kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

残念だなぁ…… ―― 京都・保津川下りの舟が転覆、船頭1人死亡し1人行方不明

最近、
日本国内主要メディアで
やたらと取り上げられている、
と感じる
このニュース。
ということで、
私も
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。



去年の
知床観光船遭難沈没事件を想起させるからなんですかねぇ。
今回は、
乗客が全員無事に救助されたのが、
不幸中の幸いでした。
事故原因とか、
事故の詳細とか問題点とか。
そういったものは、
これから進む捜査で明らかになると
思われますけど。
現時点で、
マスコミが報じている断片的な情報の中から
私的に気になる点として。
事故を起こした
観光船というか遊覧船というか
川下り船。
これには
本来、無線機が搭載されていなければならず、
努力義務づけられていていたのですが。
今回事故を起こした遊覧船には、搭載されていなかったそうで。
去年、
知床観光船が遭難した後、
無線機で連絡が取れない状態であったのが問題となったので。
全国で一斉点検した時に、
行政から
指導というか指摘を受けたらしいのですけど。
結局、
対応を先送りして
今回の事故に至りました。



なんというか、
私的には
知床観光船遭難事件の教訓が生かされなくて。
残念だなぁ、と。
今回
無線機の有無が
事故の原因とか被害の拡大になんらかの影響を及ぼした、
と、
現時点でそう見える情報は出ていませんけど。
行政から
安全対策の不備を指摘されて
改善を求められて。
それでも
対応できず問題を先送りにしていた事業者が、
人命に関わる重大事故を起こす、
という。
これは
知床観光船の遭難事件に限らず
昔から
そういう傾向が顕著に出ているのに。
また
同じ事の繰り返しになってしまったなぁ。

思ったり。
観光業が
経済的にキツイ厳しい状況にあるのは判るんですけどネ。
コロナ禍が続いた2~3年の間に
私の知っている観光地の売店とかも、
けっこうな数、
減りましたし。
残っているところだって、
かなりのダメージ背負っていて。
設備を増やせる余裕がない、
ってね。
事情があったとしても。
自然は
手加減なんてしてくれません。
なんだかんだ
理屈をつけて備えに手を抜いた人間を
容赦なく叩き潰します。



なんとかならんかなぁ……

 

 

www.yomiuri.co.jp

京都・保津川下りの舟が転覆、船頭1人死亡し1人行方不明…乗客25人は全員救助

 28日午前11時30分頃、京都府亀岡市桂川保津川)で、保津川遊船企業組合から保津川下りの船1隻が座礁した、と119番があった。京都中部広域消防組合消防本部などによると、こども3人を含む乗客25人と船頭4人の計29人が乗船していたが、船は転覆し、船頭の男性(51)の死亡が確認された。別の船頭の男性の行方も分かっておらず、警察と消防が捜索している。乗客25人は全員救助され、命に別条はないという。 保津川下りは、亀岡市から嵐山までの約16キロの渓流を約2時間かけて船で下る人気の観光コース。座礁した現場は、流れが激しい大高瀬付近とみられるという。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

京都・保津川下り転覆、下流の遺体は行方不明の船頭と確認…水深3mの川底で発見

 京都府亀岡市保津川桂川)で29人が乗った「保津川下り」の遊覧船が転覆した事故で、府警亀岡署は30日、行方不明だった船頭の関 雅有まさくに さん(40)(亀岡市)の遺体が、現場の下流約400メートルで見つかったと発表した。事故による死者は2人目。
 発表によると、遺体は30日午前11時頃、水深約3メートルの川底で見つかり、同署が関さんと確認した。
 事故は28日午前に発生。保津川遊船企業組合によると、船尾で 舵かじ を使っていた船頭が転落後に船が岩に衝突して全員が投げ出され、船首で 棹さお を操っていた田中三郎さん(51)が死亡した。

 

 

 

www.sankei.com

保津川下り転覆事故 舟に無線なし 消防通報までに30分

 京都府亀岡市桂川保津川)で28日に観光客向け川下りの舟1隻が転覆し船頭1人が死亡、1人が行方不明となった事故で、運航していた保津川遊船企業組合は29日、記者会見し、転覆した舟には無線がなく、消防への通報に30分以上かかったと明らかにした。国土交通省ガイドラインでは舟への無線設置が望ましいとされており、組合は「適切な無線を準備している途中だった」とした。
 国交省が平成25年に策定した「川下り船の安全対策ガイドライン」では、全ての舟への無線設置が望ましいと規定。組合側は、設置を急ぐよう国交省から定期的に指導を受けており、適切な無線機やトランシーバーを探していたという。
 全長約16キロのコースには通信環境が悪く無線が通じにくい場所が存在。今回の舟の転覆後、10分後に出発した後続船が現場から無線で組合本部へ連絡したが、無線が通じにくく、消防への通報に時間がかかったという。
また船頭4人のうち、無事だった2人は組合の聞き取りに対し、舵担当の船頭が空振りする「空舵(からかじ)」状態となり、バランスを崩して川に転落、ほかの3人でコントロールしようとしたが、岩にぶつかって転覆したと説明。その間、十数秒だったという。
 組合は28日、船頭を含む全員が救命具を着用していたと説明したが、亡くなった船頭の田中三郎さん(51)は発見時、ベルト型の救命具を着用しておらず、川に落ちた後に外れたか、身に着けていなかった可能性がある。
 運輸安全委員会の船舶事故調査官2人は29日、現地を訪れ、転覆した舟を調べたり、関係者から事情を聴いたりした。
 事故は28日午前11時ごろ発生。乗客25人と船頭4人の計29人全員が川に落ちた。乗客25人と船頭2人は救助された。京都府警や消防は29日も、行方不明となっている船頭の男性(40)の捜索を続けた。
 会見した豊田知八(ともや)代表理事は「お客さまに怖い思いをさせて申し訳ない。なぜ事故が起きたのかしっかりと検証する」と陳謝した。