私が
いま生活している場所は
横浜の外れなので。
熊被害とは
ほぼほぼ無関係。
毎日
接点がありません。
ですが、
数年前まで
札幌で暮らしていた身として、
こういうニュースを見ると……
しかも、
被害者男性は５２歳ですよ。
なんかもうねぇ、
色々と想像できてしまって。
つらいです……
クマに襲われたか 北海道 福島町で52歳男性が死亡 警戒続く
2025年7月12日 18時21分
12日未明、北海道の福島町で「男性がクマに襲われた」という通報があり、警察などが捜索したところ、新聞配達員の52歳の男性が茂みの中で倒れ死亡しているのが見つかりました。
男性を襲ったとみられるクマは見つかっておらず、警察などは24時間態勢でパトロールをして警戒を続けることにしています。12日午前3時前、福島町三岳で「男性がクマに襲われた」と近くにいた人から警察に通報がありました。
警察などが周辺を捜索したところ、近くに住む新聞配達員の佐藤研樹さん（52）が茂みの中で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
体にはひっかかれたような傷が複数、確認されたということで、警察はクマに襲われたとみて詳しい状況を調べています。
現場は福島町役場から北に700メートルほど離れた場所にある空き地で、周りには住宅や老人ホームなどが建ち並んでいます。
男性を襲ったとみられるクマは見つかっておらず、警察や消防などは今夜から24時間態勢で町内をパトロールするほか、地元の猟友会とともに範囲を広げてクマをさがすことにしています。
クマによる人身被害が発生したことを受けて、道は2022年に制度が出来てから初めてとなる「ヒグマ警報」を福島町に発出し、ゴミを屋外に放置しないことやヒグマが活動する早朝や夕暮れ時などは特に気をつけるよう呼びかけています。目撃した男性 “クマが覆いかぶさっている状態だった”
クマが新聞配達員の男性に襲いかかっている様子を目撃したという男性が、NHKの取材に対し、当時の様子などを語りました。
男性は「きょう午前2時半ごろ、家の外から何か叫び声のような声が聞こえたので玄関のドアを開けたところ、クマが人に覆いかぶさっている状態だった。声を出して追い払おうとしたがクマは逃げず、警察に通報しているうちに男性を引きずって連れて行ってしまった」と話していました。
そのうえで「新聞が届けられていたので、自転車のある場所まで戻ろうとした時にクマと鉢合わせをしてしまったのではないか。男性とは顔見知りで、会えば世間話をする間柄だったので、何とかしてあげたかったが、その時は声を出すことしかできなかった。まさか自宅の前にクマが現れ、こんなことが起きるなんて夢にも思わず、恐怖を感じている」と話していました。新聞販売所 “3日前にも配達中にクマと遭遇の報告”
亡くなった佐藤さんが勤めていた北海道福島町にある新聞販売所によりますと、佐藤さんは12日朝、新聞を配達中だったということです。
NHKの取材に対し新聞販売所の所長は「野生のクマなのでどうしようもないが、町内では最近、クマが相次いで出没していた。3日前に佐藤さんから『配達中にクマと遭遇してびっくりした』という報告もあり、『くれぐれも注意するように』と話をしていたところだった。長年まじめに働いてもらってきたスタッフだったので本当に残念だし、今はパニックの状態です」と話していました。福島町長 “住宅街での被害 これまでの常識では考えられない”
北海道の福島町は12日午後、警察や消防と今後の対応について協議し、24時間態勢でのパトロールを12日夜から始めるなど警戒を強化することになりました。
具体的には、警察や消防などが12日夜から24時間態勢で町内をパトロールするほか、地元の猟友会のハンターも出てクマの出没が想定される場所など範囲を広げてクマをさがすことにしています。
福島町の鳴海清春町長は「クマが住宅街に出てきて人に被害を及ぼし、これまでの常識では考えられないことが起きている。専門家の意見なども踏まえ対策を行い、二度とこういうことが起きないようにしていきたい」と話していました。北海道 クマに襲われ死亡する被害相次ぐ
北海道では過去にも人がクマに襲われて死亡する被害が起きています。
2023年の11月には、福島町などにまたがる大千軒岳で、1人で登山をしていた男子大学生がクマに襲われて死亡しました。
同じ年の5月には、幌加内町にある朱鞠内湖で釣りに訪れていた男性が遺体で見つかり、警察は状況などからクマに襲われたとしています。
このほかことし4月には、美唄市で70代のハンターが1人で山中に入っていたところ、クマに襲われてけがをしています。
