kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

安部元首相返り咲き――これがどういう意味をもつのか

今日の気になるニュース、もう一つは。
自民党総裁選の結果です。安部元首相返り咲き、ですって。40年ぶりの決選投票。56年ぶりの逆転だそうです。


【自民総裁選】新総裁に安倍氏 決選で石破氏を逆転  - MSN産経ニュース 【自民総裁選】新総裁に安倍氏 決選で石破氏を逆転  - MSN産経ニュース

【自民総裁選】石破氏が165票で1位 地方票、自民党が発表 - MSN産経ニュース 【自民総裁選】石破氏が165票で1位 地方票、自民党が発表 - MSN産経ニュース


国内の反応は……好意的なのですかねぇ。


【自民総裁選】財界は安倍新総裁を歓迎 - MSN産経ニュース 【自民総裁選】財界は安倍新総裁を歓迎 - MSN産経ニュース


気になるのは海外の反応ですが。今のところまだニュースには流れてないので、よくわかりません。
ただ、混沌とした最近の日中韓米において、この選挙がどういう意味を持つのか。
私は。この自民党の総裁選にも日本政府(=官僚)のメッセージが込められていると思います。
それは――

日本は親米に回帰する。TPPも受け入れる。ただし郵政資産は渡さない。それを差し出せ、というのなら、また親中に戻る。

というところでしょうか。
自民党=親米。その中で、郵政造反組を受け入れた安倍首相が選ばれた、というのは、そういうことなのでしょう。
もっとも、このメッセージが活きるためには、次の選挙で自民党が与党に復権することが大前提ですけど。
そのために、これからマスコミを使って、猛烈な自民党プッシュが始まるはずです。
そして、親米、TPP参加を錦の御旗にして、保守大合同が起きるはずです。
その後、臨時国会の冒頭で選挙へとなだれ込むのではないでしょうか。

さあ、どうなることやら。
追記:
まあ、勝手な予想ですけど。
仮に、選挙でTPP参加を掲げた自民党が負けた場合、日本は中国とのよりをもどすために、尖閣から手を引く提案(国連委託、共同管理)を中国に持ちかけて、
仲直りをするのではないか、と予想しています。
そのときに、小沢一郎代議士がふたたび表舞台に立つのではないでしょうか。
もしくは彼の人脈を受け継いだ、田中真紀子代議士、もしくは細野豪志大臣とか……御輿として出てくるのは、このあたりですかねぇ。
追記の追記:
こうして考えると、小沢一郎代議士の目指した二大政党政治というのは、親米=自民党とそのカウンターパートとしての反米勢力、
という2つの政治権力を作り上げることで、アメリカの暴威から日本の自主独立を護る、という狙いだったのではないか、と思うのです。
でも、そんな彼の狙いを理解しているのは、たぶん鳩山一郎元首相だけだったのではないでしょうか。
それ以外の人には誰も話していなかったのではないのかなぁ(あと可能性があるのは、輿石東幹事長にも話していたかも)。
だから、菅直人野田佳彦なんて、何もわからず政権の中枢について、結果、政治を引っかき回すだけになってしまった。
民主党の迷走は、そんなところに理由があったのだと、今になるとそう思えるのですよねぇ。