kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

東電、焦ったのかな……

昨日の、福島原発事故での作業員に被曝者発生の第一報から、
今日になると具体的な状況がニュースで次々と流れてきました。
被曝した人は、原子炉の隣のタービン建屋の中で配電の作業をしていたこと。
そこには、昨日にはなかった水がたまっていたこと。
この水は、通常原子炉の中に存在する排水の1万倍の放射能を検出したことなど。
聞いた話だけで状況を組み立てると、
放射能検知器は使ってなかったのか? なぜ昨日と状況が変化している中で作業を進めたのか?
そもそも、協力会社の社員が単独で行動していていいのか? 連絡役として東電社員が常に帯同していないのか?
などなど。
作業の流れとして、理解に苦しむところが多々あります。
東電さん、被害がどんどん拡大して、仕事を焦って進めたのですかね?
だとしたら、それは大きな間違いです。
今回の原発事故、
最初の判断ミスで、大きな事故が起きてしまいました。
そのミスのツケは、もう取り返すことはできません。ここで焦っても、出さなくてもいい新たな犠牲を増やすだけです。
事ここに至れば、もうどれだけ時間がかかろうと、一歩一歩確実に問題を処理して復旧を進めていくしかありません。
一挙に事態が解決する、魔法の手段なんてものは、存在しません。
これで、作業員が死ぬことになれば、東電は倒産するしかないでしょう。社会がその存在を許しませんよ。
もっとも、このまま確実に作業を進めても、その間に増えていく補償対象のために、
結局、東電は倒産するかもしれませんが。
進むも地獄、引くも地獄……というか、進むしかないんですけどね。
ジタバタする時期は、もうとっくに過ぎているんですよ。
追記:
この被曝事故が起きたのは、3号機のタービン建屋の地下室なのですが。その後の調査で、1号機のタービン建屋の地下室の中からも同様の排水が検出されました。
さあさあ、予測不可能な事態が続々と出てきましたよ。