どうしてそういう結論になるのか、さっぱりわからない──米政府の円安けん制でウォン高ドル安進む

今日の気になるニュースは……
北朝鮮の動向が気になるといえばそうなのですけど、これが「死ぬ死ぬ詐欺」みたいな進行で。
ハッキリした中身がなくグズグズの内容が続いてばかり。
今のところまとめようがなくグダグダにしかならないので、決着が付いたら改めて取り上げたいなぁ。
とか考えているワキから韓国の為替相場のニュースが出てきました。

Chosun Online | 朝鮮日報　米政府の円安けん制でウォン高ドル安進む

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記事入力 : 2013/04/15 17:35

【ソウル聯合ニュース】１５日のソウル外国為替市場ではウォン高ドル安が進み、午後２時９分に１ドル＝１１２０ウォンで取引された。１２日の終値より９．１ウォン上昇した水準。市場関係者らは日本政府の円安誘導政策に米国が警告したことがウォン高につながったとみている。
米財務省は１２日、米議会に提出した為替報告書で「日本が競争的な通過切り下げを慎むよう引き続き迫っていく」と明らかにした。
ある市場関係者は「円・ドル相場で円安が進んでいる影響でウォン・ドル相場ではウォン高傾向にある」と説明した。
ただ北朝鮮が故金日成（キム・イルソン）主席の生誕記念日「太陽節」（１５日）を迎え、依然として北朝鮮リスクが存在するだけに１ドル＝１１２０ウォンを切ることはないとの見方もある。
そのため、当面は１ドル＝１１３０ウォン前後で動くと予想される。　

聯合ニュース

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リンク先は、聯合ニュースが朝鮮日報日本語版に転載された記事です。
内容は、ここのところウォン安基調が続いていた韓国の為替相場ですが。
先週末から今週明けてウォン高に転じた事を報じています。
それ自体は取り立てて珍しい事ではないのですけど。
ウォン高に転じた原因が、米財務相が提出した為替報告書で日本政府の円安誘導政策に警告を発したことにある、と分析しているのですが……？
ええっ、なにそれ、どういう理屈でそうなるの？
アメリカが日本の円安誘導金融政策に警告を発したのなら、円高ウォン安に転じる、はずですよね？
なぜ、円安ウォン高になるのでしょうか？
原因と結果をつなぐ理論説明がいっさいなされていないので、何を持ってそう理由付けているのかさっぱりわかりません。
俺がそう思ったからそうなるんだ──ってジャイアニズムですか？
これについて、日経新聞でも同じく米財務省の為替報告書の内容について取り上げた記事があるのですが。
韓国、中国を含めた新興国の為替動向にも注視する旨を書いていて、とくに韓国は名指して「覆面為替介入をしたのではないか、と市場の関係者は見ており、監視が必要な事」を報告書の中で言及している、と日経の記事で載せているですよね。
その結果のウォン高で、米財務省の為替報告書が原因なのですけど。日本はウォン高とあまり関係ないのですよ。とね。
自分に都合の悪いことは全部日本のせい──それが韓国クオリティ、
と言う事実がよくわかる記事でした。

追記：
日経の記事、ネットには転がっていないので。
後でどこかから拾って載せておこうかな。