まだまだ余波続きの、
『高市首相存立危機事態』騒動。
その先の展開として、
インターネット上のSNSを使っての印象操作を仕掛けてくるだろう、
と。
私的に予想していました。
そこ予想通りに、
中国側がSNSに
日中外務省代表者会合時の写真を公表して。
これが
なかなか面白い、というか
興味深い内容だったので。
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。
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って、
このニュース自体は
日中外務省局長の直接会談も、
その時の中国側の写真公開も
数日前の出来事でして。
現在は、
さらにその先に進んでいます。
なので、
ここで取り上げるのは周回遅れになりつつあるのですが。
この写真公開が、、
それ以前とそれ以降の流れが完全に変わってしまった
『ターニングポイント』となっているのが。
今現在まで来ると
よく分かりますから。
今回、
与太書きに取り上げる事に決めました。
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でまぁ、
その問題写真ですが。
18日に北京で開催された
日中両国の外交当局の局長協議時の写真になります。
その内容は、
中国局長が制服のポケットに両手を突っ込んで
『昭和のヤンキー』よろしく、
肩を怒らせた姿勢で日本局長を睨みつけていて。
それに対して、
日本局長が委縮し頭を下げるような姿勢を取っている、
という。
この写真画像が、
協議終了直後から
中国のSNSに出回ったそうで。
『日本が中国に頭を下げた』と、
中国SNSで
たいそう盛り上がったそうな。
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でまぁ、
実際のこの写真の評価ですけど。
完全に中国国内向けのパフォーマンスで。
中国外からの評価は、
よろしくありませんw
というか、
『中国が日本を威圧、威嚇している図』という評価まぁ、
見たまんまでして。
共感もしなければ支持もしない。
ひとまず距離を置いて、
自分たちに火の粉が降りかかるのを避けながら模様眺めしている。
という具合。
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私的には、
この写真の登場は、かなり意外でした。
というか、
中国が何らかの印象操作をやってくると予想していましたけど。
私の予想では、
ここで取り上げた写真の中国の立場で
『昭和のヤンキー』よろしく暴力的な攻撃姿勢をムキ出しにして威嚇するのが
日本の役回りで。
委縮するのが
中国の役回り。
そんな映像を切り取って、
『軍国主義・日本に攻撃されている中国』みたいな。
そういうストーリーを
中国内外に印象付けて
日本を攻撃してくる、と。
実際の場面でそのような映像が撮影できなくても、
生成AIなどを使ったフェイク画像を作成して。
それを発表し、
『軍国主義・日本』を強調した印象操作、工作を試みて。
日本を攻撃してくる。
そう予想していたので。
中国外務省が
丸っきり
真逆の手を打ってきたのには驚いています。
国外の評判を度外視して、
中国内の歓心を買うために形振り構わず一手を打ってくる、
とかね。
中国側の目的は、
日本を断罪するのではなくて。
中国国内の支持を取り付けるのが最優先事項なのだ、と。
その意図が
この1枚から明確に伝わってきます。
両手ポケットで話す中国の局長…「調整なしでプレスアレンジ」と官房長官が不快感
18日に北京で開かれた日中両国の外交当局の局長協議を巡り、木原官房長官は19日の記者会見で「日本側としかるべく調整されない形でプレスアレンジ(撮影機会の提供)が行われた」と不快感を示し、中国政府に申し入れを行ったことを明らかにした。
局長協議の後、ポケットに手を入れた中国の 劉勁松リウジンソン ・アジア局長が、日本外務省の金井正彰アジア大洋州局長に話しかける映像がメディアに撮影され、報じられている。