのため、
日本の哨戒機や哨戒艇を使って、
落下地点を確認出来ていません。
これは、
北朝鮮側が
意図して
日本の領海、EEZ内に入るのを避けたのは
間違いなくて。
残骸などを日米に確認、回収されるのを恐れたのか、
それとも
飛行軌道を把握されるのを避けたのか。
日本海上空を飛行してしまうと、
日本のレーダー網に補足されるので
軌道が
日米によって詳細に分析されます。
北朝鮮側は
それを回避しようとしたのだと
考えられますね。
そうなると、
今回
北朝鮮が発射したミサイルは、
いままで
日米が性能を把握していない新型である可能性の試射である
可能性が高い……
今のところ
メディアが発表している内容は
おおむね
そのような解説を付けています。



うーむ……
新型かぁ。
しかも
空母キラー・タイプですか。
でもまぁ、
北朝鮮有事に際して空母キラーって、
実際のところ、
あまり使いどころがないんですよねぇ。
航空戦力の投入を考えた場合、
アメリカが
空母を使い太平洋を渡って
日本に航空機を移送して。
航空機が
日本の飛行場から飛び立ち
韓国の飛行場を使用して移動すれば事足りるので。
北朝鮮周辺に
空母を展開する機会は、まずもって無い。
空母が直接攻撃を受けるリスクを考えると
限りなくゼロに近い。
いま、
韓国に米空母が帰港しているのは
政治的な示威行動としての意味が大きく。
軍事的な重要性は低いんですよねぇ。
しかしながら、
開発された技術、
採取された各種のデータは、
それ自体、
反米陣営との取引材料になるので。
北朝鮮にとっては
外貨獲得のための重要な商品たり得ます。
この辺が、
面倒くさいんですよねぇ。

 

 

 

www3.nhk.or.jp

北朝鮮 弾道ミサイル少なくとも1発発射 EEZ外に落下か

 防衛省は25日午前、北朝鮮から少なくとも1発の弾道ミサイルが発射されたと発表しました。日本のEEZ排他的経済水域の外側に落下したと推定され、防衛省が情報収集と分析を進めています。
 防衛省によりますと25日午前6時52分ごろ、北朝鮮の内陸部から少なくとも1発の弾道ミサイルが東の方向に発射されたということです。
 最高高度はおよそ50キロ、飛んだ距離は通常の弾道の軌道であればおよそ400キロと推定され、変則的な軌道で飛んだ可能性があるということです。
 落下したのは北朝鮮の東の沿岸付近で、日本のEEZ排他的経済水域の外側だということです。
 これまでのところ日本の航空機や船舶などの被害の情報は確認されていません。
 北朝鮮による弾道ミサイルの発射はことし6月5日以来です。
 防衛省によりますと、北朝鮮によるミサイル発射は巡航ミサイルも含めてことし19回目で、かつてない頻度で発射を繰り返しているとして、情報の収集と分析を進めています。

 

 

jp.yna.co.kr

北朝鮮弾道ミサイル 高度60キロ・飛距離600キロ=韓国軍「重大な挑発行為」

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は25日、北朝鮮が同日朝に西部の平安北道・泰川付近から朝鮮半島東の東海上へ発射した短距離弾道ミサイル1発について、高度約60キロ、飛距離約600キロで、速度はマッハ5(音速の5倍)だったとの分析を明らかにした。専門家はロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の北朝鮮版と呼ばれる「KN23」と似ていると分析している。
 金承謙(キム・スンギョム)合同参謀本部議長はミサイル発射直度にラカメラ韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)との会議で情報を共有し、東海で予定する韓米の海軍による合同海上演習などを通じ、より強固な連合防衛体制で北朝鮮の挑発に対応することを確認した。
 韓国軍は弾道ミサイル発射について「朝鮮半島をはじめ国際社会の平和と安全を脅かす重大な挑発行為であり、国連安全保障理事会の決議に対する明白な違反」と批判。直ちにやめるよう強く求めた。また、新たな挑発に備えて韓米間の緊密な連携の下、関連動向を追跡・監視するとともに、「北のいかなる挑発にも圧倒的に対応できる能力を基に確固たる対応態勢を維持する」と表明した。
 今月23日に韓国南部の釜山作戦基地に米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」を中核とする空母打撃群が入港した。東海で韓国海軍と合同海上演習を行う予定であることから、北朝鮮が新たに潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射などの軍事挑発に出る可能性も指摘される。

 

 

japanese.joins.com

北朝鮮、韓米連合訓練の前日に東海にSRBM発射

 北朝鮮が25日、また短距離弾道ミサイル(SRBM)を発射した。26日から4日間、米国の原子力空母と原子力潜水艦を動員した大規模な韓米海上連合訓練が実施される東海(トンヘ、日本名・日本海)上に向けてだ。北朝鮮弾道ミサイル発射は6月5日以来112日ぶり。先月17日に巡航ミサイル2発を発射してから39日ぶりの挑発だ。大統領室ではこの日午前、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長が国家安全保障会議(NSC)を開き、対応について議論した。
 韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は25日午前6時53分ごろ、平安北道泰川郡(テチョングン)一帯から東海(トンヘ)上にSRBM1発を試験発射した。韓米軍当局はミサイルの飛行距離を約600キロ、高度を約60キロ、速度をマッハ5程度と探知した。浜田靖一防衛相は「変則軌道で高く飛翔した可能性があり、日本の排他的経済水域EEZ)の外側に落下した」と明らかにした。

◆NSC「北が先制核攻撃法制化後に初めて挑発」
 NSC常任委の出席者は「今回の発射は9月8日の北の戦術核先制使用を公式化した核武力政策法制化発表以降初めての弾道ミサイル発射という点に注目し、米国および友好国と連携して積極的に対応していくことにした」と大統領室は伝えた。岸田文雄首相は「北朝鮮の行動は我が国のみならず地域や国際社会の平和と安全に関わるものであり、断じて容認できない」と述べた。
 軍関係者によると、北朝鮮はこの日、移動式発射台(TEL)から「北朝鮮版イスカンデル」と呼ばれるKN-23系列ミサイルを発射したと推定される。KN-23は目標物付近で高く上昇してから落ちるように飛行する変則機動が特徴であり、迎撃が難しい。
 一部では今回の発射が23日に釜山(プサン)に入った米海軍原子力空母「ロナルド・レーガン」(CVN-76)を狙った示威という解釈もある。今回の訓練には、北朝鮮全域を射程圏とするトマホーク巡航ミサイルを搭載した攻撃型原子力潜水艦アナポリス」(SSN-760)までが参加し、北朝鮮の立場では強い脅威という状況だ。「ロナルド・レーガン」を主軸で米空母打撃群が26~29日に東海公海上で海軍と大規模な連合訓練をする予定であるため、訓練場所にミサイルを発射したということだ。
 しかしKN-23は地上軍事施設のような固定標的でなく空母など移動する海上標的を攻撃するには適していないという分析もある。実際、今まで北朝鮮はKN-23の正確度を把握するために咸鏡北道吉州郡(キルジュグン)の無人島に向けて試験発射してきた。ただ、無人航空機(UAV)から標的情報を受ければ移動する空母を攻撃するのも技術的に不可能ではない。「北が最終的にKN-23を空母打撃用として開発する可能性がある」というのが専門家らの指摘だ。
 北朝鮮がすでに試験発射した極超音速ミサイルも「空母キラー」となる可能性が高い。ミサイル専門家のクォン・ヨンス元国防大教授は「KN-23や極超音速ミサイルはともに変則飛行をするため、現在のイージス防御体系では迎撃が難しい」と憂慮した。米国はイージス艦から極超音速ミサイルを迎撃するためのSM6艦対空ミサイル改良事業を進めている。韓国軍当局は2025年から実戦配備する正祖大王級イージス駆逐艦にSM8ミサイルを搭載する計画だ。
 一方、北朝鮮内では軍事的な動きが相次いで表れ、軍当局が注視している。北朝鮮が新型潜水艦の進水を準備する状況がみられるという。最近、米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は民間衛星写真に基づき、新浦(シンポ)造船所周辺にバージ船など船舶6隻が集結したとし、新しい潜水艦の進水を準備している可能性を提起した。続いて「過去1年間、新浦造船所近隣の車両の交通量などを分析した結果、新型潜水艦建造に関連する進展があるとみられる」と分析した。

◆北、SLBM装着可能な潜水艦開発か
 北朝鮮はその間、何度か潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を試験発射したが、これを実戦運用する潜水艦は確保していないと把握された。北朝鮮が現在運用する潜水艦のうちSLBM装着が可能なのはコレ(鯨)級潜水艦(「8・24英雄」)が唯一だ。しかしこれも水中移動中の発射能力が検証されていないうえ発射管が1つであり、SLBM実戦運用能力は立証されていないと評価された。
 ハイノネン元国際原子力機関IAEA)事務次長(現スティムソンセンター特別研究員)はボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューで「北が新型潜水艦に核弾頭を搭載できるSLBM技術を確保する場合、域内の核防御力量を弱化させる」と懸念を表した。
 米戦略国際問題研究所(CSIS)が運営する「分断を越えて(Beyond Parallel)」は、北朝鮮が「西海衛星発射場」と呼ばれる平安北道鉄山郡東倉里(トンチャンリ)発射場で大規模な工事を進めていると22日、伝えた。6日に撮影された衛星写真で非公開地下施設建設作業と推定される動きがみられるという。人工衛星打ち上げに使用される長距離ロケットは大陸間弾道ミサイルICBM)技術に転用される。