kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これは酷い…… ―― 陸自ヘリとみられる機体、水深106mの海底から引き揚げ

先月6日に
沖縄県宮古島沖で消息不明となり。
その後、
海底で発見された
陸上自衛隊のヘリコプターが
本日
海中から引き揚げられました。
それで、
引き揚げ時の様子がニュースとして取り上げられていましたので。
さっそく
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。



けど、
何というか、
『木っ端みじん』と言ってしまうと言い過ぎになりますが。
機体が原形をとどめていません。
バラバラです。
公開された写真を見ると、
操縦席を含めた前方部分と
尾翼というかテイルローターまで続く、
日の丸が印刷されている部分は
かろうじて
元の形が確認出来るのですが。
中央部分というか
キャビン(カーゴ)部分が破裂四散していて。
どこが天井で床なのか、
一目では判別出来ないほど破損しています。



この状況はねぇ、
ちょっと
素人考えでは
まったくの想像外というか。
前と後ろが、ほとんど無傷に近い形で
真ん中部分が壊れている。
あと、
ローター部分が胴体の先から断絶している、
これから
想定される墜落状況、
というか。
海面に激突した時の機体状態、姿勢って
どうなるんだコレ……
素人考えだと、
まず
海面に激突した衝突箇所の破損が一番激しく損傷するだろう、
と予想できるので。
その線で考えると、
海面に激突したのは胴体部分、
となります。
先日
ブックマークを付けたニュース記事内に
『機体に横方向の強い衝撃が加わった可能性』という推測が
出ていましたけど。
おそらく
この流れから推察したのだろう、
と思われますね。



ただそれで、
ここまで跡形も無く粉々になるのか、
というと、
うーん……



ところで
ネット上などコメントを見ていると
機体の破損が『水圧で潰れた』とか
間違った見解を出している人がいますけど。
それは無いですから。
水圧で潰れるのは、
潜水艦とかみたいに
機体外部の海中に対して内部が1気圧の空間に保たれていて。
内外で圧力差がある場合に起きる現象で。
今回みたいに
墜落して海中に水没する場合、
内部にも海水が入ってくるので。
機体の中と外での圧力差(水圧差)は発生しません。
なので、
機体の破損は
墜落して海面に激突した時の衝突エネルギーによるもの、
と考えられます。
それで、
まず真っ先に
もっとも破損状態が酷い部分が
激突時に一番大きな衝撃を受けた箇所=海面に激突した箇所、
と考えられるのですけど……
今回のこれはねぇ……

 

追記:
フライトレコーダーの回収が発表されました。
これで
事故原因の究明が大きく進展しそうです。
水深100メートル超えの中で
機体は、
酷く破損した状況で。
回収作業班のお手柄ですね。
あと、
今回事故を起こした機体は
視察中でしたので、
機内の会話を録音していた、
とか
機外の様子を撮影していた、
記録媒体が残されていれば……
視察中なら、
何かしらの記録を取っているハズですよね。
いや
そこまで
望むのは無理かなぁ。

 

 

www.yomiuri.co.jp

陸自ヘリとみられる機体、水深106mの海底から引き揚げ

 陸上自衛隊員10人が搭乗した多用途ヘリコプターが沖縄県宮古島周辺で行方不明になった事故で、陸自の委託を受けた民間サルベージ会社の作業船「航洋丸」が2日、水深106メートルの海底から事故機とみられる機体を引き揚げた。
 陸自などによると、機体が沈んでいたのは、宮古島近くにある伊良部島の北約6キロの地点。航洋丸は4月28日に現場海域に到着し、機体を大型の網に収める作業を続けていた。
 2日午前、現場海域で作業をしている航洋丸の甲板では、海中に降ろしたワイヤを慎重に引き揚げる様子が確認できた。午前11時45分頃、航洋丸がワイヤを巻き上げると、網に包まれた機体が水面に姿を見せた。
 機体の周辺ではこれまでに6人の遺体が収容され、うち5人は隊員と確認されている。自衛隊は残る1人の身元確認を進めるとともに、行方不明のままの4人の捜索を急いでいる。
 事故を起こしたのは陸自のヘリ「UH60JA」で、4月6日午後3時46分、宮古島分屯基地を離陸し、同56分、レーダーから消えた。同機には、死亡が確認された第8師団の坂本雄一・前師団長(55)らが搭乗していた。

 

 

 

www.sankei.com

陸自ヘリ主要部分引き揚げ 大きく破損、原形とどめず

 沖縄県宮古島付近の陸上自衛隊UH60JAヘリコプター事故で、民間作業船は2日、海底から機体の主要部分を甲板上に引き揚げた。陸自は機体の損傷状況やフライトレコーダー(飛行記録装置)を調べ、事故原因の解明を急ぐ。政府関係者への取材で分かった。
 これまでに遠隔操作型無人潜水機(ROV)で機体を大型の網の上まで移した。2日、網に包み込まれた状態でつり上げられた機体は、原形をとどめないほど大きく壊れていた。 現場海域はここ数日で一番の快晴となったが、沖合の波は高い状態。作業船の甲板には2日朝からヘルメットを着用した船員の姿が複数あった。
 1日の機体回収に向けた準備作業では、作業船が新たに1人を引き上げ、死亡が確認された。自衛隊の捜索で4月に海底から見つかり、残されていた1人と同一かどうかは不明。陸自が死因や身元の特定を進める。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

引き揚げた陸自ヘリから「フライトレコーダー」回収…飛行姿勢や高度など記録

 陸上自衛隊員10人が搭乗した多用途ヘリコプターが沖縄県宮古島周辺で行方不明になった事故で、海底から引き揚げられた機体から、飛行姿勢や高度を記録する「フライトレコーダー」が回収されたことがわかった。政府関係者が明らかにした。